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籠池夫妻の素顔…“すごく正直な…表裏ない人” 〜人々の自己顕示欲をくすぐる宗教〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 大袈裟太郎氏の通信602が面白い。ほんの一部だけ引用させて頂きました。文章にキレとリズム感があり、自分の見て聞いて感じたものをそのまま表現した、実に生き生きとした文章です。
 これを読むと、籠池夫妻の素顔がよくわかります。私がテレビ画面から想像していた2人の姿とぴったり重なるもので、やはり籠池夫妻は、“すごく正直な…表裏ない人”でした。逆に言うと、何も計算できない人なので、籠池氏が国から補助金をだまし取るというようなこともできないはずなのです。もともと、そういう頭がありません。
 籠池夫妻が悲願とする小学校建設の話に巧みに取り入って、土地転がしビジネスで儲けようとした人たちに巻き込まれたというのが、真相ではないかと思います。安倍政権の思惑とすれば、籠池氏が目指す愛国教育は、国のために喜んで命を投げ出す子供たちを作る上で、非常に都合が良かったのだと思います。
 これは、およそ人権とは無縁のもので、“国家の利益のためには国民は命を投げ出すことが最も尊い”という、権力者に甚だ都合の良い概念で、国民を洗脳することになってしまいます。これに一役も二役も買っているのが、新興宗教ということでしょうか。
 私が宗教を嫌うのは、まさにこの点にあります。様々な宗教が植え付けている選民思想は、悪の根源です。多くの人が、自分たちのグループのみが世を受け継ぎ、他の者たちは、皆地獄に落ちると信じきっています。多少意識の開いているチャネリング系の人たちは、自分たちが選ばれた存在であり、いずれ時が来れば、高次元にアセンションすると信じています。自分たち以外の意識水準の低い者は、地球と共に滅ぼされると考えている人たちもいます。要するに、宗教というのは、実に見事に人々の自己顕示欲をくすぐるのです。“自分は選ばれた存在だ”と信じることほど、自己顕示欲を満たすものはないでしょう。組織の中で重要な地位に居れば、なおさらのことです。この馬鹿げたエゴを自ら破壊しない限り、その人は幸福とは一切無縁です。
 それだけではなく、こうした自己顕示欲は、菅野完氏が指摘しているように、他者への差別意識を生み出します。その隠れた差別意識が、言葉や態度の暴力となって、世界にネガティブな影響を与えます。ところが、本人はその自覚が全くありません。こうした歪んだ人間関係が、教育や躾(しつけ)の中で表現された時、この世界は混乱したものになります。今我々が取り組まなければならないのは、まさにここの部分です。
 “続きはこちらから”以降のツイートをご覧になると、とんでもない連中が支配層として君臨しており、世界の混乱を一層ひどいものにしようとしているのがわかると思います。大袈裟太郎氏の通信を読むと、籠池夫妻も、このような間違った世界観に取り込まれていたことがわかります。夫妻にとっては、まるでこれまでのカルマが一気に返っているような感じではないでしょうか。籠池夫妻が、これまで躾と称して行ってきた幼児教育は、どう見ても幼児の人権を無視した虐待です。それが今、不当逮捕と言う形で夫妻に返ってきているかに見えます。
 ですが、籠池夫妻の“純粋さ”と、夫人の“すべてのことは砥石や、自分を磨いてくれてる砥石やおもてんねん”という言葉を見ると、籠池夫妻はこの苦難を見事に乗り越え、真の幸福をつかめる人たちではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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通信602「マスメディアが書けない籠池家の実像」
ひょんなことから、ここ一週間、大阪は豊中の籠池さん宅に居候している。

(中略) 

なんでここに来たかというと、もともとの思想はどうあれ、人権を侵害されている人たちだと思ったからだ。

(中略) 

実際、居候させてもらって感じるのは、驚くほどのイメージのズレだった。

(中略) 

めちゃくちゃ、真面目な人だった。遊びのない夫婦だった。古くさい人だった。昭和の人たちだった。全力で教育のことだけ考えて生きてきた人だった。
その純粋さやまっすぐさが、ゆえ、過去の差別発言や右翼思想など、あかんことにもつながったと思うし、全く許せないし、幼児教育に関わってはならんと思うけど、とにかく、すごく正直な人だった。裏表ない人、そこに驚いた。

