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プーチン大統領は、シリア軍が反体制派との戦いで優勢であるときに、化学兵器を使用したと断定し、シリア政府を非難する人の主張は馬鹿げていると語った。31日、大統領は記者団に対し声明を表し、シリア政府は化学兵器を使用しておらず、これは扇動であり、使用の事実を裏付ける証拠は極秘であるという言及は批判に耐えうるものではないとし、次のように述べている。
「健全な思考をすれば明白だろう。
シリア政府軍は優勢にたっており、いくつかの地域では反体制派を囲んでもいる。
この条件下で、しきりに軍事介入を呼びかけている者らに切り札を与えることは途方もなく馬鹿げた話だ。しかも国連の査察団が到着するというその日に。」
「このため私は、これは紛争に他国を引き込もうとし、国際活動の強力な参加者、
何よりもまず米国側からの支持を取り付けたいとする者らが仕掛けた扇動以外の何物でもないと確信している。」
「われわれの友人である米国の態度に関していえば、
米国はシリア政府軍が大量破壊兵器、この場合化学兵器を使用したと確信し、
その証拠をつかんでいると語っているが、ならばその証拠を国連の監査官や安保理に提出させればよい。」
「米国はこの証拠をつかんでいるが、それは極秘であり、誰にも提出することはできないという言い分は批判に耐えるものではない。これは単に自国のパートナーら、国際活動のほかの参加者に対する尊敬の念を欠いている。」
「仮に証拠があるならば、それは提出されねばならない。
提出されぬのであれば、そういったものはないのだ。何の証拠もない、なんらかの交渉の情報をとらえたなどという話は、主権国家に対し武力を行使するというこれだけ重大な決定をとる土台にはなりえない。」
プーチン大統領は、ロシアは首尾一貫し、いかなる大量破壊兵器もその使用には断固として異議を唱える立場をとっていると強調した。これには化学兵器も含まれる。大統領は、仮に国連によってシリアで化学兵器が使用された事実が証拠付けられれば、ロシアは「同様の事態が繰り返されぬための措置の策定に」加わると語っている。プーチン大統領はオバマ大統領をはじめとする国際的なパートナーらに対し、シリア問題を9月初めにサンクト・ペテルブルグで実施されるG20サミットの場で討議するよう提案した。
「私は何よりもまずオバマ大統領に対し、同僚としてではなく、米国大統領としてではなく、一国の首脳としてではなく、
ノーベル平和賞受賞者として申し上げたい。」
プーチン大統領は、
米国が過去数十年の歴史の中で世界の様々な地域において、
いったい幾度軍事紛争の引き金を引いてきたか、思い起こす必要があると語っている。そして
これがただの1度でもいい。問題解決につながったことがあっただろうか? プーチン大統領は特にアフガニスタン、イラクを挙げ、こうした国々は安定に欠き、民主主義もないが、われわれのパートナーはどうやらこれを達成しようとしたらしいと語り、ごく普通の民間の平和も均衡もないままだと強調した。
シャンティ・フーラの時事ブログの記事を読んで下さっている皆さんは、この天木直人氏の発言のあまりの稚拙さに呆然とするでしょう。
本当に中東で大使をやってたのかな…。
放射能で脳をやられたんじゃないかと思うほどです。
"日本のそのような発信を批判できる国はどこにもない。大多数の無辜のシリア国民はそんな日本を評価するだろう。"
…
誰か彼に、テレビをもう見ないように言ってくれ。