2024年6月29日 の記事

日本に端を発する世界的株式市場の崩壊の可能性 ~農林中央金庫は「保有する米国および欧州の国債 10兆円以上を売却する予定」を公表

竹下雅敏氏からの情報です。
 「農林中央金庫は今年度中に10兆円規模の外国債券を売却する方針」だということでした。
 このことについて冒頭の動画では、“この10兆円の売却っていうことに対して、今一番ピリピリしてんのはFRBっていうところだよね(2分7秒)…イエレンさんの方からね、日本の財務局とか金融庁に言ってきてんだよ。ちょっとこれ、農中【農林中央金庫】のこの10兆円売るのを選挙後にしろとかね(2分44秒)…問題はこれだと思うんだよね。1.2兆円の資本増強が本当にうまくいくのかな?(3分43秒)…全国の農協が資本増強するっていう形なんだよ(4分11秒)…これについてちょっと懸念があって、『食料供給困難事態対策法案』なんていうのがあって、食料危機になった時に政府が出荷販売の調整、輸入の促進、生産製造の促進をそれぞれ各事業者、流通業者から生産者等に要請するんだよ。計画の届けをしなかった場合、農家が罰金になっちゃうんだよ(4分39秒)。…この法律ができると農家やめる人多いんじゃない? 平均年齢も70歳超えてんだから。農家どんどんやめてくよ。農協も農中に金出せって、農協も苦しいんじゃないの?(6分34秒)…10兆円って、今売ってもらったら困るわけだよ。マスコミ、エコノミストを総動員して「利下げをするぞ、するぞ」詐欺してんのよ。やってるから、金利が上昇しない。金利が上昇しないっていうことは、債権が売られないってことなんだ(7分32秒)”と話しています。
 『もし米ドルが基軸通貨終了すると中長期的に日本政治・経済に大きな影響を及ぼすので紹介します!』では、“今、世界中で話題になっているのがペトロダラー協定の終了だね。今後、アメリカドルが基軸通貨としての地位が終焉を迎えるのではないか。そして崩壊へと向かうみたいな話が、最近ね海外だと話題になっている”と言っています。
 こうした背景を理解したうえで、In Deepさんの記事をご覧ください。ゼロヘッジは6月20日のツイートで、“最近まで、農中銀行はCLOのクジラとしてよく知られていた。…2022年、同銀行は英国債券市場の崩壊寸前、それに続く信用市場のショック、そしてイングランド銀行の救済を受けてCLOの購入を停止した。…農中銀行がさらに良いお金を投じてくれる投資家を見つけられなければ、銀行の負債である農業者の年金は毀損される(大幅な減額)。…農中銀行の600億ドル【10兆円】超の清算に先んじて売りが連鎖的に発生した場合、他にどれだけの銀行が損失を被ることになるのだろうか?”という見解を示していました。
 ゼロヘッジは2023年10月に「次の銀行破綻は日本だろう」とツイートしていました。予測通り、農林中央金庫は「保有する米国および欧州の国債 10兆円以上を売却する予定」だと公表しました。
 日銀は、日米の金利差による円安の流れを止めるために、金利を上げたいのですが、そうすると農林中央金庫と同様に大量の国債を保有している銀行、特に地方銀行に致命傷を与えかねません。
 記事では、“日本の金利はほとんど動いていないが(日銀は4月に数十年ぶりに金利を引き上げてきたばかり)、この動きはすでに日本の国内銀行に巨額の損失という形で波及しつつある。”とあります。
 そして、農林中央金庫は「まだ流動性があり価格が高い今のうちに、数百億ドルの証券を秩序正しく売却」することを目指している。日本の投資家は 3月時点で1兆1800億ドル(約188兆円)の米国債を保有しており、これは外国人保有者の中で最大の割合だ。今何が起きているのかがわかっているので、他の誰もが農林中金に先んじるのは時間の問題だ。
 このようにゼロヘッジは、米国債の「投げ売り」が始まることを予想しています。BRICSは「脱米ドル化」を目指しています。アメリカの選挙の行方は不透明で、内戦に陥る可能性も否定できません。
 「マイトレーヤの予報」では、日本に端を発する世界的株式市場の崩壊を1989年に発表していますが、この予報はまだ実現していないと思っています。マイトレーヤは既に滅びて存在しませんが、この古い予報が当たるかも知れないという状況は、あまり気持ちの良いものではありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【農林中金の赤字拡大】経済ショックのトリガーにも?!国債売却が一筋縄ではいなかい理由
配信元)
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「カナリアが日本の炭鉱の中で中性子爆弾を踏んだ」:日本が導く終末的な金融危機
転載元)
(前略)
少し前に、日本の農林中央金庫が、次の決算での最終赤字が 1.5兆円規模になるということが報じられていましたが、日本では、それほど「一般的な大きな話題」とはなっていません。
(中略)
それはともかく、実際には、1.5兆円の赤字がどうこうというより、「外国債など10兆円の売却を決めた」というほうが、壊滅的な影響として海外で報じられています。