(中略) 

まあ、かつて国粋主義者と結びついていた頃の話を聞くと、きっと増長していたと思う。(中略)…でも今は、社会的に制裁された、お金も、プライバシーも人権もすべて奪われつつある。だから、お母さんなりに反省した姿が、僕の目の前にはあった。

(中略) 

今、自分たちをギリギリ守ってくれているのは何か、国体でも教育勅語でもなく、日本国憲法と民主主義なのだ。
それに気づき始めている、変わり始めている。
 

(中略) 

お母さんは口走る。
今まではずっと、谷口先生(生長の家)の言うことさえ聞いてればよかった、
でももう違うんやな。人間は何歳からでも変われるんやで太郎くん
 

(中略) 

極右思想の持ち主、差別主義者というより、新興宗教の信者なのである。
生長の家の根っからの信者。だからこそ、その生真面目さやまっすぐさが、
差別思想さえも迷いなく受け入れてしまうのだと気づいた。

(中略) 

すべてのことは砥石や、自分を磨いてくれてる砥石やおもてんねん

それが昨日僕とお母さんが交わした最後の言葉になった。
 

(以下略) 

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配信元)



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[YouTube]意地でも離さないネコが可愛い!

竹下氏からの情報提供です。
「ゼッッタイ離しません!!」
ガンコ一徹、勝負あり。
反抗すればするほど可愛いなんて、ネコさまだけの特権なのぢゃ。
(まのじ)
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Боря отдай булку!!! Прикол!!!
配信元)

籠池家、家宅捜索の“歴史に残るスクープ映像” / 籠池夫妻の逮捕は「暴挙」 〜ブーメランが帰り排除される安倍政権〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画は、籠池家、家宅捜索の“歴史に残るスクープ映像(おおげさだろう)”です。ミュージシャンでジャーナリストの大袈裟太郎氏によるもののようです。
 どこかで聞いた名前だなと思っていたら、田中龍作さんの記事で紹介されていた、沖縄での活動で預金口座が凍結された方でした。現在、フルフォード氏が銀行口座を凍結されていますが、政府にとって都合の悪い人物は、今後こうした措置による嫌がらせを受けるようになり、最終的には、共謀罪で逮捕される可能性が高いように思います。まず狙われるのはフリージャーナリストの人たちで、政府から“こんな人たち”の範疇に入る人々は、誰もが同じように弾圧される可能性があります。
 籠池夫妻の逮捕は、誰もが違和感を持っており、この件が籠池氏の逮捕のみで終わるならば、多くの国民は許さないだろうと思います。“もりとかけ”の問題はわかりやす過ぎて、その大多数が痴呆症にかかっていると思われる日本国民にも、忘れようがない事件です。
 下の記事は、元検察官で現在弁護士の郷原信郎氏によるもので、やはり籠池夫妻の逮捕は無理があるようです。郷原氏によれば、“国の補助金は本来、当局による十分な審査を経て支給されるものであり…詐欺罪が適用される余地はない”とのこと。しかも、逮捕の要件である「逃亡のおそれ」「罪証隠滅のおそれ」を満たしておらず、“凡そあり得ない逮捕であり…「暴挙」だと言わざるを得ない”とあります。
 やはり、法務・検察の幹部が、官邸の意向を忖度して、“このような無茶苦茶な捜査”をしているとしか考えられません。常識的には、このまま籠池夫妻だけが悪者にされて、事件は幕引きという形になると考えられるのですが、これまでの経過を見ると、籠池問題は常にブーメランが返っており、政権がこのまま無傷でいられるとはとても思えません。
 今の流れでは、排除されるのはむしろ安倍政権の方であると見た方が、自然だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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検察はなぜ”常識外れの籠池夫妻逮捕”に至ったのか
引用元)
昨日、籠池泰典氏夫妻が、大阪地検特捜部に、「詐欺」の容疑で逮捕された。

(中略) 

補助金を騙し取る行為は、形式上は詐欺罪が成立する。しかし、国の補助金は本来、当局による十分な審査を経て支給されるものであり、(中略)…補助金適正化法は(中略)…「未遂罪」が設けられている詐欺罪と異なり、未遂を処罰の対象外としたものだ。(中略)…このような法律の趣旨からすると、国の補助金の不正受給である限り、詐欺罪が適用される余地はない。

