18/4/9 フルフォード情報英語版:「アメリカは頭がおかしくなってしまったのか?」と世界が首を捻る

 表面上、商業的にも軍事的にも米国と中国が争っていますが、真相はどうなんでしょうね、というのが今回の記事です。共通の敵がカバールだとざっくりとは理解出来るのですが、それにしたって錯綜しまくっているとしか思えない表面上のアメリカの動き。皆が疑問に思うのも無理もありません。
 これまで時事ブログで何度かご紹介したことのある匿名Qは、13日に「大統領を信じろ」とのメッセージを発信していました。14日には「計画を信じろ。4月のシャワー(※にわか雨のこと)」とも。いや信じたいんですけど……うーん。
 「4月の雨」はこのところ、Qが何度か繰り返しているメッセージなのです。昔から「4月の雨は5月の花をもたらす」と言いまして、要するに「雨降って地固まる」の英語版です。
 ジョーダン・セイザー氏は、4月はバタバタと色んな渾沌が巻き起ってくるけれども、5月には何らかのディスクロージャーなどで、人々の不安を消し去る対応策が取られるということではないかと解釈していました。あるいは同動画で紹介されていたのですが、「5月は法王にとっては悲惨な月となる」とQが宣言していますので、法王の正体に関することかもしれません。
 Qは大統領のかなり近いところにいる、と言われておりますし、とすると米国は4月中には手の内を明かすつもりはないようです。花が咲くまでじっと我慢となりそうな気配。でも、気~に~な~る~っ!
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「アメリカは頭がおかしくなってしまったのか?」と世界が首を捻る
投稿者:フルフォード

西洋の政権が錯綜している理由


現在のアングロ・サクソン世界の指導層が取る行動は、頭がおかしいとしか言いようがない。第三次世界大戦を開始せんという無駄な試みのため、明らかに虚偽の、扇動的な主張を次々繰り出しているのだ。こんなことをしているのは、避けようがない正義の輪が迫り来る中、現在の指導層が文字通り生き残りを懸けて戦っているからである。

ついこの前、ロシアが英国内で毒ガスを使用したという英国のテリーザ・メイ首相のヒステリックな主張が、彼女自身の政府内の専門家たちによって否定されるという経過を辿ったのも、このせいだ。


米国のドナルド・トランプ大統領が脅迫によって強制されたのか、愚かにも騙されているのか、シリア政府がまたまた自国の一般市民を化学兵器で攻撃しただのと虚偽の非難をしているのも、このせいだ。

どちらの件においても非難【の出所】を突き詰めれば、実際に犯罪に手を染めた者に行き着く。英国では、毒ガス事件を捏造したのは自国の諜報機関の一分子だった、とCIAやMI5の情報源が裏付けを寄越している。ロシアの国連大使ワシリー・ ネベンジャは、英国の行いを「不条理演劇」と呼んでみせた。


シリアについて言えば、禁止された化学兵器を所持していた米国と英国の工作員連中が、現行犯で押さえられている。
https://www.veteranstoday.com/2018/04/08/proof-intel-drop-trump-bolton-behind-syria-chemical-attacks-confirmed/

ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフが、米国のトランプ政権下における外交政策は「大いに物議を醸す」もので「明瞭性が欠如」しており、誰一人として一年以上の経験を有していない面々によって動かされている、と多くの国々が抱いている思いを集約してみせた。
http://tass.com/politics/997996


どうやらトランプ政権は、実際に代替案を一つも提示することなく、ここ何年かのあらゆる主要な国際的合意に逆らっているように見受けられる、と複数の筋が同意している。

それに加えて、トランプ率いる米国商務省の役人連中は、ペンタゴンの助言に逆らい、どう計算したところで負けが見えている中国との貿易戦争を宣言してしまった。中国政府は既に「如何なる犠牲を払おうと最後まで戦い抜く」と確約している。

さて、実際には何が起こっているのであろうか? 答えなぞ決まっている。テロに対する虚偽の戦いと、その後に続く様々な侵略を我々にもたらした西洋の指導者層は権力を喪失すること、そして幾つもの戦争犯罪に問われることに怯えているのだ。これが、奴らがこぞって理不尽かつヒステリックに振る舞っている真の理由である。

様々な側面に渡るアメリカの内戦


米国内の状況が最も緊迫し続けている。宣戦布告はなされていないが事実上の内戦が猛威を奮っているのだ。9.11だのイラク戦争だの福島だのを演出したファシストなハザールマフィア派閥が、民主主義と法の支配を西洋で取り戻したがっている愛国者たちに対して戦っている。

これまでの内戦のようなあからさまな戦闘状態とは異なり、今回のそれは金(かね)・プロパガンダ・サイバー戦・標的を絞った暗殺・特殊部隊同士の非公開の戦闘を含む、大衆をマインドコントロールする道具を巡る戦いとなっている。

フェイスブック・アマゾン・グーグル・ツイッター・マイクロソフトに対する現在進行形の攻撃は、これらネットの巨大企業がネットを検閲しようと躍起になろうが、この新しいタイプの戦闘において目に見える一側面でしかない。

【この戦いには】宇宙戦争や秘教的な側面も存在している。大半は水面下で繰り広げられている海の怪獣同士の戦いをボートの上から眺めるような僅かなものだが、地表の人間にも見える部分はある。

