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[Sputnik 他]「地面に伏せて頭を守って」 日本政府が北朝鮮ミサイル着弾への対処法を発表

竹下雅敏氏からの情報です。
 孫崎享氏が、“安倍政権、実際の支持率危機的なんじゃないの”とツイート。同意します。この無能政権は、何とかなりませんか。
 安倍首相自身が北朝鮮のミサイルはサリンを積んでる可能性があると言って国民を脅しているのに、北朝鮮からのミサイルの着弾の恐れがある際には、“物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る”という対処方法を示したらしい。
 確か、“日本国民には指1本触れさせない”と、のたまわったような気もしますが…。多くの人は、“えっ?ミサイル迎撃出来るんじゃなかったの?”と驚いていると思います。経験上日本はあまりにも無能なので、ミサイルが落ちてから、落下地点を後でアメリカに教えてもらっています。政府に何かを期待するのは、止めた方が良いというのが、今回もよくわかると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「地面に伏せて頭を守って」 日本政府が北朝鮮ミサイル着弾への対処法を発表
転載元)
日本政府は朝鮮民主主義人民共和国をめぐる情勢が緊迫化していることを受けて、弾道ミサイルが日本国内に落下した場合を想定した対処方法を公表した。

スプートニク日本

内閣官房と総務省消防庁は共催で都道府県の担当者およそ70人を集めた説明会を開催。着弾の恐れがある際は全国瞬時警報システム(Jアラート)や防災行政無線、緊急速報メールなどで情報伝達が行われる。

政府は屋外にいるときは「できるだけ頑丈な建物や地下街に避難する」などと呼び掛け、近くに適切な避難場所がないときは「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守」り、屋内にいる場合は「できれば窓のない部屋へ移動する」と説明している。

ミサイル着弾を想定した住民避難訓練の必要性も指摘され、実際に近い場面を想定した訓練の実施が各都道府県に要請された。訓練の費用は日本政府が負担する。

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配信元)



山城博治氏「私の起訴状には『共謀』という言葉がいっぱい出てきている!」/ 永田町恐怖新聞 Vol.4

 最初の動画は、152日間の勾留からようやく釈放された、沖縄平和運動センター議長、山城博治氏の講演です。
 0:17〜2:15では、山城氏の起訴状に出てくる、4つのタイプの共謀について述べています。

1.山城とともにテントで寝起きしていた、そこで協議をしていた。
2.寝起きをしないまでも、ゲート前に常時いて、山城のアジ演説を聞いて拍手した。
3.事件当日までの間に、山城の話を随所で聞いてきた、そこで拍手を送った。
4.事件とされるその日、たまたま東京大阪からやってきて、山城がアジった。「ブロックを積んで、ここで基地建設を止めようぜ」と言ったことについて、拍手を送った。

 これらすべてが、氏に賛意を表した、つまり共謀に当てはまることになるそうです。
 氏はこの内容が、「実験的に、共謀とは何かを言っている」と警告していますが、沖縄では一足先に共謀罪による逮捕が実験されています。
 去年、高江の抗議活動に参加したとき、前日拘置所から釈放されたばかりという方からお話を伺いました。印象的だったのは、自分は山城氏とともにブロックを積んだ件で逮捕されたはず、なのに証拠として見せられた写真の中に、自分がブロックを積んでいる写真は一枚もなかったと。証拠写真として見せられたのは、自分が山城氏と立ち話をしている写真だったと。なんでこれが悪いの?と思っていたら、「山城と(ブロックを積む)はかりごとをしている」と。「はかりごと・・・」。たしかに、共に謀るから共謀だが、これが証拠と言われた日には、なんでもありということです。
 2番めの記事は、その共謀罪について、山本太郎氏が「永田町恐怖新聞」でわかりやすく説明しています。要するに何をやってもやらなくても、権力者に都合の悪いものは誰でも、逮捕して有罪にできる法律です。
 こんなのが通ったら、国民をだまらせることができるので、森友学園問題も、どんなスキャンダルも、そのままスルーになってしまいます。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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山城博治氏登壇!!「私(山城氏)の起訴状には『共謀』という言葉がいっぱい出てきている!」
配信元)