しかし、それなのに、なぜ、大阪地検特捜部は、「小学生レベル」とも思える誤った逮捕を行ったのか。

(中略) 

森友学園は既に補助金を全額返還したこと」と報じられており、過去の事例を見ても、よほど多額の補助金不正受給でなければ、全額返還済みの事案で起訴された例はない(中略)…詐欺罪が適用されるはずのない「国の補助金の不正受給」に対して、詐欺の被疑事実で逮捕したのは、余程の事情があるからであろう。

(中略) 

しかも、籠池氏夫妻に逮捕の要件である「逃亡のおそれ」「罪証隠滅のおそれ」が認められるのか。前者がないことは明らかだし(中略)…主要な物証は大部分が押収され、関係者の取調べも実質的に終わっているはずだ。

(中略) 

法務・検察の幹部が関わっているとしか考えられない「告発受理」の大々的な報道の後始末として、何らかの形で事件を立件して籠池夫妻を逮捕せざるを得なくなったとすると(中略)…検察の常識として凡そあり得ない逮捕であり、過去に繰り返してきた数々の検察不祥事にも匹敵する「暴挙」だと言わざるを得ない。このような無茶苦茶な捜査からは直ちに撤退すべきである。

「逮捕後公開」を条件に籠池氏が明かしたこと…小学校の認可申請を森友学園が取り下げた理由 〜真相を明らかにする選択をした籠池夫妻〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 すでに編集長が今日の記事として取り上げていますが、籠池前理事長のインタビュー記事が東洋経済オンラインに出ています。極めて重要なインタビューなので、すでに取り上げられた部分以外のところを要約しました。
 インタビューは5月に行われたらしく、この中で、小学校の認可申請を森友学園が取り下げた理由について語っています。籠池前理事長によれば、酒井弁護士から、“3つの契約書の問題とか…所々の問題について今取り下げたら全部チャラになる”という趣旨の、政治的な取引を持ちかけられたというのです。これは予測した通りです。
 籠池前理事長が、“もしも政権側と手を握って”いれば、“国策捜査はなかった”わけです。いずれ、籠池一家は救済されるという段取りだったわけです。ところが、事態はその方向に進みませんでした。籠池前理事長は、昭恵夫人を通して安倍首相から100万円の寄付があったことを、暴露してしまったわけです。これが、あべぴょんの怒りを買ったのは明らかで、突如、籠池氏の証人喚問が決まるという展開になりました。あべぴょんのこの短絡的な行動はブーメランになり、結果的に安倍政権の凋落を招くきっかけになってしまいました。
 こうした経緯から、籠池夫妻がいずれ逮捕されること、しかも常識では考えられないくらいに重い罪になるだろうということは、容易に予測出来ます。
 インタビューを読むと、籠池氏は、結局逮捕という結果になった自らの選択を、全く後悔していないようです。“真実を知って頂きたかった”という氏の言葉は、本当だと思います。
 この事件を自分の身に起こったこととして想像してみてください。権力に逆らえば全てを失い、破産となり、いずれ逮捕される事は明白でした。この状況下で真相を明らかにする選択を、一体どれくらいの人が出来るでしょう。この意味で、籠池夫妻は、実に強烈なキャラクターの持ち主と言うだけではなくて、真に“純粋な人”だと言えます。腐った世の中において、稀な人たちだと言えるでしょう。
 いつか、日本がもっとましな世の中になったとき、そのきっかけとなったのが、この籠池夫妻だったということになるのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「逮捕後公開」を条件に籠池氏が明かしたこと ついに大阪地検特捜部が籠池前理事長を逮捕
引用元)
野中 大樹 :週刊誌 記者

(前略) 

森友学園問題は、籠池氏本人の逮捕という形で幕が引かれようとしている。

(中略) 

籠池氏に司直の手がのびようとしていた5月某日、大阪府内のホテルの一室で籠池氏は複数社の記者のインタビューに応じた。

(中略) 

――籠池さんの宿願であった「瑞穂の國 記念小學院」の認可申請を、3月10日、急きょ取り下げた。裏ではどんなことが起きていたのか。

(当時の弁護士で、北浜法律事務所の)酒井康生弁護士が「取り下げないと藤原工業が潰れてしまう」と言ってきたんです。(中略)…それプラスね、3通の契約書の問題とかその他の私にふりかかっている諸々の問題について、今(認可申請を)取り下げたら全部チャラになるという趣旨のことを言われたんです。なんとなく、ピンとくるでしょう?

