「森友問題」国有地売却の大幅値引きの音声データを共産党が入手 ~財務省も一転し、安倍昭恵夫人の関与示す資料も続々発掘~

竹下雅敏氏からの情報です。
 森友学園は、2015年に地下3メートルまでのゴミを撤去する工事を行い、予算の都合で一部のゴミを埋め戻していたようです。ゴミの埋戻しは、国と業者だけの合意で、籠池氏には知らされていなかったようで、氏は、地下9.9メートルの杭打ち工事中に出てきたこれらのゴミを国側に抗議。驚いたことに、国側は、このゴミを “「新たなゴミ」と認定した”というのです。
 森友学園側の設計事務所担当者ですら、“今日のあの解釈はすごいと思う”と言うほどのもの。国側の人間というのは、自分に責任が及ばないように、どんな嘘でも平気でつくのだということが、この件でよくわかります。
 共産党が公開した音声データによると、森友学園側と財務省の交渉で、「新たなゴミ」をどうするのかという交渉の後、 「どうなりました? 頑張ってください」という昭恵夫人からの電話があったと、籠池氏は発言しています。“私や妻が関係していたら首相も国会議員も辞める”と発言していたあべぴょんですが、もはや、昭恵夫人が関係していたのは明らか。
 あべぴょんは往生際が悪く、“籠池氏の言う事は信用出来ない”と籠池氏の発言を否定してますが、まったくもって信用出来ないのは、あべぴょんの方。
 “続きはこちらから”以降の冒頭のメールでは、昭恵本人が、“私が関わった”と言ってます(笑)。
 ここのところ、財務省からあべぴょんにとって都合の悪い資料や見解が次々に出てきていますが、これはまず間違いなく、ジャパン・ハンドラーの指示によるもの。じわじわと追い詰められて行くのは間違いないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「森友」国有地売却 大幅値引きの根拠 共産が音声データ入手
引用元)

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、地中から見つかり大幅値引きの根拠となったごみについて、学園側の設計事務所が二〇一五年の土壌改良工事で埋め戻したごみの可能性があると指摘したにもかかわらず、国側が「新たなごみ」と強調していたことが二日、共産党が入手した一六年三月十六日付とされる音声データで分かった。

 学園は一五年、地下三メートルまでのごみを撤去する土壌改良工事をしたが、予算の都合などで一部は掘り出したごみを埋め戻すことで国と業者だけで合意。学園の籠池泰典前理事長は知らされなかった。地下九・九メートルのくい打ち工事中にごみが見つかったことで籠池前理事長は一六年三月に埋め戻しを把握し、国側に抗議。不適切ととられかねない処理方針が露呈し、苦しい立場に置かれた国側が「新たなごみ」と認定した可能性が浮上した。

(以下略)
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籠池氏と連携 森友音声データから見えた昭恵夫人の“役割”
引用元)
(前略)

 共産党は委員会後、音声データを公開。3時間にも及ぶ交渉から聞こえてきたのは、高圧的な籠池夫妻と低姿勢の役人たち――そして、籠池氏と昭恵夫人の密な連携ぶりだった。

(中略)

 ハイライトは交渉の最終盤。「新たなゴミ」をどうするのか、大詰めを迎えていた。

(中略)

籠池 えーなんでそんなになるんかなー。昨日、我々が財務省から出た途端に、安倍夫人から電話がありましてね。「どうなりました? がんばってください」って言ってはったけど、何て答えたらええのか、分からへんわ。どうしよ。そちらの案は?

(中略)

 籠池氏が財務省を出た途端の電話というのも、小学校建設についての昭恵夫人の並々ならぬ関心をうかがわせる。安倍首相は「私や妻が関係していたら首相も国会議員も辞める」と答弁しているが、電話が本当なら、昭恵夫人と籠池氏が連携を取って国との交渉を進め、役人もそう見ていたことになる。

(中略)

いよいよ昭恵夫人本人の証人喚問が必要になってきた。

(以下略)
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財務省一転「学園と認識」首相夫人付職員の照会
引用元)
 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で2015年11月、財務省理財局の国有財産審理室長だった田村嘉啓氏が安倍晋三首相の妻昭恵氏付の政府職員から照会を受けた際、「森友学園に関係しての照会であったことは認識していたと思う」とする見解を、同省が共産党の宮本岳志衆院議員に文書で示していたことが31日、分かった。

(中略)

 宮本氏は「財務省が早い時期から森友学園と昭恵氏のつながりを意識していたことが分かった。昭恵氏の存在が、国有地売却の際の値引き対応につながったのではないか」と指摘している。

(以下略)
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財務省の”乱”で佐川国税庁長官を国会招致? 安倍昭恵夫人の関与示す資料も続々発掘
引用元)
(前略)

 とうとう財務省は観念したのか。それとも安倍晋三政権への“乱”なのか──。学校法人・森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、学園の籠池泰典前理事長が同省の担当室長と事前に値引き交渉していた疑惑について、同省が自ら過去の国会答弁をひっくり返す新しい資料や見解を、次々に明らかにしている。

(中略)

 太田充理財局長は2月1日、参院予算委員会で、これまで「すべて廃棄した」としていた学園との交渉記録について、資料が残っていることを認めた。現在「個人情報や不開示情報がないか確認している」(太田理財局長)として、作業が終わり次第開示する方針だ。

(中略)

 これまで与党が拒否してきた佐川氏の国会への参考人招致についても、風向きが変わりつつある。公明党の井上義久幹事長は2日、記者会見で「基本は現職の理財局長がしっかりと答える。その上で、特別なことがあれば、現場で協議していただきたい」と、佐川氏の国会招致の可能性に言及した。

(以下略)


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