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中央銀行デジタル通貨(CBDC)のヨーロッパでの動向を知っておく必要がある ~欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、1,000ユーロ以上の現金を使うことができなくなり、違反すると罰金か刑務所行きと発言

竹下雅敏氏からの情報です。
 FOXニュースのタッカー・カールソンは、“もし、政府が通貨をデジタル化したら、あなたの自由は失われるでしょう。政府はあなたの銀行口座をゼロにできます。従わなかったという理由であなたを貧乏にできます。ということを念頭に置いたうえで、中央銀行デジタル通貨(CBDC)のヨーロッパでの動向を知っておく必要があります。つい最近、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、欧州の人々が1,000ドル以上の現金を使えなくなると発言しました”と話し、続けてクリスティーヌ・ラガルドが「欧州では、1,000ユーロを超える支払いに現金を使うことができなくなります。もし使おうとするなら、その人はグレーマーケットにいることになり、リスクを負う。つかまれば、罰金か刑務所行きです。」と発言した映像を流しています。
 この映像は、ゼレンスキーに成りすましたロシアのユーチューバー「ボバン(Vovan)とレクサス(LeXus)」のいたずらに引っかかったときのものです。クリスティーヌ・ラガルドは「デジタルユーロを10月に開始する計画がある」と言っています。
 こうした中央銀行デジタル通貨(CBDC)の計画が、ドルの急速な崩壊に合わせて行われていることは明らかでしょう。フランスの経済学者、思想家であるジャック・アタリは「8月後半に世界的な金融危機を予測」しているとのことです。
(竹下雅敏)
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統一地方選挙で大阪維新の「ダブル当選」を受けて、国はIR整備計画を認定 〜 実態は不正疑惑や土壌問題など認定できる代物ではない夢洲、しかしカジノはマネロンに使える

 先の統一地方選挙で大阪は、維新が知事・市長のダブル当選、さらに府議会・市議会の過半数を押さえるという圧倒的な結果を出しました。読者のまゆ様からは速攻で「維新圧勝で、昨日から超絶お通夜モード。投票率は低いし、維新を勝たす大阪人は何を考えているのやら。 今日から大阪府じゃなく、大馬鹿府でいいと思います。」という笑うに笑えない投稿をいただきました。ここでご紹介できてよかった。
 さてその選挙結果を待っていたかのように、14日の朝、政府は大阪のIR整備計画について認定することを決めました。しかしこのIR整備計画はとても認定できるような代物ではないことを、れいわの大石あきこ議員が質問していました。大阪の与党である維新は選挙中、メディアを巻き込んでIRを争点から隠し、国のIR認定も選挙後に先送りしました。選挙で圧勝した後は「IR誘致の民意を得た」とメディアを使った印象操作を始めています。メディアの政治利用が悪質なのはもちろん、大石議員は国交省と大阪維新との不公正な認定のプロセスがあったことを指摘しています。またIR整備計画の持つ致命的な問題点が全く解消されていないまま、国が認定に及んだことを指摘しました。今回は時間切れで追求できませんでしたが、3月29日の国会質疑で問題点を具体的に提示していました。
①大阪市が鑑定業者に何らかの指示をして夢洲の土地の価格鑑定を不当に安くさせた疑惑が発覚
②大阪府の土壌対策の方針が未だに決まらないこと、ネット上では地盤対策だけで2兆円もの費用がかかるとの見方もありました。
③カジノをやるのか、やらないのかを問う住民投票を求める署名が21万人も集まりました。カジノ承認には「住民合意」が必須条件ですが、府議会の維新・公明が民意を無視して住民投票を否決しています。
こんな有様でも国はカジノ計画を認めたわけです。カジノ大失敗で大阪府民が大損害を被る予感しかありません。
 気になるのは、カジノがマネーロンダリングに利用できることです。どこかのカルト宗教団体が集金したお金をカジノに注ぎ込んで失った、、、ように見せかけて迂回先に収まることは容易に想像できます。
(まのじ)
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統一教会と自民党を象徴する安倍晋三・岸信夫兄弟の補欠選挙がある山口県 〜 自民党は統一教会を全面に出して全力支援 / 統一教会を追求してきた天敵の有田芳生氏が立候補

