テック界の大物がタッカー・カールソンに語ったところによると、同氏は新政権の一員となれば連邦政府機関の数を大幅に削減するつもりだという
写真:イーロン・マスク © Chesnot / Getty Images
テスラおよびスペースXのCEOである
イーロン・マスク氏は、ドナルド・トランプ政権の一員となれば連邦政府機関の数を減らして政府の効率化を図るつもりだと語った。
トランプ氏を支持するマスク氏は、火曜日にトランプ氏の別荘マー・ア・ラゴから放送されたタッカー・カールソン氏のオンライン番組に出演した際に、この発言をした。
当初は政治的中立を表明していたものの、
マスク氏は7月に次期大統領が暗殺未遂に遭った後、正式にトランプ氏を支持した。トランプ氏は、選挙で勝利した場合、億万長者を委員長とする特別委員会「政府効率化委員会(DOGE)」を設立するとテスラCEOに約束した。
テック業界の大富豪はカールソン氏との対談で、トランプ氏を支援して米国政府をより効率的なものにしたいと語った。
「政府の効率性を改善するのを喜んで手伝います」とマスク氏は述べた。
「政府には巨大な官僚機構があり、過剰な規制があり、責任が重複している機関があります。これは人々に実際にコストをもたらします。それは隠れたコストですが、非常に大きなものです。」
マスク氏はトランプ氏を支援するために数百万ドルを投資している。報道によると、同氏は有権者への働きかけに重点を置く共和党の政治活動委員会に少なくとも1億1800万ドルを寄付した。
先月のトランプ集会で演説した
マスク氏は、トランプ氏がホワイトハウスに戻った場合に実施する連邦機関の見直しの一環として、共和党が米国の
年間予算支出を「少なくとも2兆ドル」削減するのを支援すると約束した。
「皆さんの税金は無駄遣いされており、政府効率化局がそれを修正します」とマスク氏は述べた。
このテック界の大富豪は米国の債務について繰り返し警鐘を鳴らしており、先週は
米国が破産に向かっており、ワシントンが支出を抑制しなければすぐに破綻すると警告した。
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TBSのネオニコ系農薬を取材した番組がありました。島根県の宍道湖では1993年を堺に、それまで豊富に獲れていたワカサギやウナギが激減しました。調査の結果、ネオニコチノイド系の農薬(殺虫剤)が使われた途端に激減したことが分かったそうです。ネオニコは「虫の神経を麻痺させて殺す」もので、その特徴は「植物全体に広がりやすく、長く残留する」ため、農家にとっては散布回数を減らせるというメリットがあるようです。日本でネオニコが農薬として入ってきたのが1992年、ワカサギやウナギの激減と一致します。番組にトンボ研究家の方が登場し、やはり1993年を堺にウチワヤンマが激減した、その疑問がようやく解けたと語っています。ネオニコといえばミツバチの失踪が有名ですが、日本では未だにネオニコの使用は禁止されていません。神戸大学の研究からは、国が「この量以下ならば動物実験で異常が認められない」と定めた「無毒性量」を与えたマウスで、明らかな異常が確認できました。
木村-黒田順子博士は「今の段階でヒトへの毒性は調べていません。調べられません。そのため後から毒性がわかることがある。」「国の規制はもっと厳しくあるべき」だと述べていました。さらに農地面積あたりのネオニコ使用量が世界で日本と韓国が突出していることと、子どもの自閉症、広汎性発達障害の有病率も日本と韓国が突出していることに相関関係が見られ「ネオニコはヒトの子供の脳にも影響を与える可能性がある」と述べています。
またネオニコ研究会の平久美子医師は、ネオニコは体外に排出されにくく「徐々に溜まっていって微量でも毎日摂取していると、だんだん体の中のネオニコ濃度が上がってしまう」と指摘されています。
この番組が放送された後、農業工業会から「蜂群崩壊症候群(CCD) は、ネオニコ系の農薬が原因とは言えない」とする「見解」が出されたそうです。それに対する研究者の反論の中に「日本では“CCD は起きていない”と叫ばれていたが、これはネオニコの散布濃度が高く、急性毒性で滅亡する場合が多く、慢性毒性に因って生じるCCD 現象を呈するまでに蜂群が滅亡してしまったためであると推定している。」という驚愕の指摘もありました。
流山市議会のうた桜子議員は「国民が知恵をつけて、『買わない選択』をしていくしかない」「周りに知恵をつけて高くても国産無農薬ばかり売れる状況にしていく必要がありそうです」とコメントされています。