アーカイブ: 日本国内

[ちきゅう座]奥山忠信著『貧困と格差-ピケティとマルクスの対話』(社会評論社)を読む

 日本の現状が"資本家の「搾取し過ぎ」状態"だということがよく分かる記事だと思います。こういった情報が庶民の常識として浸透した時に日本でも革命が起こるのでしょうか。
 記事によると"日本の上位10%の「富裕層」の下限は577万円"であるとのこと。えっと思うほど低い額なのは「富裕者が富裕に見えないほど、日本の賃金は安い」からであり、それほど"資本家にナメられている"からだと指摘しています。そんな状況にも関わらず、日本でグローバリズムへの抵抗運動が起こらないのは、"日本人は「世間」にがんじがらめになっている"からだとしています。保身や安定を求めて物事が動かない日本の状況が変わるのは、経済崩壊や年金の破綻や預金封鎖等が現実になった時でしょうか。この動画の42秒からの冒頭部分を見ても政府は年金の事実を隠すのに必死なのが分かります。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
奥山忠信著『貧困と格差-ピケティとマルクスの対話』(社会評論社)を読む
転載元)
佐藤直樹(さとうなおき):現代評論家・九州工業大学名誉教授>

● デフレの原因は「搾取し過ぎ」である 

 本書の真骨頂は、ピケティとマルクスの議論を「導きの糸」として、現下の日本の貧困と格差をめぐる危機的状況を、ラディカルに解析してみせた点にある。一見そうみえないかもしれないが、じつはこれは渾身のアジテーションの書でもある。

 私はアベノミクスは、戦後の内閣でも類をみないような露骨で最悪の、「金持ちの・金持ちによる・金持ちのための」政策だと思っている。アベノミクスはデフレ克服のために、貨幣量を増やしてインフレをおこすというものだが、いまだにインフレはおきず、不況から脱出できないでいる。本書ではまず、不況をもたらす「現在のデフレの原因は、貨幣問題ではない」とすっきり・さわやかに宣言する。

 その理由をつぎのように説明する。「不況の原因は実体経済にある。その最も大きな、そして直接的な要因は、マルクスに言わせるなら、『搾取し過ぎ』である。(中略)賃金は非正規雇用者の増大によって下がり続け、支払給与の総額も下がっている。これは消費需要の低迷に直結する。そして消費需要が下っている限り、設備投資が起きない」と。

 そして、「売れる見込みがないのに生産を拡大する資本家はいない。投資の条件がないところに量的緩和政策が行われる。莫大な貨幣が流れ込んでも生産には使用されない。貨幣が足りないから投資しないのではないのである」と喝破する。

 つまり銀行がいくらカネを貸すといっても、モノが売れないから誰も借りない。日銀では民間金融機関に供給された貨幣が、口座に「ブタ積み」になっているという。そして、「企業が使わずに持つ資金である内部留保は、国家予算の3倍を超える。ゆがんだ無気力な経済が、今の日本経済である」と断言する。

 ようするに、アベノミクスによって生じた円安と株価の上昇による利益は、結局ちまたの労働者にはまわらず、企業と株の所有者だけが潤うという、とんでもない構造になっているということだ。本書を読むと、不況から脱出できないのは、日本の資本家が労働者を「搾取し過ぎ」なのだということがよーくわかる。

● 日本では「富裕層」すら貧困? 

 さらに日本では1990年代に、ハゲタカ資本主義としてのグローバリズムの浸透と拡大にたいしておこなわれたのは、国際競争力を維持するための「国内と海外の両方」での「低賃金労働へのシフト」であり、その結果「このしわ寄せが勤労者に来た」という。

 生産拠点が海外に移れば、国内の雇用が減り賃金が下がる。国内は賃金格差の拡大と会社のブラック企業化で、すさまじい状況になった。90年代末以降の職場への成果主義の導入によって、うつ病患者や過労死が急増している。

 2016年に労災が認定された、電通の女子社員の過労自殺は氷山の一角であり、日本の職場では、月 100時間以上というとてつもない違法残業がふつうのことになっている。karoshiがそのまま英語の辞書にのっている、というのは有名な話である。日本では、海外ではおよそ考えられないような、「滅私奉公」的な働き方をしているのだ。

