アーカイブ: 日本国内

[ちきゅう座]青年の教養が向上しない本当の理由について

 坊さんには元教師が多く彼らが集まって話していました。「あの先生も亡くなってしまったそうですな。」、「ええ、定年迎えたばかりでやっとゆっくりできるはずでしたが、皆なかなか持ちこたえられませんな」と。何かとストレスの多い先生方、何とか踏ん張って定年退職を迎えこれから年金も満額もらえる。ところがその定年退職した教師の大半がそこで力尽きその2,3年以内に亡くなってしまうとのことでした。これはもう10年近く前の会話です。今はもっとすごいことになっていて中学校教師の6割弱が過労死ラインを超えているとのこと。
 これは教科教育と部活活動の優先順位の逆転からの出る現象。どうも学校側の虚栄心によるのか中身より外形的な見栄えを優先させている姿勢が数々の悲劇を生みだしているように見えます。先生、教育委員会も羅針盤無しに右往左往あらぬ方向へと迷走を繰り返し、それに生徒たちが巻き込まれてしまっている現状が示されています。莫大な時間と労力を傾注し文字通り命を削りながら懸命の努力をしながらも生徒をも巻き込んで誰も幸せにも豊かにならず悲劇を生みだす壮絶な浪費の実態が浮き彫りになっています。
 先生方、誰かにお仕着せられた「夢」を語るでなく、まず自分の内から出てくる素直な「夢」をかなえ、生徒にもかなえさせてやるようにしてはいかがでしょうか?なぜならそのかなえる「夢」とは、ただ「十分な睡眠をとりたい」でしょうから。
(seiryuu)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
青年の教養が向上しない本当の理由について
転載元)
<阿部治平:もと高校教師>

――八ヶ岳山麓から(226)――

すでに2ケ月余り前になるが、文部科学省が小中学校の教員の勤務実態調査を公表した。10年前と比較して勤務時間が4時間から5時間余り長くなり、中学では週63時間18分だ。いわゆる「過労死ライン」に達する計算となる週60時間以上の勤務は、小学校で3人に1人、中学では6割近くにのぼる(毎日2017・04・29)。

この統計の中身には、部活動指導時間が無視できない位置を占めている。以下これについて述べる。

中学高校の教師になると、だれでも部活動「顧問」をやらされる。むりやり顧問にさせられた結果どうなるか。経験のないスポーツ部をあてがわれ、生徒にばかにされたことのある教師はごまんといるだろう。最近の悲劇的な例は、栃木県高校山岳部の合同冬山訓練で雪崩によって亡くなった若い教師である。彼は登山経験がなく、積雪斜面のもつ危険が全然わからないまま生徒を「引率」して、ともに死に至ったのである。私は「山屋」としてことばがない。

スポーツ科学を含めて、その指導法をまともに修得した教師がどのくらいいるだろうか。有名指導者(監督)でも、たいていは練習内容は自分の経験から一歩も出るものでなく、「千本ノック」などの反復練習と「根性教育」が主流にならざるをえない。過度の練習は、生理上も技能向上のうえでも不合理であることは定説になっている。高校大学時代練習に明け暮れた体育教師は、30過ぎるとたいてい自己の身体にそれを感じているはずである。

小中高の教育は「ゆとり」すなわち「ひま」が十分になければならぬ。「昨日の授業はまずかった」とか「今日あの子はふさいでいたがなぜか」と反省し、明日の準備を十分にやって、はじめて生徒に学ぶ楽しさを体験させることができるというものである。

ところが、教員勤務評定では部活動指導が「指導熱心」と評価される。教師の中には功名心をくすぐられて勝つことのみを生きがいにし、なかには1年365日全然休まなかったことを「誇り」にするノーテンキが出る。体は丈夫だが、脳みそはオカラ状態だ。授業はいいかげん、生活観察もおろそかになる。

