[Sputnik]キレル寸前、シリア危機を核戦争へと拡大させてしまうのか? 〜表のイルミナティのメンバーのマーク・ミリー米陸軍参謀総長〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事のマーク・ミリー米陸軍参謀総長は、ロシアの態度に激怒している様子です。通常、この立場の人がこのような発言をすれば、米ロは第三次大戦の直前にあると思うのが普通です。
 しかし、彼を除いて、記事に出てくるダンフォード米統合参謀本部議長も、アシュトン・カーター米国防長官も、バイデン副大統領も、ロシアと戦争する意思は全くありません。
 記事の中で、“米国の分裂病患者”の1人として揶揄されているこの好戦的な人物マーク・ミリー氏は、表のイルミナティのメンバーです。おそらく、表のイルミナティはプーチン大統領を筆頭とする光の勢力に粉砕されるだろうと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キレル寸前、シリア危機を核戦争へと拡大させてしまうのか?
転載元)
エフゲーニヤ モイセーエワ
(前略) 

「こんなにきついパンチはなかったってくらい、叩いてやるからな!」

先週ワシントンで毎年の米軍協会の会議が開催。この中でマーク・ミリー米陸軍参謀総長はロシアとの大規模な戦争は「ほぼ不可避」だという声明を表した。ウィリアム・ヒックス少尉はこれに、この紛争は「近い将来」に起こり、「流血の悲惨極まりない、迅速に展開するものとなり、止めようとしても我々には止めようがない」と付け加えている。この際、ミリー氏は矛先をロシアの脅威に向けることを忘れなかった。「我々はあんたたちを止めてやる。そしてあんたらが今まで叩かれたことのないほど強く叩いてやるからな。見誤るなよ。



ダンフォード米統合参謀本部議長は米中央軍は新たな国家軍事戦略を準備したことを明らかにした。そこには主たる脅威としてロシア、中国、北朝鮮、イランおよびもうひとつ「急進主義の形の非国家的な挑戦」が列挙されている。9月22日、ダンフォード議長はロシアを米国の国益にとって「最大の深刻な脅威」と断言。

米国防総省のアシュトンカーター長官は9月27日、ロシアないし朝鮮民主主義人民共和国が核兵器を使用する危険性があるとの同省の認識を明らかにし、これを根拠に米国は核抑止力の完成に力を注ぐ必要があると語った。10月6日、米原爆B61シリーズの新型爆弾の最終実験が成功裏に終了している。

国防は攻撃にあらず

(中略) 

10月初め、ロシアは4千万人を動員した大規模な民間防衛演習を行なったとして猛烈な非難を浴びた。演習の目的は核戦争を想定した民間防衛の施設、ストラクチャーの準備体制のテストであり、Xアワーに民間がとるべき行動フォーマットを補足して伝達することにあった。

(中略) 

少し前、ロイター通信のサイトにこんな情報が掲載された。ペルシャ湾岸諸国、もちろんここには中東地域における米国の主たるパートナーのサウジアラビアも入っているが、これらが近々にシリアの反体制派への可動式高射砲ミサイルの供給を開始するというのだ。この他にも西側のマスコミはホワイトハウスがシリア政府軍に攻撃を仕掛ける可能性を検討しているというニュースをキャッチした。この一方で米国はシリアとの戦争を行なう状態にはない。なぜならシリアの同盟国はロシアだからだ。

鑑別疾患

9月29日、国防省のTVチャンネル「ズヴェズダー(星)」のサイトにこんなタイトルの記事が掲載。「米国の分裂症患者がモスクワに核兵器を向けている」。これを読んだ西側のプレスは大笑い。

(中略) 

サイコパシーの顕著な特徴はまず、自分は犠牲者であると思いこみ、他の人間に攻撃を仕掛けること。しかも恥ずかしいという意識は一切なく、現実状況の認識ができない。

ロシア政府は引き続き西側に警告。

(中略) 

ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官も米政権に対し、「起こりうる結果を入念に計算する」よう勧め、(中略…)ロシアのS-300はあくまでも防衛システムであり、米MDとは異なり技術的には核兵器とのインテグレーションはできないと念を押している。

ここまでくると米政権がロシアの声を聞き入れてくれるよう期待するほかはない。

(以下略)

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