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[そもそも総研]原発は“安いから使う” だったのに、高いことが明らかに 〜 市場価格との差額を消費者が補填する案に経産省が意欲

竹下雅敏氏からの情報です。
2分〜2分39秒、3分11秒〜3分40秒では原発は実は高い。3分55秒〜5分36秒はコスト高の差額は消費者もちで、原発を新しく作ることを前提にした議論が行なわれているとのこと。大スクープです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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そもそも原発は“安いから使う”ということではなかったのか
転載元より抜粋)
編注:コメントで紹介している部分の時間
「2分〜2分39秒、3分11秒〜3分40秒では原発は実は高い。
3分55秒〜5分36秒はコスト高の差額は消費者もちで、原発を新しく作ることを前提にした議論が行なわれている」


2014/9/11 公開

原発電気やっぱり高い!電力自由化で売れなくなったら「消費者が差額負担」
http://www.j-cast.com/tv/2014/09/1121...
http://megalodon.jp/2014-0912-0119-06...
https://archive.today/UVFFT

政府や原子力ムラは原子力発電は安いから使うと言い続け、
だから九州電力の川内原発も再稼働させるとしている。

ところが、経済産業省の総合資源エネルギー調査会・原子力小委員会は、
「原発は高くつく」という前提で議論が行われていた。

論点は「原発の価格保証」だ。電力自由化の方向は決まったが、
そのなかで原子力だけに価格保証を考えるという議論だ。
政府・経産省が心配する「このままでは自然淘汰で原発ゼロ」

伴委員は「原子力は電力自由化と合わないですよ。コストが高い。
原子力を生き残らせるためには支援が必要だということで
支援策の議論をしています」と話す。

電力の小売りを全面自由化する「改正電気事業法」が6月(2014年)に成立した。
これが電力自由化だ。従来はコストに利益を上乗せする総括原価方式で
電気料金を決めてきたが、自由化によって市場が決めることになる。
ただ、原発だけは特別扱いしようというのだ。

伴「基本的には高いことが明らかになっています。放っておくと淘汰されるので守ろうということです。『差額決裁契約』といいます。市場の価格との差額を補填しましょうということですね」

玉川「だれが補填するんですか

伴「第3者機関を作って消費者から電気料金から資金を集めるわけです」

玉川「結局、消費者が負担するということですね」

伴「消費者が負担する

このシステムはイギリスで検討されている価格保証制度の引き写しらしい。
原発電力の市場価格が基準価格を下回ると差額を利用者が負担する。
原発コストが高くなった時を想定したものだ。

伴「新しく建てるために必要だということです。新しく建てるのが前提です」

松尾貴史「電力自由化の意味がなくなってしまいますよ」


アメリカも電力自由化のあとは新規原発を造れなくなった。
採算が合わないからだ。イギリスも北海油田が出て20年間造らなかった。
それを「造る」ことにした。しかし、高くつくから「価格保証」制度で
電力会社をバックアップしようというわけだ。

元経産省官僚の古賀茂明氏はこう解説した。「原発は安いと宣伝していたが、
実は高いことを電力会社も経産省も知っています。

だからコストには触れずに
『原発は大事だ』という結論から話を始めているんです」

「エネルギー安全保障の話でも、高いとなると武器にはならない。
『安い』と言い続けるしかないんです」

原発の電気に「価格保証」、経産省が英の制度例示し意欲
http://jp.reuters.com/article/markets...
http://megalodon.jp/2014-0912-0110-51...
https://archive.today/rbd9X
経産省は同会合に、英エネルギー・気候変動省の担当者を招待し
制度の仕組みを説明させており、
電力業界の要請を受けて、同制度導入に前向きな姿勢をうかがわせた。
吉岡教授は、同方式を日本が採用することについて、再生可能エネルギーと
同等の優遇策を原発への従来の優遇策に加えるものだとして、
「まったく正当性を持たない」と批判している。

原発の電気価格、国が保証? 自由化後も優遇策
http://www.tokyo-np.co.jp/article/eco...
http://megalodon.jp/2014-0912-0113-19...
https://archive.today/NO3kR
原発で発電した電気の基準価格については、完全自由化後も国と電力会社が決定
し、市場価格が基準価格を下回った場合は、差額を電気料金などで穴埋めする。
基準価格は総括原価方式と同様に、原発の建設費や使用済み核燃料の
処分費用などの投資額を基に決めるため、大手電力は損をしない。
原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「国や電力会社が繰り返してきた
『原発は安い電源』との主張に矛盾する」と批判した。


官々愕々 原子力ムラの最終兵器:古賀茂明「日本再生に挑む」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4...

[辺野古で座り込み中ほか]止めよう新基地建設!9・20県民大行動、新知事が承認を取り消すことが焦点

竹下雅敏氏からの情報です。
ナルホド〜。「知事が承認し…もう過去の問題だ」ということですから、新知事が承認を取り消せば工事が出来ないわけか…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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みんなで行こう、辺野古へ。止めよう新基地建設!9・20県民大行動
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。
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菅官房長官が明示した辺野古基地建設中止の条件
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[櫻井ジャーナル他]原発事故の重要情報を伝えず、若い女性の身売りを肯定する醜悪な自分の姿に気づかないマスコミ

