ぴょんぴょんの「今なぜ、改憲?」

 手さぐりで調べてきた、憲法の改正。むずかしかったけど、挑戦してよかったと思います。
 何よりも自分から学べたのがよかった。時事ブログは、毎日アーンと口を開けるだけで、栄養のある食べ物が食べられる。モグモグと食べるけど、どのくらい自分の身になっているのかわからない。それが今回は、お腹をすかして食べたので、これまでスルーしていた内容が、とてもおいしく感じられ、はじめて自分の栄養になった感じがしました。
 今回のキーワードは「戦後70年」です。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ぴょんぴょんの「今なぜ、改憲?」


日本国憲法は、占領軍の押しつけ?


ねえねえ、くろちゃん、憲法改正って、いつごろから騒がれてたの?

2年前、報道ステーションでスクープされた、「岸内閣時代の憲法調査会」の録音テープ、覚えてっか?


あれはたしか、昭和31年のテープだよね。
そんな以前から、憲法を改正しようとしてたんだ。

ま、あのとき、改正を声高に叫んでいたのは、おじいちゃま、そして今叫んでるのが安倍首相。
その頃から「現行の日本国憲法は、GHQの押し付け憲法」ってセリフの繰り返しだ。
「占領下にできた憲法をあらためて、日本にふさわしい自主憲法を作りたい」
と岸信介が言えば、孫は「占領時代に作られた憲法である。私たちの手で憲法を変えていくべきだ」と言う。

なんか、まったくおんなじこと言ってる。

安倍首相の頭ン中じゃ、録音された「おじいちゃま」の言葉が、こわれたレコードみたいにリピートしてるかもな。


でも、「日本国憲法は、占領軍の押しつけ」って、ホントなの?

当時の録音で、改正派は「外国の権力者が作った憲法ですから」とか、「みっともない前文」とか言ってる。これ、どっかで聞き覚えねえか?

安倍首相も、「みっともない」って言ってたような。

2012年の安倍首相の発言
「日本国憲法の前文には『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』と書いてある。つまり、自分たちの安全を世界に任せますよと言っている。・・・いじましいんですね。みっともない憲法ですよ、はっきり言って。それは、日本人が作ったんじゃないですからね。」

「いじましい」? 「いじましい」ってどういう意味?

「見苦しい」って意味だよ。おのれも今の憲法の恩恵にあずかってきたくせに、なんていいぐさだって思うな。

でも、「日本人が作ったんじゃない」って言ってるよ。


戦争放棄をマッカーサーに提案した幣原首相


それは、ウソだ。
戦争放棄をマッカーサーに提案したのは、幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう)首相
だった。

幣原喜重郎 Author:幣原平和財団[Public Domain]


「しではら」って、読めないね。「へいはら」かと思ったよ。

「しではら」だ。戦後2番めの首相。この人が、戦争放棄の9条を考えだしたと言われるし、実際そうだった。
時事ブログでも、2016年8月13日をはじめ、何回か記事になってるぜ。

何か、それを証明するものがあるのかな?

「憲法を100年いかす」166ページに、憲法調査会の会長・高柳健三とマッカーサーの往復書簡が引用されている。
高柳「幣原首相は、新憲法起草の際に戦争と武力の保持を禁止する条文を入れるように提案しましたか」
マッカーサー「戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにという提案は、幣原首相が行ったのです」。

おお、「9条を提案した」のは「幣原首相」って言ってるね。

また幣原内閣時代の衆議院議員、平野三郎氏と幣原氏の会話も残っている。
「幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について
平野「実は憲法のことですが、私には第九条の意味がよく分りません。あれは現在占領下の暫定的な規定ですか、それなら了解できますが、そうすると何れ独立の暁には当然憲法の再改正をすることになる訳ですか。」
幣原「いや、そうではない。あれは一時的なものではなく、長い間僕が考えた末の最終的な結論というようなものだ。」

「僕が考えた」って、本人が言ってるね。

幣原「・・・・ここまで考えを進めてきた時に、第九条というものが思い浮かんだのである。そうだ。もし誰かが自発的に武器を捨てるとしたら ー
 最初それは脳裏をかすめたひらめきのようなものだった。次の瞬間、直ぐ僕は思い直した。・・・・何と言う馬鹿げたことだ。・・・・正に狂気の沙汰である。
 しかしそのひらめきは僕の頭の中でとまらなかった。どう考えてみても、これは誰かがやらなければならないことである。・・・・そして僕は平和の鍵を握っていたのだ。何か僕は天命をさずかったような気がしていた。」

