17/5/30 フルフォード情報英語版:米露は、フランスとドイツを支配しているロスチャイルドに圧力をかけている

 前代未聞のG7の分裂が明らかになり、フルフォード氏は、独仏と英米の対立の背後に、ロスチャイルド対ロシアを見抜いています。
 また、デイビッド・ロックフェラーに続く、「馬謖」ブレジンスキーの死亡により、ワシントンDCはパニック状態、日本では反安倍、非麻生の動きが、鮮明になったようです。ハザールとの対決姿勢が明確なフィリピン、イスラエルと協働していたらしい北朝鮮とともに、日本の混乱がアジアの趨勢の焦点になりそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米露は、フランスとドイツを支配しているロスチャイルドに圧力をかけている
投稿者:フルフォード 


G7の分裂:独&仏 vs 英&米


先週のG7会議では、能力主義のグノーシス派イルミナティと、ハザール血統ファミリーの間の西側の権力構造の分裂が、全ての者の目に明らかとなった。

片やドイツ&フランス、もう一方は英国&アメリカ、この両者の間で、会議中、そして終了後に交わされた舌戦は、
通常の外交儀礼に従っている人々にとっては、戦後、前例のないことだった。例えば、ドナルド・トランプ米国大統領は、ドイツ人のことを「非常に悪い(very, very bad)」と言い、ドイツ車の米国への輸入を止めると脅した。

http://www.rawstory.com/2017/05/the-germans-are-bad-very-bad-trump-pledges-to-stop-german-car-sales-to-us/

また、NATOの演説では、基本的にロシアは、米国を気にせず遠慮なくフランスとドイツに進軍できることをほのめかしつつ、第5条の集団的自衛条項については触れなかった。米国の支援がなければ、ドイツとフランスは、数週間でロシアに敗れるだろう。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相に関して言えば、首脳会談後、『ヨーロッパの運命は我々(ヨーロッパ人)の手の中に納めなければならない。』と述べ、EU離脱の英国とトランプ率いる米国は、もはや信頼できるパートナーではないと述べた。ドイツの奴隷、フランス大統領エマニュエル・マクロンは、彼の主人の命令に従って、意図的にトランプを冷たくあしらう態度をとり、握手する時に彼の手に怪我をさせようとした。

https://www.bloomberg.com/politics/articles/2017-05-27/macron-erupts-onto-world-stage-with-trump-snub-and-a-bromance

ワシントンDCの内戦が激しさを増していることに加えて、こうしたばかげた行為について、中国の公式メディアは、西側の民主主義は“崩壊している”と、即座に批評した。

http://www.globaltimes.cn/content/1047737.shtml

この記事は、トランプについての嘘を流す米国の企業メディアにしっかり同調していて、トランプが"ロシア"に弾劾されることを予測しているようにみえることから、全体的に中国国家主席・習近平がロスチャイルドのために働いているとのNSAの主張を支持しているようだ。中国人は、ヒラリー・クリントンに多額の投資をし、彼女が勝利すれば報酬として日本を約束されていたので、トランプに厳しいのは当然だ。

ここで実際に起きていることは、ハザール血統マフィアの支配下にある国と、能力主義に向かって進んでいる国との間の分裂だ。言い換えれば、ザクセン=コーブルク=ゴータ・ロートシルト(ロスチャイルド)家の一員で、ヒトラーの娘であるメルケルは、米国にはねのけられても、ヨーロッパのハザール血統支配のためにがっちり守りを固めている。英国とカナダは、もちろん象徴としての血統統治を保持しているが、公に支持されており、さらにそのことは誰の目にも公然と明らかにされている。ドイツ、フランス、イタリアなどのように、嘘や殺人の陰に隠れているわけではない。


画像の出典: Wikimedia [CC BY]


米国内の決定的な変化:ブレジンスキー死亡


一方、米国内では、ワシントンDCにまだ残っているハザール守旧派との戦いが最終段階に近づいていると、ペンタゴンと当局筋は口を揃える。

『百万人を殺すことは、百万人を説得することより簡単だ』と言ったズビグネフ・ブレジンスキーは、『頑固な彼の主(デイビッド・ロックフェラー)に会いに行かされたのだ。』と、情報源は強調する。ブレジンスキーの死は、ワシントンDCのヒステリックな反ロシアキャンペーンの主たる立案者が亡くなったことを意味し、そのため、このキャンペーンは衰え始めるだろう。