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永田町恐怖新聞 Vol.4
 

共謀罪を詳しく解説するチラシが出来上がりました。
今回は、全部で6Pになります。
是非、周りの方へ拡散くださいます様お願いします。

<PDF>
共謀罪ビラ(1P.2P.5P.6P)表紙、裏面PDF=共謀罪ビラ A3 

共謀罪ビラ(3P.4P)挟み込み用PDF=共謀罪(挟み込み用) 

<セブンイレブン ネットプリント>
ファイル名
A3-共謀罪(1P,2P.5P,6P)
予約番号 : 39127419
用紙サイズ : A3  ページ数 : 2
カラー両面プリント
カラー : 200円
有効期限 : 2017/04/28

A4-共謀罪(3P,4P挟み込み)
予約番号 : 06312496
用紙サイズ : A4  ページ数 : 2
カラー両面プリント
カラー : 120円
有効期限 : 2017/04/28

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[Sputnik]アサド大統領「米国その他の西側諸国はハンシャイフンの出来事を調査するあらゆる試みを妨害」

竹下雅敏氏からの情報です。
 スプートニクによるアサド大統領のインタビューです。内容を見ると、アサド大統領が状況を正確に把握していることがわかります。シリアの指導者として国民の信頼を集めているのがよくわかります。
 記事の最後の部分で、北朝鮮の金正恩はアサド大統領に祝電を送り、シリア空軍基地への米国の攻撃を非難したとあります。これはロシアの立場と全く同じです。ですが、プーチン大統領やアサド大統領と同様に、金正恩を評価する気にはなれません。ひょっとしたら、金正恩に対する悪いイメージをメディアによって植え付けられ過ぎているのかも知れませんが、金正恩が非常に多くの政敵を粛清し恐怖で支配しており、本当の意味で国民から支持されているとは思えないからです。
 スプートニクが金正恩のインタビューに成功したというのでもない限り、金正恩のイメージはそう簡単には変わりそうもありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アサド大統領「米国その他の西側諸国はハンシャイフンの出来事を調査するあらゆる試みを妨害」
転載元)
アサド大統領「ハンシャイフンではいかなる化学兵器攻撃もなかった。これは挑発だ」とスプートニクのインタビューで指摘。

スプートニク日本

シリアのアサド大統領は「スプートニク」のインタビューで「シリアのイドリブで化学兵器攻撃は一切なかった。シリア軍はハンシャイフンで戦闘員を攻撃したが、化学兵器はなしで(使っておらず)、西側が言っていることは正しくない」と述べた。

スプートニク、シリア大統領へのインタビューの内容を公表。

スプートニク記者:19日、マスコミ報道の中に、ダーイシュ(IS)の頭目であるアル-バグダディが、シリアとイラクの国境でロシア及びシリアの諜報機関により逮捕されたとのニュースがあったが、あなたはこれを確認しておられるか?

アサド大統領:いいえ、あれは真実ではない。

記者;真実ではないと、おっしゃるのか?

大統領:いいえ、あれは真実ではない。とにかくあの国境は現在、ダーイシュのコントロール下にあり、シリアあるいはロシアも、そして西側諸国も米国も、あそこでは引き分けの状態だ。ダーイシュのみが、あの国境をコントロールしている。それゆえ、アル-バグデディにとってあそこは安全な場所だ。

記者:わかりました。シリア当局は、化学兵器禁止機関(OPCW)の代表が国内に入り、ハンシャイフン(シリア北西部イドリブ県)での出来事を調査するのを許可すると発表した。あなた方とOPCWとの間で、何か接触はあったか? 最初の専門家グループがシリア入りする日取りはいつか?