 格差という点では、いまや非正規雇用者の増加によって、本書のいうように「男は女の2倍強、正規雇用は非正規雇用の3倍強の年収」となっている。ここでは、正規・非正規の間の格差や差別のみならず、男性・女性の間の格差や差別も露骨に顕在化している。

 そのために相対的貧困率が徐々に上がっており、「貧困線は世帯単位で 122万円である。日本では、16.1 %、つまりほぼ6 人に1 人が122 万円以下の生活をしている」。とくに母子・父子世帯の半分以上が、122 万円以下の生活になっている。それゆえ子どもの貧困率は、OECDの中でも最悪となっている。つまり日本は、とんでもない格差社会になっているのだ。

 興味深いことがある。ピケティのいう「富裕層」をめぐる分析によれば、日本の上位10%の「富裕層」の下限は 577万円である。これは間違いではない。ここで誰でも不思議に思うのは、本書のいうように「年収 577万円は富裕層か、という問題」であろう。ちなみに、アメリカの上位10%の下限は1035万円である。1000万円超なら「富裕層」といえるかもしれない。だが577万が「富裕層」かといわれれば、たしかに奇妙に思える。

 しかも上位10%の下限は、かつて 600万円を越えていたのだが、次第に「富裕層」の下限の年収が下がっているという。じつはこれが奇妙に思えるのは、「富裕者が富裕に見えないほど、日本の賃金は安い」からだという。なーる。ようするにこれは、日本の労働者がいかに資本家にナメられているか、ということなんですね。

● なぜ、日本では労働者の反抗や反乱がおきないのか 

 私の興味は、いったいなぜ、資本家の「搾取し過ぎ」状態にあるにもかかわらず、日本では労働者の反グローバリズムの反抗や反乱がおきないのか、という点にある。私にいわせれば、答えは簡単で、それは他の国にはない日本特有の「世間」のせいである。日本は明治時代に科学技術や政治制度などの近代化には成功したが、人的関係の近代化が十分におこなわれず、伝統的「世間」が強固にのこってきた。

 日本人は「世間」にがんじがらめになっているために、この国は先進国中最低の犯罪率と、最悪の自殺率を誇っている。とくに後期近代に突入した現在、社会学者のA・ギデンズのいう<再埋め込み>が生じたため、「世間」の同調圧力がますます強まっている。

 <再埋め込み>とは、共同体の解体を意味する近代の<脱埋め込み>時代が終わり、後期近代に入ると、係留先を求めて人々が再度伝統的な共同体を目指すことを示す。世界を驚かせたイギリスのEU離脱や、アメリカのトランプ大統領誕生は、人種・民族・宗教への<再埋め込み>を象徴している。日本では、人種・民族・宗教的な対立が希薄なために、それが「世間」という伝統的共同性への<再埋め込み>として現われているのだ。

 私は時代の転回点が、年間の自殺者が突如3万人を越えた98年にあったとみているが、この年から労働者の支払給与総額が減り始めている。また、NHK放送文化研究所の日本人の意識調査によれば、社会全体の「伝統志向」が強まり、「保守化」が始まるのもこの年である。

 つまりこのあたりから、<再埋め込み>による「世間」の同調圧力が、明らかに強まっている。この同調圧力によって、労働者の反抗や反乱が徹底的に抑止されているのだ。この構造に、どこかで突破口を開かなければならない。これが焦眉の課題であると思う。

 ところで本書の著者である奥山忠信氏は、高校時代以来の友人である。なぜか長いつき合いになった。彼の外見上の温厚な風貌にみんなだまされるが、じつは彼は天性のアジテーターでもある。

 いよいよ、我々不満分子の出番である。文句あっか。やろうぜ、ハゲタカ資本主義打倒・反グローバリズム革命。企業の内部留保をすべて吐き出させ、金持ちに課税強化せよと、本書は言外に、しかし本気でアジッてるように、私には思えるのだが。

