注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

【米次期政権】スティーブン・バノン首席戦略担当上級顧問「邪悪なことはいいことだ。ディック・チェイニー、ダース・ベイダー、悪魔。これが力だ」
— やがて空は晴れる...。 (@masa3799) 2016年11月20日
とんでもない男がホワイトハウスに入り込んだものだ。黒ミサのお告げで政治やろうってか。https://t.co/4nxsTbXTRD pic.twitter.com/oYvYa3IMIj
Paul Craig Roberts
November 15, 2016, Information Clearing House

私は、ジョージ・W・ブッシュ政権に批判的であったために、リベラル‐進歩的‐左翼‐ホモセクシュアル/性転換・権利グループが、私を危険人物としている。
(中略)...
トランプは、中間層の仕事をアメリカ人のために取り戻そうとしていて、(中略)... 核戦争を避けようと、彼は、主要な核保有大国の間の、正常な関係を取り戻そうとしている。
独立して生活するのに十分なだけの、アメリカ人のための仕事がないというのに、膨大な合法・不法の移民を受け入れるのは、おかしいとトランプは言っている。
これは当然の常識である。
にもかかわらず、“脅かされた人々”は、それをファシズムと見ている。
“脅かされた人々”とは誰か? それは例によって最も強力な者たちである。
イスラエル・ロビーより強力なロビーがあったら、言ってほしい。そんなものはないはずだ。
しかし、ユダヤ人ロビーJ Street(団体名)が、11月14日午後5:11に、ヒステリックなEメールを私に送ってきた。「我々がみんな団結して、トランプが、ブライトバート・ニュースの編集者Stephan Bannonを、戦略担当主任および主任カウンセラーとして選んだことに抗議しなければ、憎しみの波が全国に広がり、ユダヤ人、ムスリム、アフリカ系米人、LGBTの人たち(レズ、ゲイ、バイセクシュアル、性転換者)、移民、ヒスパニック、女性や他のグループを、滅ぼしてしまうだろう。」
おいおい本当かよ! トランプの戦略担当主任が、その役職は何であれ、ユダヤ人や異常な性衝動をもった人々を、クリントンやジョージ・W・ブッシュやオバマ政権をコントロールしたシオニスト・ネオコンがやったように、またイスラエルでネタニエフがやったように、ドローンやクラスター爆弾で、攻撃しようとしていると言うのか? 彼らは、何百万という人々にそれを行い、7か国の人々を殺し、住居を奪ったのである。
それとも、トランプは、ネタニアフがパレスチナの女性や子供にやっているように、通りで彼らを撃ち殺すと言うのか?
(中略)...
J Street によれば、主たる問題は、トランプが助言役として“超右翼”(Alt-Right)の人物を任命したことのようだ。核大国間の危険な緊張はどうなのだ? アメリカの中間層が崩壊していく問題は?
(中略)... » 続きはこちらから
下の記事は、ポール・クレイグ・ロバーツ氏によるもので、アメリカで最も強力なイスラエル・ロビーが、このバノン氏を槍玉に挙げている様を皮肉っています。
確かに、この人物はイスラエル・ロビーにとっては都合の悪い人物のようです。それゆえに、氏は人種差別主義者とされるようです。記事では、これまでのアメリカの政権がドローンやクラスター爆弾で何百万人という人々を殺してきた事実を挙げ、そちらは問題ではないのかと問いかけています。
キリスト教の価値観に基づいて、国を立て直そうとしているトランプ政権に集う人々は、悪魔崇拝者(サタニスト)にとってはファシストであり、人種差別主義者になるというわけです。