――政治的な取り引きを持ちかけられたということか。

はい、弁護士が僕に。そういう話だった。

(中略) 

――具体的に、指南していたのは近畿財務局の池田靖統括管理官か。

 そう。

(中略) 

――最後、逮捕される前に言っておきたいことは?

まずひとつはね、疑いを持って僕を見てほしくないと思っているんです。(中略)…もしも政権側と手を握っておったら、ここまではこなかったのかなあという気持ちもある。3月10日に認可申請を取り下げたところで、この話をすべて終わらせておけば国策捜査はなかったと思う。2年くらいしたら「籠池君よくやったな、助けてあげるよ」という話になったんだと思うんです。

(中略) 

――100万円の話を明かしたことで結果的に政権と手を握る選択肢を取らなかったわけだが、その判断をどう受け止めているか。

僕は(中略)…国民の方々に真実を知っていただきたかっただけ。今、歴史的にうごめいているものがある。自分の目でしっかり事実を確認して、次の世代のために良い社会国家を作っていってほしいという、その一点だけです。

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籠池「逮捕直前」最後の咆哮:安倍政権「凋落」ならば本望だ!
引用元)
「安倍(晋三首相)さんの正体が見えてきた。(自民党総裁の)3選はとても無理だし、あの人にやらせたら大変なことになる。私は逮捕されるが、そのことで国民が、安倍政権をますます見放すことになれば本望だ

7月上旬、大阪市内のホテルで行った2時間以上に及ぶインタビューの最後を、籠池泰典・森友学園前理事長(64)は、こう締めくくった。
実際、そうなった。

(中略) 

大阪地検特捜部は7月27日の1回目に続いて7月31日、2回目の任意聴取を行い、そのまま籠池前理事長と妻の諄子(じゅんこ)容疑者(60)夫妻を逮捕した。

(中略) 

「濁流のなかの当事者だから、すべてが見えてきた」(籠池容疑者)という。

神風が吹いた、と言って過言ではないほど小学校の認可と建設は順調に進んだ。ところが、それに関与した人たちが、今年の2月下旬以降、掌返しで離反していき、その結果、中断に追い込まれてしまった。誰が、そう仕向けたのか。財務省理財局や大阪府の松井一郎知事を動かせるだけの力を持っているのは、安倍さんしかいない」(同)

(中略) 

大阪地検特捜部は、官邸の意向を受けて捜査着手。「ワルは籠池」を前提に立証する国策捜査とは言え、籠池容疑者らによるごまかしの証拠は、数々残されていた。「小學院開設のための無理の積み重ね」と言えなくもないが、そんな身勝手な理屈が通るわけもなく、逮捕の流れは変えられなかった。

(中略) 

籠池は葬り、加計は助ける――。その違いが、安倍政権と安倍首相個人との手前勝手な「距離感」「都合」でしかないことに国民は気付いている。

(中略) 

支持率低下は、国民を舐めきった国会運営を含めた安倍「一強」政権への大ブーイングである。

(以下略) 

ロシアが対露制裁の反撃…プーチン大統領『我が国の米外交官ら半分は追放だ』

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカの対ロシア追加制裁案可決の報復措置を、ロシアが決定したようです。9月1日を期限にロシア駐在の米国大使の人員を445人に減らすほか、一部の外交施設を差し押さえるようです。
 これまで、欧米はロシアに対して様々な制裁を行ってきましたが、ロシアは危機を乗り越え、制裁はむしろ欧米側に重くのしかかっています。ここにきて、ロシア側は反撃に転じたようで、今回のロシアの制裁は、アメリカにとってかなりの痛手になると思われます。
 トランプ大統領にすれば、ロシア疑惑で追及されている立場から法案に署名せざるをえないのでしょうが、本音はティラーソン国務長官の文書の通り、“こうした制裁はこれ以上必要なくなることを期待する”というものではないでしょうか。
 いつになったら、ロシア、中国、アメリカという大国が、世界の繁栄のために一致協力して動くようになるのでしょう。まず、ロックフェラー派を壊滅させ、ロスチャイルド家を経済崩壊によって排除する必要があります。道筋はほぼ見えているのですが、様々な準備も含め、今しばらくの忍耐が必要のようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領“我が国の米外交官ら半分は追放だ”(17/07/31)
配信元)