竹下氏のコメント
  いや〜めでたい。デービッド・ロックフェラーに続いて、ブレジンスキーも消えたようです。滅び行く悪を象徴しているかのようなニュースです。ブレジンスキーといえば、オサマ・ビン・ラディンを育て、ソ連を罠にかけ、アフガニスタンでのゲリラ戦を実行させた張本人です。彼がアルカイダやダーイシュを生み出したと言っても間違いではないでしょう。
 下の動画はとても有名なブレジンスキーの発言です。こちらの動画のコメント欄には、この時の外交問題評議会(CFR)のカナダ・モントリオール支部でのスピーチの翻訳文が掲載されています。
 ブレジンスキーはスピーチの中で、大衆的な政治的な目覚めの脅威を指摘し、世界の政治的に目覚めた大衆を支配する能力は歴史的低水準にあるとして、危機感を表明しています。そして彼は、今や“100万人をコントロールするよりも100万人を殺す方が限りなく簡単”と口走ってしまうのです。
 こうした彼の焦りが決定的になったのが、ロシアのシリア介入です。2015年10月14日に紹介した記事では、この時のブレジンスキーの焦りがよくわかります。結局、彼は怒りと絶望の中で消えていったと思われます。
(竹下雅敏)
出典:ブレジンスキーが89歳で死去 … アルカイダ等のテロ組織を生み出し、ロシアを憎み続けた男の消滅(2017/05/28)


実際、ヒラリー・クリントンのEメールをリークしたのはロシア人と言われていたが、他ならぬ民主党スタッフのセス・リッチ(その結果彼は殺害された)だったという言葉が出てきたため、ワシントンDCのエリートたちは、今やパニック状態に陥っている。

http://www.zerohedge.com/news/2017-05-22/seth-rich-plot-thickens-dc-insider-confirms-complete-panic-highest-levels-dnc

デイビッド・ロックフェラーの死により、殺人部隊から外交関係評議会、ビルダーバーグ、三極委員会のマインドコントロールチームに至るまで、彼のコントロールグリッド全体が崩壊しつつあることを意味する。それがパニックの本当の理由だ。

さらに、ハザールの大量殺戮ネオコン派は、FBIに対する支配とそれによる米国内部の監視活動を再び取り戻そうとしていたが、“イスラエルとの二重国籍モサドエージェントのジョー・リーバーマン”の就任が阻止されたとき、敗北が決まった。

この上さらに、トランプ政権のハザールトップエージェントであるジャレッド・クシュナーも厳しい状況にあると、複数の情報源は口を揃える。 『クシュナーは、ただ解雇されるだけではなく、起訴されるかもしれない。』と、ペンタゴン筋は言う。軍警察と議会はどちらも、サウジアラビアで発表された4,000億ドルの武器取引のリベートを受け取り、それを配布したとして、トランプ、ロッキード・マーティン、ゴールドマン・サックス、元陸軍大将デヴィッド・ペトレイアスと同様に、クシュナーも厳密に調査している。


中東に見える米露の協調


サウジアラビアについて言えば、おそらく今こそ、トランプのアラビア、イスラエル、バチカンの主要な一神教パワーセンター歴訪の全体的な結果を見て、もっと大局的な見地から何が起きているかを理解する時だ。

第一に注目すべき点だが、トランプがアラブ版NATOの承認要請をしたということは、米国とロシアが、中東とその石油資源の分割支配に関する取り決めに合意に達したということだ。この分割支配では、ロシアは、イラクとシリアとレバノンの一部に加えてイランを含む新ペルシア帝国とトルコに影響力を行使する。米国は、イスラエル、湾岸協力会議のアラブ諸国、ヨルダン、エジプトを獲得する。ペンタゴンにとっては、彼らの兵器と財源を満たすためのプライベートガソリンスタンドが引き続き利用可能ということになる。

また、トランプが教皇に謁見し、期待以上に会話がはずんだという事実は、悪魔崇拝ハザールに対抗するバチカンとロシアおよび米国の愛国的なキリスト教同盟の存在を強調する。結局、ローマ法王フランシスコがルシファーを神と呼ぶのは、カトリックの教義によれば、サタンは反逆の後にルシファーの称号を失ったからだということが判明した。

(訳者記:つまり、ルシファー(ラテン語で「光をもたらす者」)は、サタンが神と対立して堕天使になる前の称号であって、反逆者であるサタンを指す言葉ではないという意味だと思われます。)

また、ペンタゴン筋によれば、トランプはイスラエル訪問時に、嘆きの壁で、イスラエルの首相であり、第一級の悪魔崇拝者ベニヤミン・ネタニヤフと一緒に写真を撮られることを拒否することで、ハザールたちにメッセージを残したという。そのメッセージは、占領されたエルサレム旧市街を、パレスチナに戻さなければならないというものだった。

さらに、イエズス会筋によると、教皇に謁見した際、トランプは警告を受けたという。アラブ人とイラン人の間で第3次世界大戦を起こさせる言い訳に、彼が言うところのアラブ版NATOを使うことを考えることさえもしないようにと警告された。もしそれをやろうとしようものなら、大統領職を解かれることをトランプは理解していると情報筋は言う。

