竹下雅敏氏からの情報です。
文中赤字の部分ですが、明らかにオバマはイスラエルから離れ始めたのです。"イスラエルはこのようなアメリカの姿勢に反発しより一層危険な手段に打って出る可能性も高まる"ということですが、実はこれがアルジェリア人質事件だったと思うのです。米国戦争屋とイスラエルは密接な関係です。先の記事でのコメントのように"戦争屋とアンチ戦争屋は、代理戦争の最中"にあります。イスラエルとネオコンは、この事件を起こすことで、オバマと交渉をするつもりだったのではないでしょうか。しかしオバマはまったく交渉をするつもりはありませんでした。アルジェリア政府に命令をして、ただちに突入させたのです。この事件は追い詰められたイスラエルとネオコンが必ず仕掛けてくるものとワナをかけて待っていたように思えるのです。オバマを育てたのはブレジンスキーです。彼のもっとも得意な作戦のように思えるのです。これらは皆、私の推理なのですが、イスラエルがオバマとどのような交渉をするつもりだったのか、それが何らか記事で出てくるのを待っているところです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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バイデン米副大統領:アメリカはイランとの直接対話の用意がある
記事配信元)
ROCKWAY EXPRESS 13/2/4
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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◆2月4日
アメリカのバイデン副大統領は、アメリカはイランとの直接対話の用意がある、と発言したようだ。これは1月3日号「ヒラリー・クリントンはイランで飛行機事故に遭遇し負傷したのか?」でも示唆されていたことで、アメリカはイランとの関係でそのスタンスを転換させ始めていることの兆候である。
この件では、12月26日号「アメリカの新国防長官に最適なチャック・ヘーゲル」で、「今までの親イスラエルの傾斜度が是正され、逆にイスラム教世界との融和が進む、と考えられる」と指摘した通りのことが起きていることになる。
つまり逆に言えば、イスラエルはこのようなアメリカの姿勢に反発しより一層危険な手段に打って出る可能性も高まる、ということだろう。しかし、オバマ政権の意思は固いと、このROCKWAY EXPRESSでは見ている。
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●バイデン米副大統領:アメリカはイランとの直接対話の用意がある
http://edition.cnn.com/2013/02/02/politics/biden-us-iran/index.html
【2月2日 By Mariano Castillo, CNN】
一定の条件下で、アメリカはイランとの直接対話を行うことについての意思があると2日、バイデン副大統領が語った。
アメリカは、「イラン指導部と二国間会談を行う用意がある」と、副大統領はミュンヘン安全保障会議での演説で語った。
二国家間ではイランの核計画に関して行き詰まり状態にある、しかし会談に関する呼びかけはずっと成されてきている。
一方、イランのアリ・アクバール・サレヒ外相は、ファーズ通信とのインタビューで、次期国務長官のジョン・ケリーがイランに対するアメリカの政策の柔軟化に貢献してくれることを期待している、と語り、彼が少なくとも、「アメリカの反イランの姿勢と政策の一部を修正する」ことを期待する、と語った。
オバマ大統領指名国防長官のチャック・ヘーゲルはかつてイランとの直接対話を語っていた事があった。
ケリーの指名承認公聴会では、現在のイランに対する制裁は効果を発揮しているが、外交的手段による進展が期待できる状況がある、と語った。
直接対話に批判的な者たちは、イランはそのようなことを制裁を遅らせることに利用するだけで、一方彼らは自分達の核計画はそのまま継続することで利益を得ることになると言っている。
先月、アメリカはイランに対する新たな制裁措置を取った。その制裁措置では、イランの核計画に技術と資材を供給している個人や会社を標的にしているという。
この国務省と財務省によって発表された制裁は、イラン経済を標的とする最新のもので、イランの経済と核資材の開発を標的とする最新のものでもある。
イランは自分達の核計画は民生用エネルギー目的だといい続けている。しかし、国連の国際原子力機関は、イランの核計画の意図するものが平和目的かどうかを確かめることはできないと語った。
2010年以来、イランに対して経済と兵器に関連する制裁措置を施してきている。