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中国のツャン・フェン氏は、元妻が「醜い子供達」を生んだと主張し、彼女に対し12万ドルの補償を求める訴えを裁判所に出した。すでに二人は離婚しているが、元妻は「あまりに醜い子供達」を生んだという。
すべては、フェン氏が非常に感じのいい女性と知り合い、彼女と結婚した事から始まった。そして
二人は、3人の子宝を授かった。しかし子供達は歳を重ねるごとに、それがはっきり分かるほど
「自分達に似ず醜くなって」しまった。夫は激怒し、妻が自分を裏切り別の男性の子供を産んだのだと考え非難し始めた。
しかしDNA鑑定の結果、フェン氏は子供達の父親である事が証明された。 リア・ノーヴォスチ通信が、ABC Action Newsを引用して伝えた。
フェン氏は結局、子供達が自分の子である事を認めたが、
元妻が過去に整形美容手術を受け、顔つきを全く変え、その事をフェン氏に結婚前に明かさなかった事が判明し、事態は急展開した。
中国の
裁判所は、フェン氏の訴えを認め、整形手術サービスを利用した
元妻に対し、真実を事前に明かさなかったとして
彼に12万ドルを支払うよう命じている。
リア・ノーヴォスチ
実はこれは人間の生活習慣がこうした錯覚を生む元になっているのです。私たちが鏡の前に立ち鏡に映っている自分を見ます。また鏡に時計も映っているとします。この時あなたは自分もそして時計も上下はそのままで左右が反転していると感じます。なぜでしょうか?それはあなたが鏡に映っている時計と現実の時計を比べる時に、後ろを振り返り、現実の時計と鏡に映っている時計を見比べて、確かに左右が反転していると感じるのです。ここにこの錯覚の本質があります。あなたは後ろを振り返る時、体を捻じって振り返るのであり、決して子供がやるように頭を股の下にくぐらせて後ろを振り返るということがないからです。
1枚の紙にペンで左右と言う文字を書いて鏡にその文字を映して見てください。左右が反転して見えているはずです。なぜならあなたは鏡にその文字を映す際に左右を反転させて文字を鏡の方に向けたからです。文字を鏡の方に向ける際に上下をひっくり返して鏡に映してください。文字は左右はそのままで上下が反転しているはずです。要するにあなたは自分で左右を反転させて、鏡に映しておいてどうして左右だけ反転するのかと問うているのです。私たちが後ろを振り返る時、必ず股の下から覗き込むようにして後ろを振り返る生活習慣を身につけていたならば、鏡を見た時私たちは鏡は左右は変わらないのになぜ上下だけが反転するのかと思ったはずです。
これはこの問いかけに対する完全な回答だと思っています。ずいぶん前に解決した問題なので、そろそろノーベル賞の電話がかかってきても良い頃なのではないかと思います。