注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
水泳競技「オープンウオーター」のテスト大会が11日、東京・お台場海浜公園で開催されたが、参加選手から高水温や悪臭に対する不満の声が相次ぐ散々な結果だった。(中略)... お台場の海が“くさい”のは必然だという。元東京都衛生局職員で、環境・医事ジャーナリストの志村岳氏がこう言う。
「お台場はゴミで埋め立てられた場所。海底のゴミが、海水を汚染しています。ただでさえ、隅田川などが運ぶ汚水が流れ込むうえ、大雨や台風の際は、下水の処理能力を超えた汚水が川に放出され、お台場に到達する。しかも、地形が入り組んでいるため、これらの汚水が外海に出て行かず、よどんでしまう。お台場は東京でもっとも泳いではいけない海なのです」
(中略)
今回のテスト大会でも、入り江口に約400メートルの膜を張った。苦情を受けて、本番では膜を3重に厚くするという。
「焼け石に水です。例えば、いくら3重にしたところで、膜では、トイレ臭の原因と考えられるアンモニアの流入は防げません。(中略)... 」(志村岳氏)
(以下略)
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会がオープンウオータースイミング会場となるお台場の水質を調査した所基準値を上回るバクテリアを検出
Tokyo 2020 Olympic organizers find high bacteria levels at open-water swim venue By Chris Gallagher 2017/10/05
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、オープンウオータースイミングとトライアスロンの競技が予定されている会場「お台場」の水質調査で腸球菌数が基準値の7倍、大腸菌数が基準値の20倍以上など複数の検査項目で基準値を上回るバクテリアが検出されたと発表した。
組織委員会は先月の長雨により処理し切れなかった下水が会場となるお台場に流れ込んだことが原因とし、糞便性大腸菌の量を制限するために対策としてお台場海浜公園周辺に合成繊維製の水中スクリーンを三重に設置することを含め、アスリートの安全を確保するために水質を改善することを誓った。
(以下略)
東京五輪会場「トイレのような臭さ」 テスト大会で不安:朝日新聞デジタル
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年8月12日
「正直臭いです。トイレのような臭さ……」。
下水処理場から東京湾に汚物を垂れ流し。
これが日本の、お・も・て・な・し♪ https://t.co/sTXbkMJxsa
レインボーブリッジ下への汚水放流。
— ジョンレモン (@horiris) 2019年8月11日
今も、トイレットペーパーが混じる茶色い汚水が、下水処理場の排水口から、お台場海浜公園に向け激流となって放流されている。
これが、オリンピックのトライアスロン選手に対する「おもてなし」なのか? https://t.co/LTXxp8KvaS
「こんなキタナイところで泳がせるわけ?」という長島一茂の発言に「今後、水質改善をする計画のようです」と取りなすも「無理でしょ。こんなキタネーところ」とダメ押しして、凍りつくスタジオ。一茂が正しい。 https://t.co/sfdH5sDpjB
— テオ・平沼銑次👈👈ゲッツ! (@shishinosenzi) 2019年8月11日
選手を一度泳がせてから「今後水質改善の計画(残り1年)」って、すごいな。
— チェンバロバッハ (@hkWRhSPv7vWtixx) 2019年8月12日
ふざけたホスト国だな。
下の記事は2年前のものですが、この時の水質調査では、“腸球菌数が基準値の7倍、大腸菌数が基準値の20倍以上”で、全く話にならない。ツイートの動画をご覧になると、下水処理場の排水溝から汚水が放流されている様子がわかります。この動画は2年前のもののようですが、今もそんなに変わっているとは思えません。なんせ、“組織委員会が糞便性大腸菌の量を制限するための対策”とは、“水中スクリーンを三重に設置すること”なのです。
臭いものは“元から断たなきゃダメ”なのではないでしょうか。しかし、そこはそれ、“あべぴょんの仲間たち”です。あべぴょんのオリンピック招致のプレゼンで、「アンダーコントロール」と言った時のことを思い出してください。
「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」と言っていました。
あべぴょんの頭の中では、“水中カーテンで仕切られている” ので、汚染水は“完全にブロックされている”のです。放射能汚染水すら水中カーテンで“完全にブロック”できるのですから、大腸菌など簡単です。しかも三重ですよ。完璧だと言っていいでしょう。
このアホな奴らを、早く追い出さないと大変です。