福島の問題ね。放射能の問題。あれはどんなことを言ってもだんだんわかってきます。一番わかるのは当事者です。子供が癌になった母親、或は父親、おじいさん、おばあさん。ひたすら避難なんかしたくないから、家のローンも残っているし。だから、「大丈夫だよ、安全だよ」と言ってくれる山下でも、ダマシタ教授でも信じてしまう。
他の人は「逃げろ、怖いぞ、危ないぞ、癌になるぞ」と脅すわけです。脅すというより事実なんだよ。チェルノブイリなんかを見ていたら、そっちが事実なんですよね。必ずというぐらいそうなってしまう。それをただ事実として警告をしている。ところがその事実を警告したら、出来れば大丈夫であってほしいと願う人たちに恐怖心を呼び起こしますよね。
ほんとは逃げないといけないんだよ。
それも
国が補償して遠くに逃げないといけないんだけれど、国は金を出したくないから、補償しないんだから。だからと言って、
自主避難といったら金がない。だから逃げたくない。そういう人たちの心理としたら、大丈夫だよと言ってくれる国、それからダマシタ教授の方に縋り付く。
「年間100ミリシーベルト浴びても人体に影響は無い」と豪語した山下俊一の311前の講演内容
チェルノブイリの20万人子供の大規模調査で事故当時0~10歳の子供に、生涯続く甲状腺の発がんリスクがあることを疫学的に証明した。子供の場合には約20%が癌であった。小児甲状腺がんの約4割は、数ミリの結節が発見された場合、すでに局所のリンパ節に転移があった。いったん被ばくをした子供たちは生涯続く甲状腺の発がんリスクをもつということも明らかになりました。
(日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 2009年3月)
転載元から要約
「大丈夫だと言ってるから大丈夫なんだよ」ってしがみつくわけでしょ?ある種信仰ですよね。「危ないよ、早く逃げなきゃ」と言うほんとの事を言う人たちを、「不安を煽る、お前たちは何て酷いやつなんだ」と。一生懸命耐えて生きている所へ、恐怖心を煽るとんでもない輩だということに心理的にはなるでしょ?そこへほんとに、
今から2、3年経って、子供に癌ができて、「これ癌です」と。ほんとにグラフでこんなに癌の数が増えていく。子供の癌の数がこういう具合で増えている。
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8分50秒…「中核となる36%の多国籍企業がすべての多国籍企業の営業利益の95%の利益を占めています」
10分59秒…「737の大株主が多国籍企業の価値の80%をコントロールする力を持つ」
11分15秒…「737という大株主の数は全体の0.1%程度です。アメリカとイギリスの金融機関がほとんどを占めます」
とあり、やはり巨大銀行が経済を支配していることが科学的に示されたことになります。陰謀論でよく言われる国際金融財閥が世界の支配者だというのは、事実だということになります。ただ正確な数字が導き出されている点が、極めて興味深いと感じました。