注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
バイデン大統領「食糧危機は本当にやってくる。🇷🇺への経済制裁のコストは、🇷🇺だけでなく経済制裁をした米欧日等に課せられる」
※🇷🇺は小麦や肥料の最大輸出国
※西側政治家は経済制裁が庶民にもたらす結果を認識のうえ、大衆を煽ってこの政策を導入。コロナへのLDと同様pic.twitter.com/YIkHoHQtVT— J Sato (@j_sato) March 25, 2022
マドリードでロシア制裁による燃料価格の上昇に不満を持つ運輸労働者たちの抗議デモ
ロシア制裁を受け、欧州全域でガスやガソリンの価格が上昇し、抗議デモが相次いでいる
また、農家、運送業従事者、運搬業者も危機的状況に陥っている pic.twitter.com/IqAp2qOvkU— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) March 25, 2022
飢えてしまう
バターがない
何を食べて生きていけばいいんだ?
ベルリン市民の嘆き
ドイツでは品薄になった製品の買い占めが相次いでいる
石油はなくなり、小麦粉は手に入らず、トマトは高騰し、終わりが見えない
トイレットペーパーの棚もところどころに空きがあり、反射的に手に取ってしまう pic.twitter.com/p7ddogy6GA— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) March 25, 2022
ジョー・バイデンはブリュッセルでの記者会見で、世界的な食糧不足が「現実のものとなる」と語ったばかりだ…。
バイデン氏はブリュッセルでの記者会見で、「現実になる」と述べた。「制裁の代償はロシアだけに課されたものではない。ヨーロッパ諸国や我が国を含む、非常に多くの国々にも課せられているのだ。」
そして、バイデンは間違いなく一人ではありません。
信じられないかもしれませんが、フランスではすでに深刻な事態になっており、政府は実際に食料引換券制度の導入を検討しているのです…。
(中略)
多くのアメリカ人は、ロシアなどの他国を制裁することは、我々自身を制裁する
ことでもあることを理解していない。
(以下略)
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ロシア制裁の反動により既に欧州全域で、“ガスやガソリンの価格が上昇…農家、運送業従事者、運搬業者も危機的状況に陥っている。ドイツでは品薄になった製品の買い占めが相次いでいる。石油はなくなり、小麦粉は手に入らず、トマトは高騰し、終わりが見えない”というとんでもない事態になっているようです。
予想された事とはいえ、“こんなに早く?”というのが、素直な気持ちです。こうした余波が日本に波及するのも時間の問題でしょう。時事ブログでは、これまでに何度も食糧、燃料などの備蓄を呼びかけて来ましたが、ついに避けられない状況になりそうです。
人為的に仕掛けられた「食糧危機」ですが、食料価格の高騰は経済を大混乱に陥れます。人々の心に不満と怒りが蓄積し、これがロシアという「悪」に向かうようにメディアが誘導すれば、「第3次世界大戦」の導火線になります。先の記事で見たように、国防総省は戦争を回避しようとしているのに、主流メディアはNATOを紛争に巻き込もうとするプロパガンダを垂れ流しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領の役割は、ウクライナ上空にNATOの飛行禁止区域を設定させることです。これにより「第3次世界大戦」が始まります。そのための「食糧危機」です。
しかし物事には両面があり、コロナちゃんのおかげで、“若者の3人に1人がロックダウン期間に幸福度が改善した”という報告があるのです。ロックダウン前と比べて、“いじめの減少、友人や家族との関係の改善、孤独感の減少、学業管理の向上、睡眠時間の増加、運動の増加などを報告している”とのことです。
私も、これまでなら意識が向かわなかった肉体レベルの健康、医学といった分野に注意を向けることができ、現実に「花粉症」の根治という形でコロナちゃんの恩恵を受けた一人です。
食糧危機は、人々の「農業」の在り方や「食」の在り方に、根本的な意識の変化をもたらす可能性があります。例えば日本の場合、こんなことでも起こらなければ、食料の自給率を高める努力や、安全・安心な食べ物を生産する方向へと、国民の意識は向かわないでしょう。
問題は、“この大混乱がどのくらいの期間続くのか?”ということ。「ロシアは遺伝子組換食品の根絶を表明している」のですが、グローバリストの「利益」ではなく、人々の「健康」と言った方向にできるだけスムーズに移行できれば、食糧危機を逆手に取ることになるのです。