わかりやすい表現としては、数日前に米ゼロヘッジが X に投稿していた中にある以下の下りです。

  > 農林中金の 10兆円超の清算に先んじて売りが連鎖的に発生した場合、他にどれだけの銀行が損失を被ることになるのだろうか?

要するに、数か月後などにかけて、国債市場にとんでもない影響が出る可能性(というか、ほぼ確実)を指摘していました。

その後、ゼロヘッジは、この問題に関する非常に長い記事を投稿しました。

それを読む限り、大げさな言い方をすれば、「金融システム崩壊の前兆」ともいえるものになるかもしれません。

ゼロヘッジは、昨年、「次の銀行破綻は日本になるだろう」と、投稿していたことがありましたが、日本の銀行全体が、今後非常に厳しい状況、あるいはサバイバルの状況に入っていく可能性…まあ、あくまで可能性としておきますが、そうなり得る状況のようです。


zerohedge

その最近のゼロヘッジの記事をご紹介します。
(中略)

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[X]萩生田百合子

編集者からの情報です。
統一教会の萩生田光一氏から
熱いステルス支援を受ける、現職。

それを見事に表現した逸品かと、、、。
(まのじ)
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配信元)




都知事という地位を利用して選挙PRの小池百合子候補、「天下り」で脅して都職員を酷使し、パーティー券を買わせた「天下り」企業に再開発の利権

 東京都知事選挙は現在、現職の小池百合子氏優勢が伝えられています。小池氏は、選挙期間中、これまで見向きもしなかった公務を詰め込み、なるべく選挙戦から遠ざかり、失点を防ぐ作戦のようです。しかしネット上では、これでもかと言うほどの小池都政の汚職、疑惑が上がっており、一体どれから取り上げればよいのか混乱するほどです。「とにかく小池百合子にだけは投票するな!」という落選運動も盛り上がっており、東京都知事選うんこカレー現象は煮込みの一途です。小池都政の問題点を都民に知らせる役目の、都庁に詰めるマスコミは絶対に小池批判をしない決意らしい。「一月万冊」で安冨歩氏が「小池百合子に落選運動!」と題して、山のような批判の現状をまとめておられました。
 「小池百合子という政治家の本質が現れている」ことの最たるものが、「地位利用による公務ぎっちり選挙戦」だと言っています。これまで全く公務を公表せず、SNSも更新していなかったのに、選挙が始まった途端に突然「公務」を投稿しまくり、公務であちこち視察に行っては、それをニュース映像に乗せる、公費を使って「AIユリコ」にしゃべらせる、これは事実上の選挙用のPRではないのか。
そして、その地位利用のために活用されているのが「天下り」です。利権構造のブラックボックスにメスを入れると言って東京都知事になった小池氏は、むしろ天下りの利権構造を利用して職員を脅し、酷使し「残業ゼロ」どころか過労死レベルの残業をさせています。神宮外苑の再開発を仕切っているのは三井不動産ですが、三井不動産への都庁幹部の天下りは露骨です。「神宮外苑再開発の事業者からパーティー券購入を受けてませんよね?」と質問された小池氏は否定しませんでした。選挙が終われば工事を再開し樹木を切り始めるはずです。
 安冨氏は「小池百合子という人間がとてつもなくすごいのは、『見せかけがちゃんとできているかどうか』に100%のエネルギーを注ぐことに徹しているところ」だと、そのイメージ戦略を警戒し、また「小池氏の人間関係は、常に利用するかされるか、支配するかされるか、それしかない。このような人物が都のトップにいることは危険なことだ」と危機感を募らせておられました。
(まのじ)
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