ひと昔まえ「ゆとり教育」が試みられた。これは近頃テレビへの露出著しい京都造形芸術大学芸術学部マンガ学科教授の寺脇研氏が文部官僚時代に主唱したものである。だが「ゆとりの時間」はたちまち塾通いに変じ、現場からも不満たらたらで数年でとりやめになった。もし大学入試制度の改革と教師の「ゆとりの時間」がこれにともなっていたら、寺脇氏は改革者として称賛されたであろうに。

近年は学校外のスポーツクラブから有力選手が輩出するようになったが、いまでも、かなりの程度スポーツ選手の養成を学校が負担している。問題はその他大勢が参加するスポーツ系部活動のありかたである。

» 続きはこちらから

[カレイドスコープ]炙り出されてきた加計学園疑獄の黒幕

 最初のTwitterでは、「加計ありき」の新たな証拠が暴露されています。表向きは何も決まっていない段階から「加計学園獣医学部の青図面が完成」しており、「建築工事にも着工」しており、「加計学園は50億円以上もの借り入れ」もしていたようです。また獣医学部の新設の最終的な認可の可否を検討するのは、文科省の「大学設置・学校法人審議会」なる有識者会議ようですが、「加計にはすでに内定が出ている」ことが暴露されています。
 カレイドスコープの記事では、「ミスター特区」との異名を取るほど、権限を握っている竹中平蔵を黒幕として指摘しています。疑惑の中心人物として表に出て来てもらわなければならない一人ではないでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)




————————————————————————
炙り出されてきた加計学園疑獄の黒幕
転載元)
また、いつもの「黒幕」だ。
自分たちに有利な新しい「岩盤規制」を敷こうとしている国家戦略特区は、すでに竹中らに私物化されている

要点だけ。

材料は、いつものように、多くの専門知識を持ち緻密な分析に長けている「nobumaru VII」というツイッタラーさんと、加計学園疑獄を徹底的に追及している「黒川敦彦@今治で加計問題追及中」というツイッタラーさんのツイート。

それに、検察官、弁護士の郷原信郎氏のこの記事

では、はじめよう・・・

1)
認可が下りる前から「加計学園獣医学部認可」を既成事実化する行政ルールとそのプロセスを見ていくと、「官邸の最高レベルの意向」が、安倍晋三によるものであることは自明。

2)
絵を描いた”和泉洋人首相補佐官が、前川喜平・前事務次官に圧力をかけたときに言った言葉-「総理の口から言えないから、私が代わりに言う」という言葉から、確定していい。

3)
では、すべてを仕切っているのが、安倍晋三と和泉洋人の二人なのか?
そうではない。

なぜなら、追い詰められると、決まって外遊を理由に海外にトンズラするような男になど、仕切りができるはずがないからだ。
第一、この男には、常に『家庭教師』が必要なのだから。

4)
では、和泉洋人が、安倍をけしかけた?
あり得ない。出世にだけしか関心がない乞食官僚に過ぎないのだから、そんなリスクは冒さない。

つまり、この二人には、『家庭教師』がいた、ということだ。それが、全体の青図面を描いた本当の黒幕。

以上。答えは出た。

-------------------------------------------------------------------------
» 続きはこちらから

加計巡る疑惑の中心人物・加計氏が岡山に潜伏 

竹下雅敏氏からの情報です。
 加計巡る疑惑の中心人物加計孝太郎氏は、岡山に潜伏していたらしい。私は、てっきり海外に逃げているのかと思っていましたが…。スーパーに買い物に行っても、他の買い物客は誰も気づかないというのは意外でした。
 閉会中審査ではっきりしたのは、疑惑の中心人物が表に出て来なければ、何も解決しないという事。そして疑惑の中心人物は、報道ステーションで報じているこの4人の人物。ど真ん中に居るのがあべぴょんその人であるということです。
 国民は、いい加減に知らないふりをするのをやめませんか? 誰もがあべぴょんが犯人だとわかってますよね?
 市民メディア放送局さん達もツイートしているように、これであべぴょんが無関係だったらそれこそ驚きで、さっさと資料を全部出してくるはずなのです。
 明らかに犯人だと誰もがわかるまっ黒けの人物が中心に居て、内閣改造なんかやっても意味ないですよね。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
加計学園疑惑のキーパーソン 雲隠れ「加計理事長」を撮った!