[山本太郎参議院議員]TPP特別委「TPPは投資仲裁村の利益拡大手段」 ISD条項の危険性:投資家の利益が最優先 とんでもないトラップ

 15分まではTPPの肝であるISD条項の危険性について国民にも分かりやすく質疑を進め、もし裁判になれば、それが国民の健康や環境を守るものであったとしても、日本側が確実に負けることが分かります。
 "続きはここから"以降の投資家をいかに守るかということが書かれている第九・一六条には、とんでもないトラップが仕込まれており、"投資家の保護が最優先、それに反するようなことは、たとえ健康、環境に影響があっても規制することは認めない"という趣旨の文言が含まれています。山本議員が、誰がこの文言を入れさせたのか、問い詰めていますが、政府側はノーコメント。これに対して、山本議員がTPPの交渉過程に一番詳しい甘利前TPP大臣に出席を求めています。やはりこの件も「日本なんて、どうなったっていいんだ!」と考えたのでしょうか。そうでないなら、国会の場で説明してほしいものです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
TPP特別委「TPPは投資仲裁村の利益拡大手段」

○山本太郎君 ありがとうございます。自由党、自由党の共同代表、山本太郎です。

野党時代には大反対していた自民党が政権を握った途端に手のひら返しで大賛成のTPPについて、会派を代表して御質問いたします。

TPPの肝といえば何でしょうか。ISD条項、TPPの中でも一番危険な部分と言われています。複雑で大変難しいパートだと思います。是非、テレビを見ている中学生の方々にも、そして山本太郎にも理解できるように、分かりやすく短く答弁いただけると助かります。

(中略) 

企業や投資家などが発展途上国で商売をやるために進出をした、ほかの国に。しかし、進出先の国の法律がしょっちゅう変わったり不安定な政治などが原因で損をしてしまった、巨額の損失が生まれたなどした場合、裁判所のようなところ、いわゆる国際仲裁機関に訴えることができるように作られたのがISDS条項だと、そのような感じだと思いますね。

ISDS条項で日本が訴えられることというのはないんでしょうか。教えてください。

 

○国務大臣(石原伸晃君) (中略) 

我が国はこれまで、WTO等々に関しましても、ISDSのある既存の協定に基づく義務に違反するような措置、すなわち海外から、ルールを決めておいたのに後からルールを変えるというようなことをやったことがございませんので訴えられたことはございませんし、(中略)…TPP協定に違反する措置をとることはございませんし、そうしたことから、今後とも我が国がISDSによって相手企業から訴えられるような事態は発生しづらいものであると認識をしております。

 

○山本太郎君 (中略)…これ当たり前の話なんですよね。説明します。(資料提示)

0e7692e6a8bd8c8eec21b67689ec73a0 

フリップにもありますとおり、日本は過去にもISDS条項が入った協定を様々な国々と結んでいます。そのほとんどが発展途上国、いわゆる新興国です。基本的に、協定を結ぶ場合、相手側、つまり途上国側が期待するのは日本からの投資が入ってくることですよね。

例えば、タイやラオス、カンボジア、パプアニューギニア、ミャンマーやモザンビークなど、途上国側の企業が日本に投資を行い、日本で手広く商売をやったところ、法律や制度に不備があるから損をしたじゃないか、ISDSを使って日本を訴えるなど考えられないでしょう。事実、今までそのようなことはなかった。なぜなら、今まで日本は常に途上国側に投資をする立場だったからということですよね。相手側から訴えられることを基本的に想像していないISDSなんですよ。

しかし、今回は違いますよね。今回のTPPは日本側だけが投資するという話じゃないよって、お互い投資を受け入れ合いましょうねという話ですもんね。その中でのISDS条項はこれまでの状況とは根本的な違いがあるということを政府はすっ飛ばして説明している。これからは、日本が投資をするだけでなく、投資を受け入れる側にもなる。アメリカに存在する巨大企業、カナダ、ニュージーランドなどの企業が日本を訴えることが可能になる。(中略)… 

