竹下雅敏考案 経筋体操[前編]:単純な体の動きに呼吸を合わせ、ゆっくりとリラックスして、同じ動作を12回繰り返すだけ
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<を> 1 | <つ> 2 | |||
Ⅰ | 〈ね〉 3 | あ | 4 |
|
Ⅱ | 〈き〉 3 | う | 4 |
|
Ⅲ | 〈さ〉 3 | わ | 4 |
|
ゑ | 5 |
も | 7 |
|
1 | ひ | 6 |
を | 8 |
2 | た | 6 |
す | 8 |
3 | め | 6 |
し | 8 |
4 | と | 6 |
あ | 8 |
5 | ほ | 6 |
い | 8 |
6 | か | 6 |
ふ | 8 |
7 | み | 6 |
へ | 8 |
牡羊 | や | 11 |
ま | 14 |
牡牛 | そ | 11 |
の | 14 |
双子 | よ | 11 |
ろ | 14 |
蟹 | む | 11 |
く | 14 |
A | ぬ | 9 |
う | 12 |
獅子 | な | 11 |
わ | 14 |
乙女 | ゐ | 11 |
さ | 14 |
天秤 | お | 11 |
れ | 14 |
B | こ | 10 |
け | 13 |
蠍 | ち | 11 |
り | 14 |
C | き | 10 |
に | 13 |
射手 | つ | 11 |
る | 14 |
山羊 | ゆ | 11 |
ん | 14 |
水瓶 | ね | 11 |
せ | 14 |
D | え | 10 |
て | 13 |
魚 | は | 11 |
ら | 14 |
関節の 運動 |
筋肉 | 作用 | 呼吸 | 星座 | ドーシャ | 経脈 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総称 | 名称 | 筋 | 息 | 1項目 | 2項目 | |||||
屈曲前屈 | 主動筋 | 浅頸筋 | 胸鎖乳突筋 | 首を曲げ、回転させる | 吸気筋 | 吸気 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 肝 |
椎前筋 | 前頭直筋 | 両側が機能すると頭を前方に曲げ、片側だと機能側に頭を曲げる | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 腎 | |||
頭長筋 | 頭を前方に曲げる | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 胃 | ||||
頚長筋 | 頸部を前屈させる | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 膀胱 | ||||
伸展後屈 | 主動筋 | 後頭下筋 | 大後頭直筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 呼気 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (脾) |
小後頭直筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (胃) | ||||
上頭斜筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (腎) | ||||
半棘筋 | 頸半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (小腸) | |||
頭半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (心臓) | ||||
胸半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (肺) | ||||
板状筋 | 頭板状筋 | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胃) | |||
頸板状筋 | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胆) | ||||
回旋筋 | 腰回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (膀胱) | |||
胸回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (脾) | ||||
頸回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胆) | ||||
協力筋 | 棘間筋 | 腰棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 天秤座 | 太陽の ヴァータ |
― | 脾 | ||
胸棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 蟹座 | ウダーナ・S | ― | 肝 | ||||
頸棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 腎 | ||||
回旋 | 主動筋 | 浅頸筋 | 胸鎖乳突筋 | 首を曲げ、回転させる | 吸気筋 | ( 吸気 ) |
牡牛座 | サマーナ・S | ― | 肝 |
後頭下筋 | 大後頭直筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (脾) | |||
下頭斜筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (膀胱) | ||||
半棘筋 | 頭半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | (心臓) | |||||||
頚半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (小腸) | ||||
胸半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (肺) | ||||
椎前筋 | 頚長筋 | 頸部を前屈させる | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 膀胱 | |||
回旋筋 | 腰回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (胃) | |||
胸回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (膀胱) | ||||
頸回旋筋 | 脊柱の回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (脾) | ||||
斜角筋 | 前斜角筋 | 肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 膀胱 | |||
中斜角筋 | 肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 胃 | ||||
後斜角筋 | 第二肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 胆 | ||||
協力筋 | 板状筋 | 頭板状筋(片側) | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胃) | ||
頸板状筋(片側) | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胆) | ||||
側屈 | 主動筋 | 浅頸筋 | 胸鎖乳突筋(片側) | 首を曲げ、回転させる | 吸気筋 | ( 吸気 ) |
牡牛座 | サマーナ・S | ― | 肝 |
椎前筋 | 外側頭直筋 | 両側が機能すると頭部の起立と外側へ曲げる | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (肝) | |||
後頭下筋 | 上頭斜筋 | 頭部の後屈、側屈、回旋 | 呼気筋 | 牡羊座 | デヴァダッタ・C | ― | (腎) | |||