(前略) 

加計理事長が潜伏生活をおくっているのは、岡山市内のとあるマンションだ。7月8日午後5時半過ぎ、妻が運転する車の助手席に乗った加計理事長は、マンションから5キロほど離れたスーパーへ。他の買い物客は誰も、それが疑惑の渦中にある人物だとは気づかない。

 買い物を終えてふたたび車に乗り込んだところを直撃するも、記者の質問には何も答えず……。自ら範を示すべき教育者が都合の悪いことには口をつぐんだままで許されるのだろうか。

(以下略) 


————————————————————————
配信元)



山本太郎議員:「アベヤメロ」の後を見据えた渾身のメッセージ

 去る7月9日、全国各地で安倍退陣を求めるデモが行われました。当日、熱気に包まれた新宿アルタ前、山本太郎議員の「アベヤメロ」の後を見据えた、渾身のメッセージです。初めから聴衆の心をぐっと掴み、多岐に渡る安倍政権への怒りの矛先を、国民のための次の選択へと気づかせリードします。
 特定秘密保護法、安保法制、共謀罪、確かに、どれも大変な問題ですが、人々の今一番深刻な暮らしのため「消費税廃止」を争点に、とは意表を突かれました。消費税から見えてくる今の歪んだ税制は、「この国に生きる多くの人々のためではなく、一部の利害関係者やお友達のために行われている政治」を、最も分かりやすく映し出しています。他の野党にとっても、ここで結束できるか、真価を問われることになりそうです。太郎さん、すごかー。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
アベヤメロ緊急集会 新宿東口アルタ前 #RALLYFORTRUTH 2017年7月9日
配信元)
  

文字起こし 

自由党共同代表 山本太郎です。よろしくお願いします。
・・・どうしてこんなに多くの人たちが集まってるんですか?
まさか皆さん!安倍総理に辞めていただきたいという人達の集まりですか?
(そうだ〜の声)
いや~~わかんないな~ほんとですかね?
(そうだそうだの歓声)
テストしますよ!! アベ辞めろ!!
(アベ辞めろ!あべやめろ!アベ辞めろ! の大合唱)
・・・なるほどよくわかりました。
皆さん、安倍総理に辞めていただきたい方々だったんですね?
(そうだー、そうだー、拍手)
分かりますよ、その気持ち。

でもね、安倍総理が辞めれば、それで良いって言う話じゃないですよね。考えてもみてください。安倍総理、第二次安倍政権2012年後半にスタートし、この4年間の間に、散々やらかしてきました。安倍総理が中心となってやらかしてきた国家の私物化に関して、自民党や公明党の内部、連立政権の内部からハッキリとした批判って聞こえてこなかったですよね。だとするならば、安倍総理が下りたからそれでよしという事ではなく、その次にまた同じような連立政権で人が変わったってしょうがないですよね。(中略) 安倍さんが下りたって次の踊り子がステージに上がっても、振り付けは同じですからね~。やらなきゃいけないことは「政権交代」ですよね!

安倍政権になって良かったこと、皆さん、ひとつくらいあるでしょう?(なーい!)
いやいやいや、ちゃんと考えて下さい。(中略) そうですか、ないですか。でもね、一部上場企業など一握りの人達は、とっても良かったみたいなんです。どういうことか。安倍政権になってから、過去最高益、あのバブルの時よりも儲かっているという状況を今、享受しているのが、大手企業、上場企業なんですよね。2012年から2016年の間に企業が抱える内部留保、内部留保って何ですか? 皆さんご存知ですよね? 例えば、株主への配当など全部差っ引いた、純の利益が、2012年から2016年の間に34%も増えたんですって。(中略) じゃあ皆さんにお聞きしたい。2012年と今の自分の給料を比べて、34%増えたって人、いますか!?・・・居るはずないですね。減った、減ったという人もいらっしゃいます。要は、企業がいくら儲けようが、働く人々には分配されない、ほとんど分配されないってことが、もうはっきりしてるんですよね。だったらどうすればいいんだって。国が、儲けてるところから、しかるべき税率で税金を頂戴して、給料の少ない人たちに分配するようなシステムが必要なんじゃないですか。(そうだー!)当たり前のことですよね。税金の基本ですよ。(中略) 当たり前の税制が今、歪められている。今の政治は、この国に生きる多くの人々のためではなく、一部の利害関係者やお友達のために行われている政治です。だから皆さん、怒ってるんでしょう?
(そうだ、そうだー!拍手)

