注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
【経済】政策減税の「恩恵」、自民党献金の多い業種ほど手厚く 本紙調査で判明 https://t.co/rZqAcBKwUm
— 東京新聞(TOKYO Web) (@tokyo_shimbun) April 21, 2021
露骨だ。これまでどうしてこういう調査報道がなかったのかしら? https://t.co/neSidRJKdq
— 中沢けい (@kei_nakazawa) April 22, 2021
政治と金と言えば、贈収賄事件というパターンばかりが強調されてきた。ロッキード事件以来だからもう40年も。実際には官邸主導の桜を見る会などの利益供与や中間業者による中抜き、政治献金の見返り措置による優遇など、多様なパターンが発生している。
— 中沢けい (@kei_nakazawa) April 22, 2021
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東京新聞は、法人税を優遇する「租税特別措置」つまり減税措置の大きい業界ほど、あら不思議、自民党への献金額が多い傾向にあると報じました。記事では「献金の効果が浮き彫り」とあり、不思議もなにも、そもそも業界が自分たちに都合よい税制にするために、がっつり献金をするわけで当然の結果が報じられたことになります。でも画期的なことなのですね。ちなみに献金額首位は自動車関連です。
もう一つは、EMILさんが取り上げられた「大阪維新の会」の収入内訳です。大阪府内の各政党や政治家の開いた政治資金パーティーの中で群を抜いた維新の会の金額が明らかにされています。可笑しかったのが、かつての橋下徹元大阪市長のコメントで「企業・団体献金は禁止」と言いつつ、自ら抜け穴として「パーティー券を売ることまでは禁止できない」と述べていました。パーティー券が企業団体献金と同様なことを認めたようなものです。さらに可笑しかったのが「堂々と献金を貰ってる」自民サポーターからも「(維新は)企業団体献金をパーティー券購入に振り替えているだけ!」と賛同が寄せられていて、自民党から見ても大阪維新の会はズルイと映るようです。しばしば見る「維新ってホントに野党なの?」との疑問が頷けます。