竹下雅敏氏からの情報です。
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配信元)
(中略)ロシア介入4ヶ月後のウクライナ再評価/スコット・リッター
— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
シリーズ⑵紛争解決に関してロシア・ウクライナ間に交渉はない。あるのはウクライナの無条件降伏だけだ。 pic.twitter.com/koQvRMMlyq
①スコット:はじめに交渉という言葉の定義から始めましょう。ロシアとウクライナとの間にどのような交渉もあり得ません。なぜなら、交渉成立の前提には相対する二つのパーティがそれぞれ交渉のテーブルに持って行く取引に値する何かが必要だからです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
②双方がそれを持って交渉のテーブルに着く。そこでお互いにカードをちらつかせながら相手の妥協を引き出し、最終的にお互いが納得できる合意点を見出して手打ちとなる。しかしウクライナの場合、テーブルに持っていくものが何一つありません。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
③ですから、交渉はあり得ず、必然的にウクライナに残された道は無条件降伏しかありません。ロシアは飽き飽きしているのです。もうずっと前にゲームは終わっているです。ロシアが介入する以前にも、ゼレンスキーにはこの戦争を止められるたくさんの機会がありました。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
④特別軍事作戦が始まった後でさえ、単純にロシアの二つの目的に応じることでダメージを緩和できるチャンスがたくさんありました。それにも関わらず、いまだにロシアのウクライナ非ナチス化の要求を無茶な要求だと言っている人がいます。彼らは「ウクライナにナチスなどいない」と言います。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑤また、ロシアのウクライナ非NATO化の要求を不可能な要求だと言う人がいます。その人たちに言わせると「ウクライナにはNATOに加入する権利がある」のだそうです。では、ここでさっと歴史のおさらいをしてみましょう。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑥ステパン・バンデラをトップとしたウルトラ・ナショナリストのパーティが誕生したのが1920年代でした。彼らは自分たちのことを「優秀人種」とみなしていました。そしてナチス・ドイツと自分たちの間に血統上のつながりを見ていました。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑦1945年、ナチス・ドイツが敗れた後、今度はCIAが彼らのバンデラ主義運動を支援し始めました。ソ連のコミュニストを殺すのにバンデラ主義が役立つと考えたからでした。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑧バンデラ主義者たちはCIAの支援を受けながらそれから約10年間ゲリラとなってソ連と戦い続け、その間に15万人のポーランド人と20万人のロシア人を殺しました。バンデラ主義のウクライナ人たちはポーランド人やロシア人を劣等人種と見做していましたから、彼らはテロの標的になったのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑨1950年代半ばごろまでにはバンデラ主義者たちは軍事的に敗北していましたが、その後もCIAは彼らを支援し続けます。1954年から1990年にかけてCIAは今度はバンデラ主義者たちの政治運動に支援するようになっていきました。アメリカにもカナダにもバンデラ主義者の政治グループがたくさん存在します。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
⑩「西ウクライナのバンデラ主義者たちが大量に亡命してきたからです。彼らはアメリカやカナダの政治に深く関与するようになり、大きな影響力を持つようになっていきます。ロシア・ゲート・スキャンダルに関与した顔ぶれを見ると、その中に彼らのたくさんの名前を見ることができます。 pic.twitter.com/oZp7TrY3Ku— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) July 2, 2022
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25番目のツイートで、ウクライナ大統領(当時)のポロシェンコのスピーチに触れていますが、こちらのツイートに字幕付きの動画があります。ポロシェンコは、“私たちは仕事にありつけるが、彼らはそうはいかなくなる! 私たちは年金が受けられるが、彼らはそうならなくなる。…私たちの子供は、毎日学校や保育園に通う、だが、彼らの子供は洞窟で暮らすことになる。…”と言っています。そして、このスピーチを実行に移したのです。ポロシェンコの言う洞窟とは防空壕のことです。
“NATOは、ウクライナがミンスク合意を履行することは100%ないことを十分知りながら…ウクライナに強大な軍隊を構築し、準備が整い次第、ロシア人大虐殺を実行する計画だった”のです。
このことは、ポロシェンコに代わって大統領に就任したゼレンスキーの言葉から明白です。こちらのツイートの動画でゼレンスキーは、“私たちには軍隊があります。私たちは戦争をしています。私たちは戦います。私たちの軍は準備ができています。ドンバスで戦争を行います。私たちは、戦争と軍隊によって私たちの領土を奪い返します。何人死のうが構わない。しかし、私たちは土地を取り戻す準備ができています。私たちは、直接の軍事行動の準備ができています。”と言っています。
このようにウクライナは、「ロシア人大虐殺を実行する計画だった」のです。プーチン大統領は、ドンバス地方のロシア人を守るために特別軍事作戦を開始するよりなかったのです。スコット・リッター氏は、「特別軍事作戦は、ロシア人のリーダーとしてプーチンがとった完璧に合法的な自衛行動です。」と言っています。
ウクライナでの戦いは、ロシアの勝利が確定しています。スコット・リッター氏は、「ウクライナは広大な領土を永久に失うことになるでしょう。二度と取り戻すことはできないでしょう。それが現在の東ウクライナのリアリティです。」と言っています。