アメリカにある巨大企業たちがISDSを悪用してどのような理不尽な振る舞いをしてきたか、分かりやすい例を出します。余りにも有名、南米エクアドルでのお話。そこで石油開発事業を行ったアメリカ企業シェブロンの子会社、大規模な環境汚染を引き起こした。これに対して、現地住民はこの会社に損害賠償を求めて訴えた。エクアドルの裁判所もこれを認めて、損害賠償を命じました。

環境汚染、権利の侵害や不法行為などがあれば、そこに被害者があったならば救済されるのが当然ですよね。これはどの国の民法でも認められている当然の権利、住民にとってはこれ憲法上の権利でもあります。ところが、シェブロンは、この出された判決が不服と、アメリカとエクアドルとの間で結んでいた投資協定を根拠にISDSを使い、第三者が判断するいわゆる仲裁廷にエクアドル政府を訴えた。結果どうなったか。(中略)… 

大規模な汚染つくり出した企業は許されたって、損害賠償なくてもいいって判断までされた。理由は何なんだと。以前に会社とエクアドル政府との間で結んだ合意の中、環境的責任を問わないと約束をしたことが根拠だと。要は、環境汚染引き起こしてもオーケーなんだ、問題ないんだってことにされちゃったって。つまり、エクアドル国民の憲法上、民法上の権利すら否定したという話なんですよね。

政府が勝手に私的な企業と結んだ約束が、場合によっては国の法律すらひっくり返す。国の法律さえひっくり返すことができるのは、その国の裁判所ではありません、海外の第三者がジャッジする仲裁廷。国の法律さえひっくり返すことを決められるのは、その国とは関係のない外国人の弁護士、外国人の仲裁人。

ISDS、主権侵害そのものなんですよ。そのことをよく自民党の皆さんは野党時代、御存じだったはずですよ。TPPは国の主権が奪われる、TPPは日本文明の墓場、そんな発言をしていた人間たちが現在政権の閣僚を務めているって。政権取った後、手のひらを返してTPP大推進。恥を知るという意味分かりますかね。国家の私物化をやめていただきたいんですよ。 

(中略) 

ISDSにより訴えが起こされた場合、それを裁くのはそれぞれの国の裁判所ではないことは何度も言っております。紛争を解決する手続を国際仲裁機関が行う。問題ごと、紛争ごとに、それをジャッジする仲裁廷が立ち上がる。 

お聞きします。一番多く訴えを処理してきた国際仲裁機関はどこでしょうか。

 

○政府参考人(山野内勘二君) お答え申し上げます。

それはICSID(イクシッド)と呼ばれているところでございまして、投資紛争解決国際センターでございまして、二〇一五年の例を申し上げれば、投資仲裁のうち約三分の二をこの投資紛争解決国際センターで行ったというふうに承知しております。

 

○山本太郎君 ありがとうございました。世界銀行傘下の仲裁廷、ICSIDというところで行われたものが一番多いと。

投資家の訴えに対して判断を下すのはICSIDの仲裁廷。仲裁廷では三人の仲裁人によってジャッジされます。じゃ、誰が仲裁人を選ぶんだ。訴えた側、訴えられた側、それぞれ仲裁人を任命、そして仲裁裁判所の長となる三人目の選出は、訴えた側、訴えられた側の双方の合意、又はそれぞれが選んだ仲裁人の合意で選ぶそうなんですけれども、元々意見が対立していますから、三人目選ぶの難しいですよね。調整できなければ、このICSIDの事務総長が選出すると聞いています。

仲裁人、それぞれ選ぶ、任命するといったって簡単な話じゃないですよ、誰でもいいわけじゃないですから。国際法に詳しくて、似たような国際的な係争案件にも直接関わったことがある人でないと対応できませんよね。ICSIDに既に登録している弁護士などの専門家の中から仲裁人を選ぶことになるそうです。お聞きします。

ICSIDに登録された日本人の仲裁人、何人いらっしゃいますか。

 

○政府参考人(山野内勘二君) この国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の下では仲裁人名簿が設けられておりまして、これに登録されている日本人は四名でございます。

 