すごい! ひらめいたんだね。
まるで天からのメッセージを受け取る、預言者みたいだ。

さらに、戦争放棄について、
幣原「そのことは此処だけの話にして置いて貰わねばならないが、・・・元来、第九条のようなことを日本側から言いだすようなことは出来るものではない。まして天皇の問題に至っては尚更である。・・・・・憲法は押しつけられたという形をとった訳であるが、当時の実情としてそういう形でなかったら実際に出来ることではなかった。」

そうかあ、「天皇を残す」って言ったら、日本から被害を受けた国々は反対だろうし、「戦争を放棄する」って言ったら、今までの戦いは何だったんだ?って、国内からも不満が出るもんね。

幣原は肺炎にかかったとき、占領軍からもらったペニシリンで全快した。そのお礼を口実にマッカーサーを訪ねている。
幣原「昭和21年の1月24日である。その日、僕は元帥と二人切りで長い時間話し込んだ。すべてはそこで決まった訳だ。・・・・マッカーサーは非常に困った立場にいたが、僕の案は元帥の立場を打開するものだから、渡りに舟というか、話はうまく行った訳だ。・・・・賢明な元帥は最後には非常に理解して感激した面持ちで僕に握手した程であった。」

ダグラス・マッカーサー WikimediaCommon[Public Domain]


マッカーサーも天皇制が残って、日本が非武装になることを、望んでたんだね。

最後に幣原はこう、締めくくっている。
「なお念のためだが、・・・・このいきさつは僕の胸の中だけに留めておかねばならないことだから、その積りでいてくれ給え。」

つまり、自分の発案だということはずっと、秘密にしてくれって言ってる。
こんなに日本の平和に貢献したのに奥ゆかしい人だね。カッコいいな!

だろ? おれも最初は、日本の首相に、こんなエラい人がいたんだって感動した。
ところがだ。そこで、終わらせてくれねえんだな。

なんで? 良かったんじゃないの? 


日本国憲法にフリーメーソンの影


実を言うと、幣原はフリーメーソンだった。オマケにマッカーサーも、だ。

へえ?! 二人とも? どうりで意気投合しちゃってるわけだ。
それ聞いて、ちょっと冷めた。

この言葉を読んでみろ。
幣原「(戦争放棄について)あれは一時的なものではなく、長い間僕が考えた末の最終的な結論というようなものだ。・・・・僕は世界は結局一つにならなければならないと思う。つまり世界政府だ。」

うわあ、出た、「世界政府」!

1930年にロンドン・海軍・軍縮会議があった。そのとき幣原は外務大臣として出席したが、日本は一方的に軍縮させられるはめになった。彼は海軍から、「弱腰外交」って非難されたが、そのときの話が「フリーメーソン幹部の証言」に書いてある。
「ウィリアム・R・キャッスル駐日大使は、・・・次のように語っている。『今回の日本政府の勇気ある決断によって、軍縮案が無事実施されることに、心からお礼申し上げます。それも、これも幣原外相がメーソン員としての信義から・・・・フリーメーソンの世界平和達成に協力してくださったからと理解しています』」。

うわっ、ヤバい。

これ知ると、なんだこいつ、日本のために戦争放棄するんじゃなくて、世界政府のためだったんか?! ってムカつくよな・・・・
なのに、幣原を憎めないのはなんでだ? それほど9条がすばらしいものだからだ。
たとえ彼らの世界政府のためであれ、9条は日本を守ってくれた。何に所属してようが、良いものは良いとおれは思う。

たしかに、フリーメーソンって聞くと、引いちゃうけど、9条だけ見れば、日本のために良い仕事したよね。

安倍首相とその周辺が、9条を目の敵みたいにしているのは、「フリーメーソンが作った」からかな? 本当は戦争を続けたかったのに、戦争放棄を「フリーメーソンに押しつけられた」って恨んでるのかな?
そんなら、憲法を新しく変えようとしてる自分たちは何者なんだ?
「フリーメーソン」に、いちゃもんつけたい自分たちは、いったい?

Author:文部省[Public Domain]


いったい? なに?

ま、そこは時事ブログで、よーくお勉強してくれ。
「誇り高き日本の歴史」 に、こんなことを書いてある。
「幣原は・・・・英米派グローバリストのメンバーで、日本国體の解体を目論むフリーメイソンの噂もある人物ですので、真に日本の将来を考えていたとは考えられません。」


70年越しの改憲計画


じゃあ、だれが「真に日本の将来を考えて」くれるんだろ?

