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最低賃金引上げのニュース、しかし時給1000円を越す地域でもフルタイムの年収換算では200万円未満のワーキングプア、引き上げ額も消費増税で吹っ飛ぶレベル

 厚生労働省が最低賃金を引き上げたと華々しく報道しています。
平均引上げ額27円。NHKは、時給計算では「最も大きい引き上げ」「東京、神奈川では時給1000円を超える」と大変な偉業のようです。
 そうなのか?
BUZZAP!の記事では、この最低賃金をフルタイムの年収に換算しています。すると、最高の東京で194万4960円、最低の鹿児島では151万1040円と、年収200万円が目安のワーキングプアから到底脱出できないと指摘しています。しかも、全国平均の時給901円を超えているのは、東京など7都道府県のみ、17県は700円台に止まっていて、とても手放しで喜べる引き上げではないことが分かります。
異邦人さんは「こんな微々たる上げ幅は、消費増税で打ち消される」「今のように生活もままならない最低の賃金はやめるべき」とツイートされていました。また企業側は、人件費上昇分を下請事業者に価格転嫁するなど、どこかに歪みが押し付けられるとの指摘もあります。小手先の最低賃金引き上げでは景気全体の底上げは難しい、と書いていたら、7/31に良い記事が挙げられていました。これこれ。
時事ブログでは、従来から最低賃金ではなく「最高賃金」の設定を提案しています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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最低賃金の目安 東京 神奈川で時給1000円超 全国平均は901円
引用元)
今年度の最低賃金の引き上げを議論してきた厚生労働省の審議会は、全国の平均で、27円引き上げて時給901円とする目安を示しました。最低賃金が時給で示されるようになって以降、最も大きい引き上げで、目安通りになると東京と神奈川は時給1000円を超える計算です。
(中略)
(中略)日本商工会議所の三村会頭がコメントを発表しました。

「『諸般の事情を総合的に勘案し』という必ずしも明確ではない根拠により大幅な引き上げが決定されたが、最低賃金の引き上げの直接的な影響を受ける企業がさらに増加することや中小企業の経営、地域経済に及ぼす影響を懸念する」としています。
(以下略)
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【コラム】「上げ幅過去最大」の最低賃金をフルタイムの年収に換算すると浮かび上がる現実
引用元)
(前略)
フルタイムの年収で計算してみると…
さて、この最低賃金を年収に換算するとまた別の面が見えてきます。毎日8時間を週5日×4週の20日間働くと考えて計算してみましょう。
(中略)
まず全国平均の901円で考えてみると、172万9920円。最も高い東京でも194万4960円と200万円に届きません。最低の鹿児島(787円)では151万1040円となりました。
(中略)
一般に年収200万円以下の人をワーキングプアと呼びますが、東京ですらこの最低賃金ではワーキングプアから脱出できる水準ではないということになります。
(中略)
最低賃金の地域格差問題も温存
また注目点としては、全国平均の901円を超えているのは東京、神奈川の他に大阪、埼玉、愛知、千葉、京都の7都府県のみということ。

23道県が800円台、17県が700円台となっており、それぞれの都道府県の引き上げ幅を考えてみても地域格差は縮まっていません。
(以下略)


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蚊の季節がやってきた ~蚊との共生は可能なのか?!

 蚊の季節がやってきた。われわれが日常目にする蚊は大まかには、「やぶ蚊」と「いえ蚊」に分類できるだろう。やぶ蚊は日中活発に活動するのに対し、いえ蚊は夜中に活動するのはご存知と思う。
 * 野外作業でイラつかせてくれるやぶ蚊!
 * 就寝を邪魔してくれるいえ蚊!
彼等はなぜ地球上に存在し、人々の周りで生存し続けているのか?
 
