注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(前略)
米山が立候補を決意したのが告示の6日前。民進党を離党に追い込まれたのが2日前だった。
(中略)
米山は「一無所属候補として、支援してくださる仲間たちと全力で戦い抜く」と退路を断った。
(中略)
これが効を奏した。民進カラーがなくなったことで、かえって再稼働反対の旗が立てやすくなったのだ。
(中略)
米山陣営のボランティアには原発避難者が少なからずいる。
(中略)
原発避難者が新潟県に多いのは、泉田知事が「福島事故の検証無くして再稼働の議論はありえない」と強固な姿勢を貫いていたからだ。
(中略)
米山新知事の“生みの親”ともいうべき森ゆうこ選対本部長が力を込めた。
「この戦いの意味、『原発再稼働をぜったい許さない』。その県民の意思が示されたと思います。まさに歴史に残る戦い。この新潟から原発に頼らない社会を作って行きましょう」。
『新潟県知事選、米山氏の当選確実』沖縄では新基地建設に、新潟では原発再稼動に、ことごとく安倍政権はNOを突きつけられたのだ。「丁寧に説明する」と言いつつ、それを全くせずに住民の声を力で抑えつけるやり方、いつまでも通用するなどと思うな。https://t.co/2oxTyxjDtU
— きむらとも (@kimuratomo) 2016年10月16日
新潟県知事選、いちばんショックを受けているのは東京電力だろう。再稼働が頓挫した。安倍政権の方は、一週間後の二つの補選に勝てば政局の主導権を取り戻せる。原発が争点になった知事選では脱原発派に票が集まる。鹿児島もそう、滋賀もそう。再来年の愛媛と石川、期待が持てるかも。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2016年10月16日
正確に言えば米山さんは「考え方を変えました」と言いつつも現在の発言を見ればちゃんと「留保」をつけた物言いをしてる(つまり後から再稼働しても言い訳できる)
— 名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و (@value_investors) 2016年10月17日
でも「脱原発候補だ」と言って一方的に応援しちゃったのは共産党などの野党なんですよね。
後から大変なことになりそうな予感
東海村JCO臨界事故で放医研当直で、皮膚と粘膜が全てやられても意識は残る患者さんの悲惨な状況を全て見た(本人が公言)のに「原発推進」
— 名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و (@value_investors) 2016年10月17日
悲惨な福島原発事故後も「原発推進」
新潟県知事選挙直前に「考え方を変えました」と脱原発に
不可解すぎる(ー ー;)
なんかみなさん、コロッと騙されてる感があるんですよね。
— 名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و (@value_investors) 2016年10月17日
米山さんの過去の発言や考え方をしっかり見てればそう簡単に脱原発とは言いがたいのはわかると思うんですが。(だいたい原発推進から脱原発に考え方を変えたというのが2016年の知事選前ですよ?) pic.twitter.com/beFWxj3Ivs
かつては共産党も赤旗の記事で米山氏を「無責任な弁明に終始」と批判してたんですよ。
— 名もなき投資家 ♥٩(ˊᗜˋ*)و (@value_investors) 2016年10月17日
それが選挙ギリギリになって考え方を変えましたという米山氏を急に応援したりしますかね普通?
所属政党をコロコロ変え、選挙ギリギリで立場を変えたなどという人が本当に(原発政策面で)信頼できますか? pic.twitter.com/IiwqGTlCzQ
ところが、話はこれで終わらないようです。“続きはこちらから”以降の、名もなき投資家さんのツイートを見ると、日本国民全体が“コロッと騙されている感がある”のです。確かに事の経緯を指摘されると、米山隆一氏を簡単には信用出来ないのが分かります。
おそらく、彼は東電と内通しており、適当なところで“安全性は確保された”として、原発再稼働に踏み切るつもりなのではないでしょうか。要するに、彼は今でも本音では原発推進派なのです。
ただ、今回の選挙は彼に投票するよりなかったはずです。少なくとも県民の意思が示されたことで、当面、原発再稼働は頓挫した形になります。東電、経産省側は最悪のケースに備えて手を打っていたということなのだと思います。敵はなかなか手強いです。