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ロシア外務省、追加制裁案可決でアメリカ大使にロシア側の回答を通達
転載元)
(前略) 

ロシア・インタファクス通信によりますと、ロシア外務省は28日金曜、ロシア駐在のタフト・アメリカ大使を外務省に呼び出し、ロシア側の声明を読み、アメリカ外交官と、モスクワの使用可能な外交施設の数の削減を通達しました。

ロシアのこの決定によりますと、ロシア国内のアメリカの大使館と領事館の職員の数は455人に減らされることが義務付けられています。

(中略) 

アメリカ大統領府は、29日土曜未明、声明を発し、トランプ大統領はイラン、ロシア、北朝鮮に対する制裁案に署名し、法制化するつもりだとしました。

中国外務省も、アメリカのロシア、イラン、北朝鮮に対する一方的な制裁に反対しているとしました。

中国外務省の陸報道官は、28日金曜、中国政府はこの追加制裁に反対しているとともに、各国間の対立は話し合いによってのみ解決すべきだとしました。

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米国の制裁にどれだけロシアが誠実に対処し、我慢したか 早見年表でご紹介【動画】
転載元)
7月28日、米政権はトランプ米大統領が対露制裁を強化する法案に署名を行うことを明らかにした。

スプートニク日本

ロシア外務省は同日、報復措置として9月1日を期限にロシア駐在の米国大使の人員削減を呼び掛けたほか、外交官らがモスクワおよびモスクワ郊外で一連の領域を使用することを一時禁止した。

(中略) 

そもそもこの制裁合戦、もとをただせばオバマ政権の終焉に次期トランプ政権の障害物を築く目的で突貫工事的に出された対露制裁が発端だった。オバマ陣営の出した制裁にロシアは当時、どういった反応を示しただろうか。また今回制裁発動に署名を行うトランプ氏はどうコメントしただろうか。早見年表で振り返ってみたい。

2016年12月29日

米国は国内に駐在するロシア人外交官35人に対し、72時間以内の国外退去を通達。
理由はロシアが米大統領選挙に影響を及ぼそうと画策したから。ところがその証拠は一切提示されず、未だに公表されていない。


(中略) 

2016年12月30日

CNNテレビは米国の制裁へロシアが報復し、米外交官の子弟が通うモスクワの英米系の学校を閉鎖したと誤報した。(中略)…ところがロシア外務省はCNNの誤報を指摘し、子弟の通学先を閉鎖などしていないことを明らかにした。

(中略) 

同日、プーチン大統領は米外交官の国外追放を拒否し、逆にクレムリンでのお正月のヨールカ祭に外交官の子弟を招待した。

(中略) 

プーチン大統領は米国の新制裁は煽動であり、この先の露米関係を損なう目的で出されたものと語った。

(中略) 

2016年12月31日

トランプ氏はCNNとNBCテレビを、米国政府の新たな反露制裁とロシア政府による対抗措置をいかに報道したか痛烈に批判した。((中略)…政治学者らの中からもプーチン大統領は「はるかに優れた外交的反応を示し、再び米国に勝った」と賛辞が贈られた。

(以下略)

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ティラーソン米国務長官 対露制裁が不要となることに期待
転載元)
米国務省のティラーソン長官は、米国は今後のロシアとの協力によって対露制裁の発動を回避できるよう期待するとの文書を表した。

スプートニク日本

ティラーソン米国務長官の発表には「我々の2国の間には巨大なグルーバルナ問題についての協力が発生し、こうした制裁はこれ以上必要なくなることを期待する」と書かれている。
ティラーソン長官は米上院の制裁承認は「米国民の断固とした意志」の表れとし、一般の米国民はロシア側からの二国関係の改善への一歩を目にしたいと期待していると述べている。
先の報道によると、ティラーソン米国務長官は近いうちにも辞任するという噂を否定した