竹下雅敏氏からの情報です。
 歴史的に見て、大概の場合、善悪は逆転しています。公に評価される人物が、ドラマなどで描かれるような人物像であったためしがありません。より真相を知る人たちの情報によれば、そうした描かれ方は事実としてはまったく逆のようです。
 こうした事を考えると、原発事故で英雄として評価されている吉田所長に関しては、私は強い疑念を持っています。政府、東電にとって、本当に都合の悪い正義の人であったならば、悪魔視されているはずだからです。ところが彼は誰からも高く評価され、事件の後、東電ではより出世しています。彼はこの事故が“地震ではなく、想定外の津波によって引き起こされた”とする政府、東電の隠ぺい工作を、強力に推し進めた人物ではなかったか、また吉田調書は彼が事の真相を知っていたにも関わらず、本当の事は何も話していない調書なのではないかと疑っています。
 現在では事故後かなり早い時期にメルトダウンしていたことがわかっているわけで、当事者として現場の所長である吉田氏が、そうした事実について本当に認識していなかったのでしょうか。上杉隆氏のリーク情報においても、かなり早い時期に、例えば2号機は人が近づくと即死するという事が知られていました。要するに放射線量があまりにも高く、人が近づくことができなかったのです。こうした事を現場に於いて誰よりも知っていた吉田所長が、本当にメルトダウンについて、まったく認識していなかったのでしょうか。だとすれば、相当に能力の低い人だったと思います。事実はかなりの事を知っていて、政府、東電の都合の悪いことは、一切発言しなかったということではないでしょうか。
 当時の時事ブログでは、事態の深刻さを認識していた保安院が、事故当時真っ先に50キロ圏外に脱出していたことをお知らせしました。だとすれば、この櫻井ジャーナルに書かれている通り、“正確な「指示」を知りながら、10キロ南へ逃げたとしても、責められない”という状況だったかも知れません。
結局のところ、真相は当事者に証言してもらわなければわからないのに、その部分をすっぽかして誤報だと言っているのだから、どうしようもない感じです。どうしてジャーナリストはこの事に対する裏を取ろうとしないのでしょうか。こういった事を見ても、この騒ぎが意図された朝日叩きだとわかります。
 下の八木啓代さんの記事では、より大胆な推理を展開しますが、案外これが真相なのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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原発事故の重要情報を伝えず、若い女性の身売りを肯定する醜悪な自分の姿に気づかないマスコミ
転載元より抜粋)
アメリカの侵略戦争に関する報道を見れば明らかなように、「大本営発表」を垂れ流すという点で「右」も「左」もなく、同じ穴の狢だ。

 ところが、現在、日本では「右」と「左」が喧嘩しているらしい。原因のひとつは東電福島第一原発の事故に関する「吉田調書」、もうひとつは「慰安婦」の問題である。

 言うまでもなく、「吉田調書」とは東京電力福島第一原発の所長だった吉田昌郎を聴取した記録。その中で吉田所長は次のように語っている:

「本当は私、2Fに行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。私は、福島第一の近辺で、所内に関わらず、線量の低いようなととろに一回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまいましたと言うんで、しょうがないなと。2Fに着いた後、連絡をして、まずGMクラスは帰ってきてくれという話をして、まずはGMから帰ってきてということになったわけです。」

 この部分を5月20日付けの朝日新聞は次のように伝えた:

「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。」

 ここで確認しておかなければならないのは、吉田所長が東京電力の幹部であり、危険性を指摘する人びとの警告を無視して原発の建設を推進した勢力の一員だということ。原発事故で大量の放射性物質を環境中に放出した責任の一端は彼にもあるということになる。

 当然、そうした立場を配慮した発言になっていることが予想でき、その発言も編集されている可能性がある。しかも、聴取したのは東京地検で検事だった加藤経将と警察庁の千葉哲。原発利権を守る「暴力装置」が送り込んできた人物。「自白誘導のプロ」とも言える。

 事故が起こったのは3月11日。その翌日には1号機で爆発
があり、メルトダウンしていることはわかっていたはず。14日には3号機でも爆発があり、15日には2号機で「異音」が、また4号機の建屋で大きな爆発音があったとされている。

 こうした状況の中での「退避」だ。正確な「指示」を知りながら10キロ南へ逃げたとしても責められない。それほど危機的な状況だったはずだ。マスコミの人間も逃げたと言われている。

 そうした状況だったにもかかわらず、政府も東電もマスコミも情報を国民に知らせず、その結果、近くに住む人びとだけでなく、東日本の人びと、そして米空母ロナルド・レーガンの乗組員は避けられた被爆を強いられている。つまり、問題は不正確な情報を伝えたことでなく、重要な情報を隠していることにある。今でも事故に関する重要な情報は国外に求めるしかない状況だ。

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朝日新聞って、反権力でしたっけ?
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[街の弁護士日記]朝日新聞「誤報」事件 秘密保護法の生け贄

竹下雅敏氏からの情報です。
 朝日新聞の誤報事件ですが、よく考えると相当に疑問の多い事件だと思います。それはそれとして、この記事の結論である“朝日新聞は全言論界に秘密保護法の威力を見せつけるための生け贄とされた”というのは、この通りだと思いました。私は当初、原発報道など唯一安倍批判を行う朝日新聞に対する嫌がらせだと思いましたが、確かにこの方が、筋が通っていると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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朝日新聞「誤報」事件 秘密保護法の生け贄
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[ブーゲンビリアのティータイム]日本に先立って規制緩和と情報統制が進んだアメリカでは 中流層が崩壊しホームレス化

 “この動画を見たら、ホームレスの人々について考え直すようになる”という記事で、普通に暮らしていたアメリカ人がホームレスになっていることが紹介されていましたが、こちらの記事によると“日本に先んじて規制緩和と大企業優遇策が進んだアメリカでは街にホームレスがあふれ、3人に1人の子どもが満足に食べられず、クルマで寝起きしている人が無数にいる”とのこと。安倍政権の先に見えるのは、写真の男性が言うような“まさか自分がホームレスになるなんて”という未来だと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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恐ろしいもの。壊れゆく私たちの生活。
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