○山本太郎君 (中略)皆さん御存じでしょうか、プロフィッティング・フロム・インジャスティス、不正義によって利益を得ることというタイトルのレポート。ヨーロッパで企業によるロビー活動が政策や政治をゆがめないように調査し、監視し、民主的で社会正義にかなった政策提言を行う学者や専門家で構成される二つのNGO団体が共同で行った投資仲裁に関する調査結果が書かれているレポート、プロフィッティング・フロム・インジャスティス。ここでは、先ほどの国際仲裁機関の仲裁人となる弁護士が、仲裁人クラブあるいは投資仲裁村とでも言うべき狭いグループの人に限られてしまっている状況、そしてそのような投資仲裁村が自らの利益を拡大する手段として様々な投資協定にISDS条項を設けさせるため働きかけている状況が、詳細かつ克明に報告されています。

そこに書かれているのは、係争額が上がれば上がるほど仲裁廷の仲裁人は物すごく限られた弁護士が関わるということ、係争額が一億ドルを超えてくるとその限られた中の十五人が六四%関与する、係争額が四十億ドル以上、四十億ドル以上になってくるとその限られた中の十五人の七五%が関与する、まさに特定の人たちで事件を処理するという仲裁村、仲裁人クラブというのが存在する。 

このような欧米人サークル、(中略)…仲裁人クラブの中に、国際仲裁廷で何度も戦ったことがある、そんな経験のあるベテラン、即戦力となる人、日本の国益を代表できる弁護士さん、日本人がいるかという話になると思うんです。

先ほど、ICSIDに仲裁人として登録されている人たちは四人いると言いました、日本人で。実際にこの方々が過去に仲裁人に選ばれ現場に立たれた回数、教えてください。

 

○政府参考人(山野内勘二君) ICSIDの条約の下の仲裁において、現在までに仲裁人を務めた日本人はいらっしゃいません。

 

○山本太郎君 いらっしゃらない。始まる前から負けているじゃないかって。日本人の仲裁人は現場に立った経験がないって、初めてのお使い、ここでやるつもりですかって、ぶっつけ本番ですかって。 

(中略)…このISDSで訴訟になり、負けたとしても、もう一回訴えられないよって、つまり、上訴ができない一発勝負。こんなばくちのような制度で、安全性担保していると胸張って大丈夫なんですかね。これ、一発勝負で大丈夫ですか、何かありますか。 

(中略)
» 続きはこちらから

[YouTube]総統閣下はトランプ大統領の誕生にお怒りのようです

竹下雅敏氏からの情報です。
 後半がいいです。
(竹下雅敏)
――――――――――――――――――――――――
総統閣下はトランプ大統領の誕生にお怒りのようです
配信元)

ニュージーランド・クライストチャーチでM7.8 の大地震発生 次は経験則により日本の番!? 目を疑うような予測も

 2016年に2つの大きな地震が起こることがジョセフ・ティテル氏によって予言されています。ひとつは熊本の地震だった可能性がありますが、もうひとつ(ティテル氏は高知沖と予言)はこれから起こる可能性があるのかもしれません。
 13日には、ニュージーランドでM7.8の大きな地震がありました。近年、ニュージーランドで地震が起こると日本でも大きな地震が起こっています。記憶に新しいところでは、3.11東日本大震災、熊本地震、鳥取県中部地震などが、この「ニュージーランドの法則」にあてはまります。