分かりやすいところで、二つ例がありますよね。森友学園問題、加計学園問題。
「安倍晋三記念小学校、こういう学校作りたいんです。」かわいい奴やな~ってことで、国有地がタダ同然で差し上げられる。40年来の腹心の友には、16ヘクタールを超えるような土地、36億円位の土地、無償譲渡されちゃう。総事業費半分出しましょう、補助金で96億円位出しちゃう。あり得ない話ですよ。お友達や組織票や企業献金で支えてくれた者たちには、最大限の忖度、心配りをし続ける。
でも、この国を引いて見てみたらどうですか? この国を今、引いてみたら儲かってるのは一部の人達だけ。儲かってもそれが配分されることはほぼなく、今この国に生きる6割近くの人たちが、生活が苦しいと感じている。先日発表された国民生活基礎調査、貧困どれくらい? 15.6%、7人に一人の子供が貧困、母子家庭、生活が苦しいと感じる人たち82.7%、単身女性一人暮らしの女性20歳から64歳まで、3人に一人が貧困。

・・・誰のための政治をやったらこんな状態になるんだ!!(そうだ!拍手)
政治が誰のためにあるのか、一部の人達のためにあるんじゃない。この国に生きるすべての人たちの為にこの国の政治はある。だからこそ、皆さんから税金をいただいて、それをどう分配するかを考える、それが政治ですよね。(そうだー!拍手)

それが大きく曲げられている。だからこそ変わらなきゃいけないんですよね。皆さんにね、先ほど冒頭「政権交代」これが必要ですよねと言ったら、皆さん、大きな声でそうだとお答えいただいた。当然です。この4年間やられてきたこと、(中略) 大きな物を数えただけでも、特定秘密保護法、安保法制、刑事訴訟法改悪、共謀罪。でも今あげたようなものは、それぞれ15秒以内に危惧するべき部分を、皆さん、周りの人に説明できますか? 15秒という短い時間で、特定秘密について15秒、共謀罪について15秒、こんなにやばいものだよって伝えるってなかなか難しいですよね。じゃあ今の政治がどれ位まずいことなのかという事を分かってもらうためには、「生活と密着した話」をするしかない。一人ひとりが皆に伝えていくしかない状況だと思うんですね。そのためにはどうしたらいいか。万年野党で居たい野党には関係のない話かもしれないが、この国に生きる人々の政治を取り戻したい、そう思って活動してる野党に言いたい。次の選挙で何を争点にするんですかと。

» 続きはこちらから

疑念は残ったまま…“共謀罪法”施行 国連特別報告者のカナタチ氏「日本政府の振る舞いは普通ではない」

 昨日、共謀罪が施行されました。国連特別報告者のカナタチ氏が5月に共謀罪に対する懸念を政府に伝えており、安倍首相も国会で「追って説明する」と述べていましたが、未だに回答していないようです。上の動画の5分35秒からのところでカナタチ氏は「(他の国は)私が質問を送れば時には数時間以内に回答がきます。日本政府の振る舞いは普通ではないと言わざるを得ません。誠意や礼儀の点でも普通ではない」と述べています。
 "続きはここから"以降では、安倍晋三首相らのポスターに落書きされたことが記事になっています。激怒した自民党の長尾たけし議員が警察に被害届を出したようです。このタイミングでこんな事件が起こるのは安倍首相の言う「こんな人たち」を捜査対象にするためではないかと思いたくなります。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
疑念は残ったまま…“共謀罪法”施行20170711
配信元)


————————————————————————
配信元)


» 続きはこちらから