 確かに蚊は人間にとってありがたくない生物というイメージがあるようだ。マラリア、黄熱病、デング熱など、蚊が媒介する病気は多く存在する。地球には2,500~3,500種の蚊がいるといわれ、人間の血を吸う蚊はその中の数百種のメス、産卵のために吸うに過ぎないといわれる。
 一方で、蚊は自然界で重要な役割を担っていることが確認されている。幼虫のボウフラは水中の有機物の分解に貢献している。通常は、水中の有機物はバクテリアによって分解されることが多いようだが、その場合バクテリアの排泄物によって水は汚れてしまう。同時にバクテリアが増えすぎると水中の酸素の濃度が下がってしまい、生き物が住めなくなってしまう可能性もでてくる。ボウフラは有機物だけでなくバクテリアも食べ、呼吸は空気中から行うのであまり水を汚さない。蚊は病気の媒介もしてしまうが、汚い排水溝の水の浄化もしてくれる。蚊の成虫は植物の花粉の媒介も行う。 (ムシテックワールド「蚊の存在理由ってなに?」と、Gigazine「もしもこの世から「蚊」がいなくなったら?」を参照した)
 
 この様に蚊の存在を肯定する言論がある一方で、米国のある大学の研究チームが、中国で「放射線と細菌で蚊を根絶した」との実験結果が報告された。
 それによると、「放射線を使って蚊を不妊化する」「特殊な細菌株により蚊の卵を生存能力のない状態にする」というものである。
 デング熱の感染率が中国国内で最も高くなっている場所で、2年間に及ぶ実験を行ったとのこと。実験結果は目を見張るもので、ふ化した蚊の卵の数が94%減少、また、捕獲される雌の数が83~94%減少した。地元住民の蚊に刺される割合が97%近く減少したそうである。
 
 この実験報告はいかにも人々のために有益と映るかもかもしれないが、地球上に存在するすべて(物質だけに留まらない)が、必然必要と言うのが宇宙の仕組みであることを考えれば、この実験が「人間のエゴ追及にすぎなかった」と見なければならないだろう。時事ブログ2019/07/19でも、人間の安易な判断が生態系を壊したことが紹介されている。
 「蚊」と共生できる手段や方法を見つける努力が必要である!
(長哥)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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放射線と細菌で蚊を根絶、中国の実験で成果
引用元)
(前略)
 感染症を媒介する蚊を標的とした二つの技術を組み合わせる実験が中国で行われ、実験区域2か所で蚊を実質的に全滅させることに成功した。研究結果が18日、発表された。
(中略)
 実験の対象となった蚊は、ヒトスジシマカ(中略)...と呼ばれる、制御が特に難しい種類だ。一般にヤブカと呼ばれるこの蚊はジカ熱やデング熱などの感染症の主要な媒介生物となる。

 米ミシガン州立大学(中略)...などの研究チームは、次の二つの個体群制御技術を利用した。蚊を実質的に不妊化する放射線と、蚊の卵を生存能力のない状態にする「ボルバキア(Wolbachia)」と呼ばれる細菌株だ

 研究チームは中国・広州(中略)...を流れる川の中州にある2か所の実験区域で2年間に及ぶ実験を行った。広州はヒトスジシマカが原因でデング熱の感染率が中国国内で最も高くなっている場所だ。

 実験結果は目を見張るものだった。ふ化した蚊の卵の数が94%減少し、生存可能な卵が一つも記録されなかった期間も最長13週間に上った。また、捕虫器で捕獲される雌の数が83~94%減少し、6週間にわたって一匹も雌が検出されないこともあった。

 地元住民の蚊に刺される割合が97%近く減少したことも今回の実験結果を裏付けている。
(中略)

■放射線と細菌
 ボルバキア細菌株を用いる個体数制御は、ボルバキアに感染した雄と感染していない雌との間にできる卵を成長させないことで機能するため、感染させた雄だけを野外に放出する必要がある。同じボルバキア菌株に感染した雄と雌同士が交尾すると、この手法に対して耐性のある雌が生まれる可能性があり、手法の有効性は低下してしまう。

 だが、感染した雌を放出させないのは難しく、通常は0.3%ほどの雌が混入してしまう。研究チームはこの問題を克服するため、実験室内で飼育するボルバキア感染蚊に低レベルの放射線照射を施した。放射線は雌を不妊化するが雄は生殖可能な状態を保つ程度に調節した。
(以下略)


Writer

長哥

会社勤務時代の健康診断で見つかったポリープが目覚めさせてくれました。それ以来、世の中の裏側に意識がいくようになり、真実情報を探求したいと思う気持ちが強くなったのですが、入手方法すらわからない始末で、それらの情報は殆どなく、あってもスピリチュアルな分野でしか見つけられない状況でした。

そんな中、「未来への分水嶺」というのがトリガーになったように思います。 支配するためだった筈の「インターネット」、いまでは情報拡散の道具となってしまったようです。 直感力(ひらめき)を第一に、日々接する情報から、多くの方々の気づきに成るようなものが発信できればと思っています。



「重度の身体障害者に国会議員が務まるのか?」などの声にきっぱり答えてくれる「せやろがい!」

読者からの情報です。
シンクロ率120%。
コンビの息ぴったし!