椎前筋 | 頚長筋 | 頸部を前屈させる | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 膀胱 | |||
斜角筋 | 前斜角筋 | 肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 肝 | |||
中斜角筋 | 肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 膀胱 | ||||
後斜角筋 | 第二肋骨を上方に引く | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 胃 | ||||
協力筋 | 板状筋 | 頭板状筋(片側) | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胃) | ||
頸板状筋(片側) | 片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側で顔が上に向く | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胆) |
関節の 運動 |
筋肉 | 作用 | 呼吸 | 星座 | ドーシャ | 経脈 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総称 | 名称 | 筋 | 息 | 1項目 | 2項目 | |||||
屈曲前屈 | 主動筋 | 腹筋 | 腹直筋 | 体幹部の屈曲や回旋、側屈 | 呼気筋 | 呼気 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(腎) |
側腹筋 | 外腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(肝) | |||
内腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(胃) | ||||
伸展後屈 | 主動筋 | 半棘筋 | 胸半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | ( 呼気 ) |
蟹座 | ナーガ・C | ― | (肺) |
協力筋 | 棘間筋 | 腰棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 天秤座 | 太陽の ヴァータ |
― | 脾 | ||
胸棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 蟹座 | ウダーナ・S | ― | 肝 | ||||
頸棘間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 吸気筋 | 牡牛座 | サマーナ・S | ― | 腎 | ||||
多裂筋 | 腰多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (膀胱) | |||
胸多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (肝) | ||||
頸多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胃) | ||||
回旋 | 主動筋 | 半棘筋 | 胸半棘筋 | 頭部および脊柱の後屈、側屈、反対側への回旋 | 呼気筋 | 呼気 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (肺) |
側腹筋 | 外腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(肝) | |||
内腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(胃) | ||||
協力筋 | 多裂筋 | 腰多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (膀胱) | ||
胸多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (肝) | ||||
頸多裂筋 | 彎曲の伸展(背屈)とわずかの回旋 | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (胃) | ||||
側屈 | 主動筋 | 腹筋 | 腹直筋 | 体幹部の屈曲や回旋、側屈 | 呼気筋 | 呼気 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(腎) |
側腹筋 | 外腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(肝) | |||
内腹斜筋 | 肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
月の ヴァータ |
(胃) | ||||
後腹筋 | 腰方形筋 | 腰椎を作用側に屈する | 吸気筋 | 天秤座 | 太陽の ヴァータ |
太陽の ヴァータ |
脾 | |||
協力筋 | 横突間筋 | 腰内側横突間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (脾) | ||
腰外側横突間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 呼気筋 | 天秤座 | 月の ヴァータ |
― | (胃) | ||||
胸横突間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 呼気筋 | 蟹座 | ナーガ・C | ― | (腎) | ||||
頸後横突間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (膀胱) | ||||
頸前横突間筋 | 脊柱の背屈(側屈、後屈) | 呼気筋 | 牡牛座 | クリカル・C | ― | (肝) |
単純な体の動きに呼吸を合わせるだけなのですが、かなり効果は高いようで、私の場合、短期間にウエストが5センチ細くなり、それをキープ出来ています。面白いのは、花粉症の症状が今年は随分と軽いのですが、パソコンで目に負担をかけると、てきめんに次の日に鼻づまり、クシャミなどの花粉症の症状が出て来ます。ところが、外に出てノーマスクで「経筋体操」を始めると、症状が治まるのです。このことは、花粉症の根本原因が花粉ではないことを意味しているかも知れません。
「経筋体操」を行う上でのポイントは、ゆっくりとリラックスして行うことです。副交感神経を優位にするために、「息を吐く時に腸骨(上前腸骨棘)が開き、息を吸う時に腸骨が閉じるのをイメージする」と効果的です。本当は、呼吸に合わせて、腸骨(上前腸骨棘)が開いたり閉じたりするのを感じながら体操を行うのが一番いいのですが、少々難しいので、最初はイメージすることから始めてください。
もう一つの特徴は、“各体操と体操の間に、タダアーサナのポーズで、3~5呼吸休む”ことです。これを行うことで、身体全体の気の通りが抜群に良くなります。
適切なモデルが居ないため、「経筋体操」の紹介はせいぜいイラスト付きのものになるだろうと言っていたわけですが、わかりやすいイラストを描いてくれたのは、スタッフこじかさんです。よく見ると、息を吐く場面では、クマさんの口が開いています。細かい所まで気を配ったもので、かなりの労力と時間がかかっているイラストです。
今回は、「経筋体操」の前半です。ゆっくりやると、前半だけで20分ほどかかります。通常の体操は、同じ動作を10回繰り返すのが普通ですが、「経筋体操」は12回繰り返します。これは、10回と12回では、気の通りが全く異なるためです。どの体操もタダアーサナをはさんで2回繰り返すと、抜群に効果が高くなります。私は、特に気に入っている体操のみを2回繰り返すようにしています。
肩関節の屈曲、伸展などの用語が意味する関節の動きは、こちらのpdfの「各関節の動き」の図を参照してください。来週に、「経筋体操」の後半を紹介します。