大統領:実際のところ、数年前テロリストらがアレッポで最初に、シリア軍に対し攻撃した時からもう、我々は国連に、我々が言ってきた事、つまりテロリストの元には毒ガスがあり、彼らはそれをシリア政府軍に対し用いているという事を証明するため調査団を派遣するよう要請している。その後、同様の出来事が起きたが、国連は、そうした代表団を一つも派遣してこなかった。すべては、そのままだ。我々は、国連に公式書簡を送り、その中で、ハンシャイフンで起きた事を調査するため代表団を派遣してくれるよう要請した。もちろん国連は、これまで誰も送ってきていない。なぜなら西側や米国が、何らかの代表団がシリア入りするのを妨害してきたからだ。なぜなら、もし代表団がシリア入りすれば、ハンシャイフンで起きた事や、シャイラト空軍基地への攻撃に関するすべての話が、挑発でありウソであることが明らかになってしまうからだ。まさにそれゆえに彼らは、代表団を送ってこなかったのだ。現在、調査グループ派遣について唯一コンタクトがあるのは、ロシアそして、その他の国々だと思うが、これまで、何らかの代表団到着に関し、好ましいニュースは何も届いていない。

記者:再度お尋ねするが、あそこで起きた事をあなたはどう見ておられますか? 多くの様々な情報が溢れ、出来事が間違って解釈され、偽のニュースがでっち上げられているとの非難もあるからだ。あそこでは何があったのか、あなたの口から説明して下さい。

大統領:あの地区は「アル-ヌスラ戦線」、実際は「アルカイダ」がコントロール下に置いている場所だ。世界が手にしている唯一の情報は「アル-ヌスラ戦線」が発表しているものである。それを、様々なマスメディア、主に西側のマスメディアがまるごと、Youtubeやインターネットでビデオ配信している。それゆえ我々は、判断の際、そうした情報を基にすることはできない。第一に、我々は、あの日の11時30分に我々が攻撃した場所が、化学兵器倉庫あるいはその保管場所、あるいは何らかのそうした施設であったのかどうか、知らない。彼らの主張では、攻撃は6時か6時30分だったと言うが、我々はその時間、いかなる攻撃もしていなかった。それゆえ、ここで考えられるのは2つのバリエーションだ。一つ目は、攻撃は正午近くか、あるいは11時半にあったという説、二つ目は、.我々が、噓の挑発行為だと信ずるもので、いかなる攻撃もなかったという説である。

あなた方が写真やビデオでご覧になったすべての者は、我々がもう1年前あるいは2年前、あるいはそれ以上前に見たものに似ている。シリア民間防衛隊で人道的「アルカイダ」ともいえる「ホワイト・ヘルメット」に関係したものだ。この組織の歴史は、かなりあいまいである。彼らは存在していないも同じとも言える。ロシアの空爆の結果、殺されたとかいう子供達が写っている彼らの写真は、後になって「やらせ」、でっち上げであることが分かっている。連中が、少年を横たえて、泥や血を塗りたくったとの事だ。もちろん血などは偽物だ。こうしたトリックは、彼らの活動の一部である。我々は、この説を信じている。なぜならば、攻撃はあらかじめもう準備されており、彼らは他の声に耳を傾けようとはせず、調査も望まず、彼らが欲したのは、攻撃だけだったのだ。我々は、一つの大変単純な理由からこれは挑発行為だと考える。もしガスが漏れたり、あるいは攻撃だった場合、あの町で60人もの人が死んで、その後も町に、これまで通り住み続けることができたというのは、おかしくはないだろうか? 彼らは、住民を避難させなかったし、誰も町から出て行かなかった。生活は、通常のまま続けられた。あそこには、大量殺りく兵器が使われたというのにだ。 そしてその翌日、彼らは、シャイラト空軍基地を攻撃した。彼らはそこには、毒ガス貯蔵庫があったと主張し、すべての倉庫を攻撃した。しかしどんなガスも空軍基地に漏れ出すことはなかった。シリア軍の将校あるいは軍人の中で、ガスにやられたものは一人もいなかった。それゆえ我々は、いかなるガス攻撃もなかったし、ガス貯蔵庫もなかったと考えるのである。あれはすべて挑発行為であり、シャイラト空軍基地攻撃を正当化するためだけに行われたのだ。これが、実際に起こった事すべてである。