面白すぎて、内容入ってけえへん(笑)
(まゆ)
 本日予定していた記事を急きょ差し替えました。
舩後さんと木村さんが参議院に初登院される今日にこそふさわしい、
せやろがいおじさんと、そして乙武氏のコラボ。
 「重度の身体障害者に国会議員が務まるのか?」
 「災害などの有事に際に障害者が対応できるのか?」
 「国会をバリアフリー化する整備ための税金が勿体無い」
などの多くの声に答えてくれました。

 今回のお二人の登院についての様々なコメントは、あたかもリトマス紙のように、その人柄を表してしまいました。
(まのじ)
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障害者に国会議員が務まるか?乙武さんとコラボ一言
配信元)



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[Twitter]イッヌ「ペットボトルチャレンジ?余裕やろ」

ライターからの情報です。
少し前に格闘家のペットボトルチャレンジ取り上げられましたが、
モフモフかわいい?わんこのチャレンジ。
ところで、わんこやワンコの表記では無く、
最近は、イッヌと表記する様です。
(メリはち)
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配信元)

東京五輪:ついに小学校への動員や自己負担ありきのタダボラを強要する一方、熱中症の危険は深刻に

 冒頭の記事は昨年12月のものです。「東京オリンピック・パラリンピック」のボランティアの応募が目標の2万人に達していなかったのに、締切日目前でいきなり目標人数を大幅に超えた、そのカラクリが明らかにされています。東京都教育委員会が10万枚の応募用紙を都立高校に配布し「半ば強制的に応募を強いて」いたらしい。無償ボランティアという学徒動員だと昨年から言われていました。
 さて今回は、小学生への動員です。またしても都からのお達しで「教員引率のオリンピック観戦」を要請され、観戦種目は全て都が決める、他県のスタジアムでも交通費は自腹、しかも最寄駅を使ってはならず一駅離れた場所から徒歩で向かうべし、と。100人以上の生徒を4、5人の教員が炎天下に引率し、熱中症が起きれば現場の教師の責任、もちろん無償という必死の告発ツイートです。「ブラックボランティア」著者の本間龍氏は「勇気をもってボイコットして下さい」とツイートされています。
 さらにインドネシアの方がボランティアに採用されたものの、開催3週間前から現地入りを求められ、滞在費等は自腹、宿は今から自己責任で予約すべし、と。その方は海外での競技大会ボランティア経験者であったため、日本の「上のために下に無理させるスタイル」に失望されたそうです。今や海外からも呆れられるタダボラ。
 しかもこの時期の熱中症は本当に深刻な問題になっているというのに、それと五輪は別問題、と呑気に思えるお方って、居るのかね? 
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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『東京オリ・パラのボランティア』都立高校生に強要!応募用紙配って「全員書いて出せ」
引用元)
東京オリンピック・パラリンピックの都市ボランティアの応募がきょう21日(2018年12月)に締め切られた。おとといまでは目標の2万人に達していなかったが、なぜか19日になって2万8000人の増え、目標を大幅に超えた

どんなカラクリがあったのか。「モーニングショー」が調べると、東京都教育委員会が10万枚の応募用紙を都立高校に配布し、半ば強制的に生徒たちに応募を強いた疑いが出てきた

SNSには「『とりあえず全員書いて出せ』って言われたんだけど、都立高校の闇でしょう」と書き込みがあり、東京都の都市ボランティア申し込み用紙が公開され、ネットで一気に拡散した。

都立高校の生徒たちは、「最初は『自由参加だよ』と言われたのに、あとになって、『みんな出してね』と強制的になってきた」「ノルマもあった」と話している。
(以下略)

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配信元)



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