ニュージーランドの法則
2009年7月15日……ニュージーランドでM7.8の地震が発生→
2009年8月11日……M6.5の駿河湾地震が発生

2010年9月4日……クライストチャーチでM7.0の地震が発生→
2010年9月29日……福島県でM5.8の地震が発生

2011年2月22日……クライストチャーチでM6.1の地震が発生→
2011年3月11日……M9.0の東日本大震災が発生

2011年6月13日……ニュージーランドでM6.0の地震が発生→
2011年6月23日……岩手県沖でM6.7の地震が発生

2011年7月7日……ニュージーランド沖でM7.8の地震が発生→
2011年7月10日……三陸沖でM7.3の地震が発生

2011年11月18日……ニュージーランド北島沖でM6.0の地震が発生→
2011年11月24日……浦河沖でM6.1の地震が発生

2011年12月23日……クライストチャーチでのM5.8の地震が発生→
2012年1月1日……鳥島近海でM7.0の地震が発生

2013年6月15日……ニュージーランドでM6.0の地震が発生→
2013年8月4日……宮城県沖でM6.0の地震が発生

2014年1月20日……ニュージーランドでM6.1の地震が発生→
2014年3月3日……沖縄本島北西沖でM6.4の地震が発生

2015年9月8日……ニュージーランドでM5.6の地震が発生→
2015年11月14日……薩摩半島沖でM7.0の地震が発生

2016年2月15日……クライストチャーチでM5.7の地震が発生→
2016年4月14日……M6.5の熊本地震が発生(2日後にM7.3の地震が発生)

2016年9月2日……ニュージーランド北島沖でM7.1の地震が発生→
2016年10月21日……鳥取県中部でM6.6の地震が発生

出典: http://fusitan.net/0033/

 アメリカのオギノ式地震予測からは、日本の地震に関して目を疑うような予測が出されています。また、HAARPモニタリングの専門家・井口氏によると、"最近、和歌山沖にHAARP電磁波照射が行われている"ようです。また先月まで掘削船「ちきゅう」が高知県東部室戸岬の約120キロ沖に停泊して、海底下約1180メートルまで掘削を成功させています。
 これだけ条件がそろっているので警戒した方が良いと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

————————————————————————
M7.8、NZ
転載元)
先ほど、NZ南島でM7.8、

2016y11m13d_215200140
USGSの表は改定後でM7.8(深さ23km)だが、
オリジナルは、M7.4深さ10kmだった


他のサイト見ると、



いずれも深さは10km、

*USGSはHAARP操作のカムフラージュで、
深さを変更したのではないか?


(中略) 


これはひどい、
(中略)…116年の観測史上、最大

loading
http://earthquake-report.com/2016/11/13/massive-earthquake-culverden-on-november-13-2016/

余震が多く、 陸上で起きているため、
被害拡大の可能性がある、

HAARP

2016y11m13d_221420343

やっぱり

(以下略) 

————————————————————————
ニュージーランド・クライストチャーチ近傍でまたもM7.8 の大地震発生:第二の3.11地震津波が日本で起こされる危険が高まる!
引用元)
1.ニュージーランドのクライストチャーチ近傍で大地震発生:第二の3.11事件の予行演習か

 2016年11月13日、ニュージーランドのクライストチャーチ郊外にてM7.8 の巨大地震が起きています(注1)。大地震の割には、被害が小さいので、震源域にあまり人が住んでいなかったと思われます。

 上記の地震で思い出されるのが2011年2月22日、クライストチャーチで起きた地震(M6.1)です。

(中略) 

 近年、ニュージーランドで大地震が起きると、何日か後に、日本でも大地震が起きているのは確かです(注1)。太平洋プレートの性質上、ニュージーランドで地震が起きると、日本でも地震が起き易くなるのかもしれませんが、もしそうなら、日本で人工地震を起こしたいとき、まず、ニュージーランドで人工地震を起こせば効果が倍増しそうです。このように、ニュージーランドの地震と日本の地震の連動性があることから、この現象は“ニュージーランドの法則”と呼ばれているようです。

(中略) 

4.日本周辺に、米国戦争屋の気象兵器HAARPの地震電磁波が照射されているようだ 

 最近、日本周辺に米国戦争屋の気象兵器であるHAARPから地震電磁波が出されているようです。HAARPモニタリングの専門家・井口博士はHAARPモニタリングによって、3.11地震津波を予知しています(注5)。同氏によれば、最近、和歌山沖にHAARP電磁波照射が行われているそうです(注6)。

 また、同氏によれば、11月26日土曜日が危険とのことです。

(以下略) 

————————————————————————
アメリカの「オギノ式」地震予知サイトの11月予報:うわ〜〜11月26日にM15!?
引用元)
(中略) 

今月は早速例のアメリカのオギノ式地震予測が出ているようである。以下のものである。


というわけで、この地震研究サイトの予測では、11月は後半が危ないということになる。

11月26日のM15
って半端じゃない
ですナ。

単位間違っていてくれ、というところですナ。

(以下略) 