先の報道によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、シリアのアサド大統領に祝電を送り、シリア空軍基地への米国の攻撃を「愚かな侵略行為だ」として非難した。

[そもそも総研]「一般人を対象にせず」はウソ!座り込みや原発批判もアウト!共謀罪が「テロ等準備罪」ではないことも明言

 テロ等準備罪には本当に危険はないのか!この問題に迫るレポートです。
 対象となるのは一般人ではなく、277ある内のどれかの犯罪についての計画準備をした組織とのことですが、犯罪行為をやってなくとも犯罪をやろうと準備している!とみなされた時点でアウトとなるわけです。
 このあいまいな組織的犯罪集団の定義を、取りまとめ役の議員に突っ込んで尋ねていますが、一般人の市民運動でも対象となり得ることを認めています。
 さらには、集ったとされる目的を知るために監視社会が強化されていくことも懸念されますし、さらに拡大解釈がなされてかつての共謀罪のようになる危険もあるわけです。
 すでに沖縄の基地建設反対運動では、山城博治沖縄平和運動センター議長が道路にブロックを積んだということで威力業務妨害罪に問われ5ヶ月も勾留されていました。ですから、基地建設反対運動としての座り込みを計画するだけで全員が捕まる可能性が出てくるというわけです。
 一般人は対象にならない!拡大解釈は無い!監視社会もない!というのは早期締結のためなら何を言っても構わないといういつものやり方であり、やはり実態は気に入らない者たちを一掃するための共謀罪なのではないかと懸念されるわけです。
 6月には退陣するとの情報がありますが、安心していいものやら。
(しんしん丸)
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そもそもテロ等準備罪はテロ対策ではない
配信元)


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配信元)







青年会議所の広報委員長だった私が振り返る21世紀初頭
〜2001年 特集記事『 道しるべを探して…』を題材に〜

 これまで信用創造やプラウトについて寄稿していただいているseiryuu氏に上記のようなタイトルで執筆していただきました。
 21世紀初頭から既に人間や社会のあり方に危機感を感じ警鐘を鳴らしていたseiryuu氏に、当時の世相や自身の心境に現在の視点から考察を加え、思うところを綴っていただきました。
 こうした短いスパンでの時代考察は、その時代を知らない世代や流されてきた人達にとって「今」を正確に理解するのに役立つのではないでしょうか。
(編集長)
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 約16年前、2001年1月号から12月号まで、一年を通して違う場で執筆し連載した記事を改めてこの時事ブログの場で題材として掲載もしくは紹介の形で揚げて頂き時事ブログでの記事を展開させて頂きます。

 当時、私はあの青年会議所メンバーでした。掲載予定の特集記事は地元の青年会議所で広報委員長だった私の役割として作成したものです。



 地元青年会議所の運動テーマは毎年変化するのですが、この年掲げられたテーマが記事の中にある「永続可能な地球(ほしづくり)」。そしてスローガンが「夢」だったはずです。

 「夢」を前面に出さなければならない執筆は困ったなと思いつつ、地元青年会議所メンバーと折り合いをつけながら当時の私としては本当に懸命になって拙いながらも自分のうちにある思い考えをまとめた記事です。年間五回新聞折り込みで市内の全戸に配布した広報誌と地元青年会議所ホームページ上で載せていました。

 当時の状況と現在の状況は異なっていて記事は無論過去のものです。しかし内容を見直すと、物質現象面でいえば当時発生した流れが現在に流入して肥大して現象化していることがあるのも見て取れます。

 また全般に、この記事では現象そのものよりその水面下に内在している問題を取り上げていて、この水面下の問題は現在起きている事象にも繋がって共有されていることが多いのも見て取れます。

 その意味で、過去に執筆した特集記事を題材として解説を加えて自身のことを含めて当時を振り返りつつ現在へ至っている流れを見てみるというのは、「今」を理解し立体的な形で知る参考の一つにはなるのではないか?と考え記事作成を展開させて頂く次第です。