 山口県では4月23日に2つの衆議院補欠選挙があります。山口2区は、安倍元首相の実弟岸信夫元防衛相の辞職に伴って行われる補欠選挙、山口4区は安倍晋三元首相ご自身の死去に伴って行われる補欠選挙です。奇しくも兄弟の補欠選挙というドラマのような展開です。2区はすでに話題のボンボン岸信千世氏が後継を狙っています。4区は「安倍の意志を継ぐ」として立候補した元下関市議の吉田真次氏です。統一教会サラブレッドの岸信千世氏には自民党総がかりの応援があることは確かですが、4区の吉田真次氏にも強烈な"壺議員"(旧統一教会との深い関係が指摘されている議員)の応援が入りました。萩生田光一、下村博文、江島潔の3氏です。鈴木エイト氏は「自民党がこの3人を山口4区出陣式へ〝派遣〟したということは統一教会への強いメッセージとなる」とコメントされています。統一教会が全力で山口4区を支援し、自民党は党をあげてそれを認めました。統一教会がここまで売国のカルト集団だと暴かれているのに、開き直って隠そうともせず、それどころか堂々と地元に認めさせようとしています。
 それに対して、長年、統一教会を追求してこられた有田芳生氏が立候補されました。いわば統一教会の天敵、象徴的な対抗馬です。岸一族に牛耳られてきた山口県の人々の手で、戦後の政治に終止符を打ってほしいと思いました。
 ちなみに山口4区に入った"壺議員"3人については、尾張おっぺけペーさんがしっかり証拠を揃えておられました。「世界を股にかけ、日本国内だけにとどまらず、統一教会系イベントに出席しまくってきた自民党が山口が誇る屈指の壺議員」というすごいタイトルをもらった江島潔氏、「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」へと改名させた下村博文氏、そして八王子家庭教会の希望の星・萩生田光一氏は八王子家庭教会に生稲晃子議員の選挙応援もさせていました。
(まのじ)
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ぴょんぴょんの「挑発するコソボ(7)」 ~セルビア人の「意地」とは?

コリもせずに、また書きました。
コソボについて、セルビアについて、旧ユーゴスラビアについて、
まったくの無知だった私は、記事を集めて関連本を読んで、
知れば知るほどに、沼にハマってしまいました。
コソボとセルビアから、世界の歪んだ構図が見えてくる。
ここから学べることがいっぱいあります。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「挑発するコソボ(7)」 ~セルビア人の「意地」とは?


セルビアの2大サッカーチーム「レッドスター」と「パルチザン」の直接対決の過激な現場


「大枚はたいてセルビアに飛んだあげく、レッド スター ベオグラード 対 パルチザンの試合で、命の危険にさらされるとは...  いい経験だ、爆笑」(意訳)

なんだなんだ??
とうとう、戦争がおっぱじまったのか?

安心して、これはサッカーの試合。
首都ベオグラードに本拠地を置く、セルビアの2大サッカーチーム「レッドスター」と「パルチザン」の直接対決の現場だよ。

どんだけ、過激なんだよ。
こんな火の海を見たら、ビックリするじゃねえか!

レッドスターとパルチザンの試合は、いつも特別なんだ。
同じベオグラードのライバルチームだからね。
まあ、たとえれば、巨人阪神戦かな?

甲子園でこの光景はありえねえよ。
なんで、こんなに熱くなれるのかねえ。
欲求不満じゃねえのか?

