(前略)
カトリック系サイトのライフサイトニュースが、
キャサリン・フィッツ氏という、かつて米国住宅都市開発省次官補だった人へのタッカー・カールソン氏のインタビューを記事にしていました。
キャサリン・フィッツ氏の経歴や、おこなっている活動については、記事の中でも紹介されているので、割愛しますが、つまり
は、「グローバリストによるデジタル独裁政治への試みを調査検証してきた」方です。
(中略)
グローバリストだディープステートだということを別としても、
「大衆のデジタル依存がすごい」状態であることを私たちは日本で見ているわけで、何らかの「悪意」があれば、あっという間に取り込まれてしまうのだろうなと。
昨日、「
都内の小学生の約5割がスマホを所有、中高生は9割超え」ということを知りました。
そこには以下のようにありました。
スマートフォンの所有については、小学1年生から3年生までが27.2%、小学4年生から6年生が49.8%、中学生は90.4%、高校生は93.4%でした。未就学児については、保護者の24.9%がスマホをほぼ毎日利用させていると回答しました。
さらには、同じ日に、スマートフォンについての調査が掲載されていましたが、その以下の記事のタイトルで現状がわかります。
・
スマートフォンを現在利用せずに、将来も欲しくない人は1.6%のみ
(中略)
今の状態はすでに「デジタル奴隷社会なんじゃないだろうか」と思うことはあります。
19世紀のセルビアの予言者であるミタール・タラビッチの「クレムナの予言」というものには、以下の下りがあります。
クレムナの予言より
人間はさまざまなイメージが見える箱のような装置を作る。このイメージの箱は、向こう側の世界にとても近いところにある。それは、髪の毛と頭皮との距離くらいに接近している。このイメージ装置のおかげで人々は世界中で起こっていることを見ることができるようになる。
…人間の魂は悪魔にのっとられるのではない。もっと悪いものにのっとられるのだ。
その頃の人間の信じているものには真実などいっさいないのに、自分たちの信じる幻想こそが真実だと思い込むのである。
このミタール・タラビッチの「クレムナの予言」全文翻訳は、
こちらの記事の後半にあります。
(中略)
東京大学の鈴木宣弘教授は、“国民を守るとか、国を守るっていうね、概念が日本にはないんですよね(15分54秒)。…巨大企業でも入ってきてもらって、輸出やらスマート農業でバラ色だみたいなね、儲かる人だけ儲かればいいじゃないかみたいな議論にしてしまって、まさに消滅可能性市町村のレポートを読めば、消滅しなさいと書いてある(17分16秒)。…我々、アメリカ政府から色々言われてやっているわけですけども、その後ろには巨大な、人々の命を蝕ばんでも儲けたいという人たちが大きな力を持っていて、その人たちがアメリカ政府に言うと、日本が言われたらそれをやらざるを得ないみたいな、そんな構造が出来ていますよね(18分26秒)。…象徴的なのは、日本の農産物流を握っている全農さんを、カーギルが買収したい。全農が共同組合だとできないので、なんと日米合同委員会で「全農を株式会社化しろ」という命令があって、それで小泉進次郎さんとかの農協攻撃が始まったわけです。…全農は、株式会社になれば必ずカーギルが買うが、その後がまだある。カーギルが欲しいのは全農グレインっていう商社部門。これはすごく巨大な商社機能を持っている。そこが欲しいだけだから、他の全農本体の日本の国内における物流とかね、そういう点については中国の国営企業に売り飛ばす話まで。国家を超えたところでいろんな企業が結びつきながら、どうやって儲けるかということで動かしている部分が見え隠れしてきている(19分6秒)。…アメリカに従属させられて、やらされているかのように見えているけども、実はお隣の別の国もね、日本を植民地化するような形でどんどん浸食してきているわけですから…そこらまで含めて、日本がどうするのかをちゃんと考えないと、日本はいろんなところから草刈り場にされてしまう(21分9秒)”と話しています。
日本の状況は本当に危機的だと思いますが、残念なことに日本にはまともな政治家が一人もいません。「財務省解体デモ」は日本を変える可能性がありますが、そこに集まっている多くの人が「トランプ推し」だとしたら、夜明けはまだ先だという感じがします。
トランプやイーロン・マスクに期待をする時点で、人を見る目がないことが分かります。とくに男性は言葉に騙されやすい。女性は見た目に騙されやすい。まず、人物の「波動」を見ることです。そうすれば、善人か悪人かはすぐにわかります。