 お付き合い下さればありがたく存じます。よろしくお願いいたします。

特 集 予 告 2001年1月号掲載
道しるべを探して・・・
 

 喜劇王と称されたチャップリンは、映画「モダン=タイムス」で、機械を使う人間がやがて機械に操作され、ついには人間自身が機械化されていく悲喜劇を演じています。そこには産業革命から第一次、第二次世界大戦へと突き進んで行く近代の時間の流れに対する強烈な風刺が込められており、物質的な豊かさを求め、その引き換えに人間性を喪失させていく時代の営みに対する深い懐疑が表現されているよう感じます。

 人間性喪失、つまり非人間化の営みとは、人間が人間に対してその内面からの働き、夢や希望、喜び怒り、悲しみ、悩みといった、人間一人一人が様々なものを抱えて生きていく、その全体に対する想像や洞察を放棄して、人間を単純に労働力や戦力といった数値数量に置き換えて見なしていくことに終始する営みであると、いってもいいように思えます。

 さて、現代・・・・。止まることのない科学技術の進歩は、神の領域といわれた遺伝子の世界をも解明し、技術的にはクローン人間の製造も可能だといわれています。また一面、人類の存続をも危ぶまれる環境の悪化、非人間化の進行を示すかのような凄惨な事件の数々・・・・。私たちは一体どこに向かおうとしているのでしょうか。現代を生きる私たち一人一人が、本当に人間らしく生きるとはどうであるのかが問われているように感じられてなりません。

 21世紀の初頭に当たる本年、私たち社団法人○○青年会議所は「永続可能な地球(ほしづくり)」をテーマとして運動を展開していきます。その一環としてこの特集では、現代において私たちが真に人間らしく生きられる道を問うていきたいと思います。

 もとより用意され完成された答えがあるわけもなく、その道しるべを求めての当て所のない旅に終始するかも知れませんが、どうか、1年間よろしくお願いいたします。

 読者の皆様の一言が道しるべ発見の大きな鍵となることを期待しまして、特集予告とさせていただきます。


2000年晩秋から2001年早春、当時の状況、世相。



この原稿の初稿は2000年10月末ぐらいにあげたと思います。
新世紀を迎えるこの頃当時盛んに喧伝された言葉はIT革命。そして既にグローバルスタンダード(世界基準)なる言葉がマスメディアから各界でもてはやされていました。

日本では急死した小渕総理から森内閣(森喜朗をもじって蜃気楼内閣とも呼ばれていた。)となっていました。
バブルは既にはじけていましたが物質的にはまだ比較的日本は豊かでした。しかし、バブル後スキャンダルでさんざん叩かれた大蔵省は存続の危機に陥りついに2001年1月に解体されます。これにて日本型資本主義、そして過去の日本の経済政策は古く誤ったものとされます。ここから本格的に日本での構造改革がスタートしていきます。改革の旗手は2001年4月発足した小泉純一郎総理です。

この構造改革推進の流れは、「岩盤規制を取り払う」との美辞を謳いながら実質は国家財産を私物化する「国家戦略特区」を設置する現在の安倍政権の行状に繋がっています。加計学園問題の源流ともいえます。

一方、この時期の米国、ブッシュJRとゴアの米国史上まれに見る大接戦の大統領選が行われ、ブッシュJRが当選します。
これにてネオコンが台頭し、やがて「ニューワールドオーダー」の野望をあからさまにした行為を次々と実行に移していきますが、この大統領選挙終了まもなくから問題として声が上がったのが電子式投票機システムによる不正選挙疑惑でした。

これは実際に裁判にて争われ途中での判決では不正選挙が認めらますが最終的には最高裁の判決にてブッシュの勝利となります。しかし最高裁判事に様々な脅迫などがあったことが後に明かされています。ネット社会ではこの米国の電子式投票機システムが日本でも採択されてしまう懸念が当時すぐに示されていました。しかし残念ながらやがてこの懸念は日本でも現実のものとなり現在に至っています。

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