Dmitry Orlov, The Saker, Victor Katsap and Evgenia Gurevich
June 2, 2016, Information Clearing House
我々、下に署名する者たちは、アメリカに住み仕事をしているロシア人である。我々は、現行のアメリカとNATOの政策が、ロシア連邦および中国との極度に危険な衝突の道筋へと、我々を追いやるのを、ますます深刻な懸念をもって注目してきた。
Paul Craig Roberts, Stephen Cohen, Phlip Giraldi, Ray McGovern, その他多くの、尊敬される愛国者であるアメリカ人が、不気味に迫る第三次大戦への警告を発し続けている。しかし彼らの声は、ロシア経済が崩壊しているとか、ロシア軍は弱いといった、すべて証拠に基づかない、虚偽の不正確な物語に満ちたマスメディアの騒音の中に、ほとんどかき消されている。
しかし、我々、ロシアの歴史と、現在のロシア社会とロシア軍の状態を、ともに知っている者たちは、こういったウソを呑み込むことはできない。
我々は、今、アメリカに住むロシア人として、アメリカ人民はウソを教え込まれていると警告し、彼らに真実を知らせることが、我々の義務であると感じている。そして、その真実とは単純にこういうことである:――
もしロシアとの戦争が始まるならば、アメリカはほとんど確実に
破壊されるだろう、そして我々のほとんどは死ぬことになるだろう。
(中略)
もしヒトラーが、今日のロシアを攻撃するとしたら、彼は20分か30分後には死ぬだろう。そして彼の地下壕は、バルト海のどこかの、小さなロシア海軍船から発射された、Kalibr超音速巡航ミサイルによる攻撃で、燃える瓦礫になっているだろう。新しいロシア軍の実戦能力は、最近の、ISISやアルヌスラや、他のシリアで戦っている、外国の支援によるテロリスト集団への攻撃のさいに、十分な説得力をもって証明された。
(中略)
もし明日に、米露の間で戦争が起こったとしても、アメリカが消滅させられることは保証できる。最小の予想でも、送電網、インターネット、石油やガスのパイプライン、国内 高速道路網、航空機、GPS によるナビゲーションなどは、すべて使えなくなるだろう。金融センターは廃墟となるだろう。政府はあらゆるレベルで機能停止するだろう。地球上の至るところにある米軍基地は、もはや補給されないだろう。
最大に見積もれば、アメリカの陸地全体が、放射能灰の厚い層に覆われるだろう。我々がこれを言うのは、人騒がせが目的でなく、我々の知るすべてに基づいて、我々自身が危険だからである。もし攻撃されれば、ロシアは引き下がることはない。ロシアは報復する。そしてアメリカ合衆国を完全に消滅させるだろう。
アメリカの指導部は、状況を大災害の瀬戸際にまで追い込むために、可能なあらゆることをやっている。まず、彼らの反ロシア政策は、ロシアの指導部に、西側に譲歩したり交渉したりすることは無駄だと確信させた。
(中略)
現在、NATOは以前の約束を破って、ロシア国境ぎりぎりにまで迫り、米軍はバルト諸国に配備されていて、ロシア第二の大都市、ザンクトペテルブルグを砲撃の射程におさめているので、退くべき場所がどこにもない。彼らは攻撃はしないが、退くことも降伏もしないだろう。
ロシアの指導部は、80%以上の民衆の支持を得ており、残りの20%は、西側の侵食に対してあまりにも弱腰だと考えているようだ。
しかしロシアは報復する意志はもっている。だから挑発や単純なミステークでも、一連の事件を引き起こし、何百万人のアメリカ人の死と国土の破壊をもたらす危険がある。
(中略)
ロシアの軍事力は、通常兵器も核兵器も、今すぐ戦う用意ができていて、アメリカとNATOに対して対等以上である――特に、ロシア国境付近で戦争が勃発した場合には。
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原則非公開の会合のようですが、NHKが特別に取材が許可され特集を組んでいます。こちらにダイジェスト版のキャプチャー付き文字起こしがあります。『富士山会合』の運営委員で司会も務めた田中明彦氏が「中国の南シナ海での行動について、厳しく対処しなければいけないという見方が、日米双方ともに強くなっている」と番組内で述べています。また、ヒラリー・クリントンが大統領に当選すれば、国防長官の有力候補と目されているミシェル・フロノイ元国防次官が「(ヒラリー・)クリントン氏は、中国の攻撃的な行動が調和を乱していることを見抜いています。最近の中国の、特に尖閣諸島に絡んだ東シナ海や南シナ海での行動は心配の種です。」と述べています。
この会合では、ポスト・オバマの「対日利権」の維持強化の目的の他に、やはり南シナ海でアメリカが日本を使って中国にちょっかいを出す方法がいろいろ話し合われたのではないかと思いたくなる要素がたくさんあります。
板垣英憲氏の情報には"安倍晋三首相は、…ヘンリー・キッシンジャー博士…から「政権交代」を、米CIAに近い「ジャパンハンドラーズ」から「政権維持」を指示された。これに対して、安倍晋三首相は、キッシンジャー博士に逆らい、「ジャパンハンドラーズ」に従い、衆参同日選挙=ダブル選挙を断念、「参院議員選挙単独」での選挙を決断した"とあります。その狙いは、憲法改正の発議に必要とされる衆参両院で3分の2以上を実現し、憲法改正の手始めに偽旗テロを起こし、緊急事態条項を手に入れ、非常事態宣言をして戦争に突入ではないでしょうか。それを指摘している竹下氏のこちらのコメントは必読だと思います。
一番下のツイートは上杉隆氏がアーミテージにインタビューしたもののようですが、「たった3年間でこんなにできるリーダーを初めて見ました。アメリカの観点から見れば、今まででベストだと思います」と"安倍晋三をベタ誉め"しています。