メラニア・トランプも、サウジアラビア訪問中とホロコースト(〔神にささげるために祭壇上で〕焼かれたいけにえ)追悼記念館を訪れている間、頭部を隠すことを拒んでいたが、ローマ法王に謁見する際にはヴェールを被り、彼女の忠誠心を明らかにした。つまりそれは、トランプの大統領職における支配力は、彼女の考えとしては、ユダヤ教やイスラム教ではなくキリスト教だという彼女なりのメッセージだ。

ロシアのウラジミール・プーチン大統領も、先週、彼の政権の原動力がキリスト教であることを明らかにした。1917年のボルシェビキ革命100周年を記念して建設された教会を献堂する式典で、プーチン大統領は、『この教会は、キリストの復活のために、また新しい殉教者、すなわち反宗教的な迫害の年月の間苦しめられ、またこの抑圧の時期に死亡した人たちを追悼するために捧げられる。』と述べた。
http://en.kremlin.ru/events/president/transcripts/54573
言うまでもなく、20世紀のロシア人の苦しみの背後にいた人々は、21世紀にアメリカを世界の主たる悪の根源に変えるために様々なことをやりながら戦争を利用してきたネオコンの背後にいるのと同じ悪魔崇拝者たちだ。


戦うフィリピンのドゥテルテ大統領

 

パブリック・ドメイン


全体的に見ると、悪魔主義者たちは、西洋では最終的な敗北に直面しているので、彼らとの主な戦いの舞台はアジアへと移っている。

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、中国とロシアの援助を得てハザールを追い出しただけでなく、そこでの麻薬取引や小児性愛オペレーションを停止させているので、悪魔崇拝者たちは、ISIS傭兵軍とともにフィリピンを攻撃したとペンタゴン筋は言う。ドゥテルテは、 『トランプとの会見後、3,000人のオンライン児童人身売買業者を逮捕した』と、彼らは言う。ハザール悪魔崇拝者の管理下にあるメディアが、トランプとドゥテルテの機密扱いの電話記録を発表したのは、おそらくそういった理由からだろう。
https://www.documentcloud.org/documents/3729123-POTUS-RD-Doc.html#document/p1


激しい権力闘争が起きている日本


さらにもうひとつ、いまだアジアでくすぶっているのは、当然ながら北朝鮮の状況だ。天皇に近い日本の右翼筋は現在、北朝鮮はイスラエルとともに“バビロン2.0を創造する”ために、つまり、ハザールのために世界を奴隷化するために、長い間協働してきたと言っている。

また、中国と日本両国の水面下では、非常に激しい権力闘争が起きていると、複数の政治関係者と地下組織の情報筋は主張する。

メディアや、一部の日本の支配者層が、6件以上の別々の不祥事、主に不動産取引を暴露して、安倍晋三首相取り除きキャンペーンを行っていることは明らかだ。安倍の近くにいる情報筋は、彼は重症ではあるが、必要であるならばオフィスで死ぬことを決意していると言う。 ロスチャイルド家の奴隷、麻生太郎財務大臣は、安倍晋三首相と入れ替わりたいと考えていたが、彼の主な支援者だった自民党の重鎮・与謝野薫は先週殺害されたと、日本の右翼筋は語る。

http://www.japantimes.co.jp/news/2017/05/24/national/former-lawmaker-finance-chief-kaoru-yosano-dies-78/#.WSv23dzM9jk

また、右翼筋によると、最近天皇に会って資金の放出を求めた人物は、このニュースレターで報告したロスチャイルドの召使ではなく、実際は、アメリカ国防情報局の元長官マイケル・フリンだったという。情報筋が言うには、彼はヘンリー・キッシンジャーによって遣わされたということだ。

彼は手ぶらで帰ったとのことだ。いずれにせよ、キッシンジャーがまだ生きていることを証明するためには、人工知能によって生成されたコンピュータグラフィックではなく、本人が白龍会のメンバーに個人的に会う必要がある。

一方、上海、広東、台湾の中国の地下組織の勢力筋は皆、習近平国家主席を排除するキャンペーンが本格化していると口を揃える。悪評高い彼の腐敗撲滅キャンペーンは、単にライバルを排除する口実に過ぎないと、彼らは言う。

また、中国では、最近のムーディーズによる中国の信用格付けの格下げに伴い、ハザールに支配された西側の金融システムから離脱する計画が加速している。アジアの秘密結社筋によると、中国人はビットコインを奨励しているという。それゆえ格下げが発表された後、ビットコインが値上がりした。中国人が言うように、ハザール所有のガタガタのWindows VistaベースのSWIFT(=国際銀行間金融通信協会)国際決済システムはすでに時代遅れだ。アジア人は現在、金に裏付けられた暗号化通貨ビットコインを指示している。


翻訳:緑花
※見出し・画像は編集者によるものです。 

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フルフォード氏本人から快く許可をいただき、英語版レポートをシャンティ・フーラで翻訳して転載させていただいております。ただ、フルフォード氏の活動を支えるためにも有料の日本語版メルマガを購読して応援してもらえると有難いです。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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