民族性、と言っても、セルビアだけじゃないよ。
同じユーゴの一員だったクロアチアも激アツだし、あそこら辺のサッカーはどこも熱い。
ユーゴ全体が紛争に巻き込まれた時も、サポーターたちは一丸となって参戦したそうだよ。

こんな物騒なヤツらが兵隊になったのか? 恐怖だな。

実際、セルビアでもクロアチアでも、サポーター・リーダーが指揮官の小隊もあって、虐殺とかに関与したみたい。

このノリで戦争されたら、たまらんわ。

だから、戦争続きのバルカン半島には、ガス抜きのサッカーが必要なんだよ。

Author:Ikonact[CC BY-SA]

日本のサッカーが、平安貴族の蹴鞠に見えてきたぞ。

まったく別物だね。
あのストイコビッチも来日当初、ふつうにプレーしてるのにイエローカード食らって、凹んでたそうだよ。

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「脱ドル化」が進んでいるその流れ ~「先週1週間のまとめ」「何が起きるのか?」「その後どうなるのか?」「今回の金融崩壊の特徴」

竹下雅敏氏からの情報です。
 「脱ドル化」が進んでいるのですが、この流れを分り易く説明している動画がありました。
 3分30秒で「先週1週間のまとめ」として、“1)ブラジルと中国が米ドルでの取引を停止。2)中国とフランスがLNG取引を人民元で行うことを決定。3)アセアン諸国がドル、ユーロ、円、ポンドでの取引停止を検討中と発表(決定濃厚)。4)インドが、マレーシアとの貿易決済にドルを離れてルピーと使用すると発表。5)BRICSが、金とコモディティに裏付けられた基軸通貨をリリースすると発表”したと言っています。
 「何が起きるのか?」は、4分45秒で、“BRICS内の年間貿易額ドル換算1620億ドルの規模だが、この額の米ドルが還流、だぶつく。ドルへの信用が低下し、ドル資金が銀行から大量流出し、貨幣価値が暴落する。すなわち、ハイパーインフレ。年金が消える”と言っています。
 10分43秒では、“利上げによって、金融商品がすべて崩壊します。株式、債券、不動産、そして米ドルが崩壊します。クラッシュは、1千兆ドルのデリバティブ市場で起こるといわれます。1千兆ドルは、1兆ドルの1000倍に相当します。これは紙幣の価値が1兆ドルの1000倍に薄まることを言います”と言っています。
 「その後どうなるのか?」ですが、11分33秒で、“アメリカでは、高インフレとなって生活破壊、CBDC(中央銀行デジタル通貨)が救世主のように現れる。怖いのは、日本も巻き添えを喰らうことです。…つまり西側通貨の崩壊なのです。で、各国もCBDCに切り替える。一旦は、国民を飢餓状態にし、そこで救済の振りをしてベーシックインカムを与えてくる。このベーシックインカムを管理するのが、マイナンバーです”と言っています。
 「今回の金融崩壊の特徴」は13分26秒で、“各国は独自のデジタル通貨を開始。ロシアもデジタルルーブルを開始。BIS(国際決済銀行)が交換レートを設定し、プロジェクト全体を監督する。やがてBISは、単一の超国家通貨に切り替えるべきだと言い出す”と予想しています。すなわち、“「両建て」でですね。つまり西側の崩壊、そしてBRICSの方もですね、攻撃してますけれども、ロシア・中国はじめ、インドはじめCBDCを用意しているということでですね、まあ両方にCBDCをもたらすために計画してるんではないかと。結果、起きることはBISの独裁(13分32秒)”だと説明しています。
 “続きはこちらから”の記事によれは、「ロシア銀行のデジタルルーブルの法的枠組みは、今後4週間のうちに批准される」ということです。
 「他のCBDCとは異なり、デジタルルーブルが現金を置き換えることはないと主張」している人も居るようですが、全体の流れを見るとロシアも「単一の超国家通貨」を支持しているように見えます。
 ただ、ロシアの言動やキンバリー・ゴーグエンさんの情報等を考慮すると、上記のような中央銀行デジタル通貨(CBDC)の計画は失敗する運命にあると思っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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『ドル&円 崩壊 緊急特番』   2023.04.06   16:00速報
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