» 続きはこちらから

[simatyan2のブログ]バカな安倍自民政府なら真似しかねないのが怖い! 〜資産を守るため、今のうちに他国通貨に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 インドで、かなり過激な政策が行われているようです。突然、“高額紙幣を廃止する”と宣言されたようです。日本で言えば、1万円札と5,000円札が突然使えなくなったというようなことです。太字にした部分にあるように、手元にある高額紙幣は、紙屑にしたくなければ、12月30日までに銀行に預けろ、1週間に3万2,000円までしか預けてはいけないというのです。銀行に預けることが出来なかった紙幣は、すべて紙くずになります。しかし、預けられる紙幣も最大で20〜30万円程度ということになります。タンス預金をしていた人たちにとっては、悲劇としか言いようがありません
 実は、日本も似たようなことが将来起こる可能性があります。日本の場合はこれほど乱暴ではなく、新円切替という形で、新しい五千円、あるいは1万円札が発行され、期限までに新円と交換しなければ、これまでの古いお札は無価値になるという事をやるのではないでしょうか。
 資産を守るには、今のうちにルーブルなど他国通貨に換えておくか、金銀を購入しておくことになるでしょう。もっともほとんど預金のない若者たちは、防衛する資産もないので、混乱に備えて食料備蓄だけは怠らないようにする必要があります。

16/11/15 14:25
追伸
 インド在住の読者の方から連絡があり、インドでの通貨政策で、預金額の規制は今のところないとのことです。
 記事にリンクされている朝日新聞デジタルでは"預金引き出しは1週間に2万ルピー(約3万2千円)まで"とあることから、恐らくブログの管理人の方が預金引き出し額の上限と預金の預け入れを勘違いしたものと思われます。
 記事の内容の確認が十分でなく、誤った情報を出してしまったことをお詫びします。上記コメントの中の"預けられる紙幣も最大で20〜30万円程度"という部分は誤りなので訂正します。また、正しい情報を伝えてくださった読者の方に感謝申し上げます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
バカな安倍自民政府なら真似しかねないのが怖い!
転載元)
8日、インドでモディ首相が実施した極端な政策、

「今から4時間後、9日午前0時に高額紙幣を廃止する」

で混乱と悲劇がおきています。


o0650036613796824445

http://www.fastpic.jp/images.php?file=7222027786.jpg
インド「高額紙幣は4時間後に無効、年末までに預金しないと紙くず」 その狙いとは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161112-00000020-zuuonline-bus_all
高額2紙幣廃止のインド、紙幣交換開始 銀行に長蛇の列
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H7R_Q6A111C1FF1000/
「4時間後に紙幣が使えなくなります」インド首相が突然発表 なぜ?
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/08/india-scraps-1000-rupee_n_12870598.html
「高額紙幣は無効」インド首相が突然発表 混乱広がる
http://www.asahi.com/articles/ASJC90FWQJC8UHBI03W.html

偽造紙幣や資金洗浄など、ブラックマネー撲滅のためだそう
ですが、突然に4時間後からというのは酷すぎますね。

日本で言えば1万円札と5千円札が突然、4時間後から使え
なくなると安倍首相が発表するようなものです。

インドのモディ首相は次のように言いました。

○紙くずにしたくなければ銀行に預けろ
○ただし1週間に3万2千円までしか預けられない
○預け入れ期限は12月30日までとする


などの条件付です。

だから毎週かかさず預けても、結局20数万円程度しか預け
られない
んですね。

そのためタンス預金が紙くずと化してしまう人も出ています。
事実、自殺者が出ています。


インドで「たんす預金」の女性自殺 高額紙幣廃止で混乱広がる
http://www.afpbb.com/articles/-/3107549

これを人事(ひとごと)とは言えないのが、わが日本の悲しい
現実
なんですね。

何しろアホボンと、その一味が首相と閣僚を占めてるからです。

「ああ、こんな上手い手があったんだな!」

と真似しかねない
のです。


(以下略)