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黒海沿岸の港湾都市オデッサでは、2日ウクライナの民族主義過激派と連邦制支持者との間で衝突があり、多くの犠牲者が出たところから、3日間の喪の日が宣言された。
騒乱行為と市中心部にある労働組合会館の火災により、40人以上が亡くなり、およそ200人が病院で手当てを受けた。ロシア側は、オデッサでの犯罪行為の責任は、現在実権を握っているキエフ当局にあると見ている。
ロシアのペスコフ大統領報道官は「犯罪者となっているのは、キエフの政権を合法的だとみなす者達だ」と述べた。
2日夕方オデッサのクリコヴォ・ポーレ広場にある労働組合会館で起きた火災は、2か月前にキエフで起きた出来事を彷彿とさせるこの日の騒乱の悲劇的幕切れとなった。
民族主義グループの戦闘員や地元のサッカーチーム「ウリトラス」のファン達が「統一ウクライナ」を合言葉に組織した無許可の行進は、その後、クリコヴォ・ポーレ広場にテントを張り
少し前から抗議行動をしていた連邦制支持者達との対立に姿を変えた。そして新しいウクライナの「革命的伝統」に従って、
バットによる殴り合い、投石、火炎瓶投げが始まった。
警察は、双方を引き離そうと試みたが、その行動は消極的で、断固としたものではなかった。その結果、所謂
「右派セクター」の民族主義過激派らは、テント村に火をつけ始めたため、キエフの現政権の政策に同意しない
連邦化支持の活動家達は労働組合会館に逃げ込んだ。しかし過激主義者らは、そこにも火を放った。そのため、
ある人は生きたまま焼かれ、別の人は発生した黒煙に巻かれ一酸化炭素中毒で命を失った。炎から逃れようと、人々は窓から外に飛び降りた。目撃者によれば、消防隊がようやく到着したのは、火が出てから30分も経ってからの事だった。
ロシア外務省の声明によれば、ロシア政府は、
オデッサでの悲劇は「連邦化やウクライナ社会の現実的な憲法改正を支持する人々へのテロ・キャンペーンを展開する傍若無人な民族主義過激派らを甘やかした」
キエフ当局の犯罪的とも言える無責任さが引き起こしたものである。
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北朝鮮のように明らかに法を犯した者を一斉に粛清してしまえば事は簡単なのですが、独裁国家なら出来ますが、日本ではクーデターでも起こらない限りこのような事は不可能です。
戦争に向けてひた走る安倍政権を、未だ半数以上の人が支持しているという現実を考えると、人間の力では正義を行う術は無いということがよくわかります。
だからと言ってあきらめる必要はありません。私たちは最も強力な手段である祈りの力、意識の力を持っているからです。