エジプトの高官が、ホロコーストをアメリカの情報機関による嘘であるとしました。
UPI通信社がエジプトの首都カイロから伝えたところによりますと、
エジプト政府系出版物編集者選考委員会のファトヒー・シハーベッディーン委員長は、「アメリカの情報機関は同盟国の同様の機関と連携し、第二次世界大戦の間、自分たちに反対するナチスドイツの戦線を壊滅させる目的で、枢軸国に対する戦争や、枢軸国の軍事機関・非軍事的な機関の大規模な破壊、とりわけ広島・長崎の原爆投下の正当化のためにホロコーストを作り上げた」と語りました。
シハーベッディーン委員長は現在、エジプトのモルシ大統領に極めて近い立場にある政府高官です。
また、シハーベッディーン委員長は
「600万人のユダヤ人がナチスによって第二次世界大戦中に殺害されたとされているが、これは事実と矛盾している」と語っています。
多くの西側諸国が言論の自由を主張する中、
これらの国々ではホロコーストへの疑問を提示すると禁固刑や罰金が課されます。