たぶん、自分たちって思ってるぞ。 続ける、
「が、あえて昭和天皇がそれを承知で『九条導入』」を望んだのは、国際環境の変化により日本の非武装態勢が行き詰まって改憲機運が高まることを当初より予想、これを奇貨として一旦挫折したかに見えた『河豚計画』」などのアジアに真の安定を目指す『満鮮経略』を再開、展開するためのための"時限装置”として、策士・堀川辰吉郎から『70年間だけは我慢しているように』とのアドバイスがあったためと仄聞しています。」

あ〜ん、なんのこと言ってんのか、さっぱり意味がわかんない。

こりゃ9種かあ? 文がめっちゃなげえ〜。
おれが、翻訳してやる。
いずれ国際情勢がわるくなったら、日本も戦争しなきゃならなくなる。そんとき、どうせ9条を変えることになるから、今は9条でいいよって、昭和天皇が賛成したっての。
しかも、そんときこそチャンスだ。戦時中にやり遂げられなかった「フグ計画」とか、やり残した計画を再開しよう、だから「70年はおとなしくしてなさい。」って、堀川辰吉郎が言ったそうだ。

日本国憲法に署名している昭和天皇 WikimediaCommon[Public Domain]


70年ていうと、1945年が敗戦の年だから、1945に70をたしたら、2015年?!
 
ほおら、見ろ。そこらへんから、つうか第2次安倍内閣になった2012年あたりから、日本が変な方向に動き出したって思わねえか?
それを見込んで、安倍さん、首相になったみたいな。
それが、ずっと前から計画されてたみたいな。

そういえば、秘密保護法(2013年)、武器輸出三原則の見直し(2014年)、集団的自衛権を容認する安保関連法(2014年)、共謀罪を盛り込んだ組織犯罪処罰法(2017年)、そして緊急事態法を成立させようとしている、ナウ。

イヨー! 70年間、首を長くして待ってました!の「憲法改正」。

イヤに威勢がいいね、どっちの味方なの?
ところで、「70年おとなしくしてましょう」って言った、「堀川辰吉郎」ってだれ?

おめ、知らねえの? 時事ブログで「裏天皇」を検索してみい。
そこに詳しく書かれているわ。あとは、自分でお勉強しなはれ。

教えてくれないんだ・・・ケチ。
でも、なんで、そこまでして憲法改正を急ぐんの? いったい、どこと戦争するつもり?

ふたたび「誇り高き日本の歴史」
「したがって、北朝鮮が日本の「満鮮経略」が具体化された「第二次河豚(フグ)計画」に沿って半島統一に向け動き出せば、日本は「支国」である北朝鮮を軍事的にも支援することになります。が、それにはいまの憲法では、日本を攻撃してくる韓国軍に対し、単独では即応できないため憲法改正が急がれているのです。」
「支国」って、ささえる国って意味な。

北朝鮮が日本を支える国だって? テレビじゃもっぱら、悪役じゃない?
それに、韓国からの攻撃に応戦するために憲法改正?

韓国も「支国」にしたいのが、みえみえだわ。
だが、「とりあえず、戦争したい」ってのが本音だろな。
現在、朝鮮半島は和睦に向かっている。南北会談も開かれたし、文大統領は北朝鮮に友好的だ。シナリオ通りにことが進むかどうか。

ぼくは、お隣さんとは仲良くして、いい関係を保ちたいな。日本の平和と同じように、隣国の平和を願うよ。

つづき「そして、終戦後、日本軍の残置諜者が建国し、今も活躍する北朝鮮は、核やミサイルを使った外交戦で周辺国や米国に揺さぶりをかけています。・・・・「満州国再建」も視野に入ってきました。」


たしかに、北朝鮮は安倍政権のために活躍してるね。
ところでさっき、「フグ計画」ってあったけど、なんだったっけ?

満州にユダヤ難民を連れてきて、第2のイスラエルにするって計画だ。
ユダヤ人は有毒だが、ユダヤ金融はフグみたいにおいしいってので「フグ計画」
ただし、この「ユダヤ人」ってのは、定義がむずかしい。
seiryuu氏の「ユダヤ問題のポイント」を読んで勉強しろ。

はああ〜、勉強することがいっぱいだあ〜。
まあ、今日みたいな寒い日は、ぼくも熱々のヒレ酒とフグチリの「フグ計画」で行くかな。

ぴょんぴょん

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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