そういった僅かな兆候の最も新しいものが、天宮1号という中国の宇宙ステーションの地球への墜落だ。このところの一連の米国戦艦の破壊はどうやら中国勢が仕組んだらしく、それに対する米軍側の報復【活動】として撃ち落とされた、と複数のCIA筋は言う。現在米軍の三つの航空母艦の集団が南シナ海を目指しており、そこで大規模な中国の戦闘集団と対峙するつもりだ、と同CIA筋は言う。


だが実のところ、両集団は現実には共通の敵に直面することになるやもしれない、と複数のペンタゴン筋は言う。大半の活動は秘密裏に海の下で繰り広げられている、と同筋は言う。


南シナ海の覇権は中国の手に


【上の複数の】CIA筋曰く、「西洋の軍事諸大国が、このように力をひけらかして威嚇している真の理由は、南シナ海の支配を巡る戦いで中国が戦勝国となったと思われるからだ」。


この状況に関するCIAのリポートの要約が以下:

「南シナ海では年間で推定5兆ドル相当の品物が通過している。この物流を支配する国が、要するに【当該】5兆ドルとそれに伴う諸々の全てを支配するという訣だ。

人民解放軍海軍(PLA海軍)は水面下のアクティブセンサーとパッシブセンサーによるネットワークを築き始めており、それは水深3千メートルまで設置されている。センサーは特殊なポリマーを含有する新開発されたセメントに埋め込まれており、今ではこれは世界で最も優れたセメントとして知られている――劣化することなく150年以上も水中で持ち堪えることが可能だ。

この一大プロジェクトは、特殊カメラや深海プラットフォームを含む海中基地群も関わっている。

周囲の外壁の海底部分には特殊なハイドロホン【=水中聴音器】と磁気探知機が入っている。敵の潜水艦や船を自主的に察知し、追跡するのに役立つのだ。

接近阻止・領域拒否の地域を航路上に設けることは、中国にとって自国の安全にとって必須だと見做されている。

このプロジェクトは2016年に開始され、今や完成している。この外壁は、中国が1947年に自身の歴史的な海域として一方的に宣言した九段線を完全に取り囲んでいる。南シナ海の2百万平方キロメートルの内、9割までを手中に収めることとなるのだ。

【※緑の線が「九段線」】
Author:アメリカCIA [Public Domain]


この件に関する記事は多少はあるのだが、実のところどれも詳しくはない。ユーチューブ動画も幾つかあるが、結局は真相を物語ってはいないのだ。

以下【の記事】が最近ジー・ニューズ・インディアで出された:
https://www.google.co.id/amp/zeenews.india.com/world/pla-builds-the-great-underwater-wall-in-south-china-sea-for-warfare-advantage-2082947.html/amp

報道の中でどこにも暴かれていないのは、中国の海中の外壁がベトナムの海岸線から7キロ、そしてブルネイの海岸線から25キロ圏内に侵入している点だ。どこの政府もこの現実を公表したがらない。(私はこの機密情報を、現場に行って、実際に外壁のある場所を見て来たある男から得た)。

この話には、昨夜出て来たばかりの続きが更にある。いわゆる“貿易戦争”とやらが二国間で始まったことから、南シナ海で米軍と中国軍の更なる軍事演習が開始されたそうだ。
https://youtu.be/CadtB16S6Ko

真に問うべきは、なぜこれが二年前に暴露されて阻止されなかったのか、という点である。或いは、中国は南シナ海域の大半に対する歴史的な主張権を本当に有しているのか? これまでのところ、そうと言わざるを得ない。」


原因はハザールマフィアの脅しでした


中国の諜報機関のトップレベルの職員たちは、中国は西洋の軍艦が19世紀に奪うまでずっと歴史的に有していた領域を、単に取り戻そうとしているに過ぎないのだ、と説明する。彼らは自国の潜水艦が探知されることなく動き回れるよう、海が水深3千メートルのところに防御線を構築する必要があったのだと。

「どこの国だろうと、中国に対する先制核攻撃で、まんまと逃げおおせるなどと見当違いの考えを確実に抱かないようにすることが目的です」と、元政治局【常務委員】レベルの職員は説明していた。

3月26日の金(きん)に裏打ちされた元建ての上海原油先物取引は、中国側が少なくとも10年以上かけて注意深く準備を進めてきた動きだったということが、今や明白となった。遡ること2008年、もし中国がオイルダラーを侵害しようとすれば、中東の石油を断ちその海岸線を封鎖するぞと、ハザールマフィアが中国を脅したところから始まったのだ。


2011年3月11日の日本の福島に対する攻撃の目的は、日本勢を委縮させること、そしてオイルダラー体制の要(かなめ)の一つである日本銀行を国有化するのを阻むことだった。この結果、福島の教訓から学んだ中国勢は、同様の攻撃を防ぐために海中版の万里の長城を築いてみせたという訣である。

この大きな一手を準備するにあたり、中国勢は石油をアフリカやロシアや南アメリカや其の他の地域から調達するようにもなった。1月に完成したロシアから一日60万バレルを運ぶパイプラインは、【この計画を】整える最後のピースの一つだったということだ。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-01-01/second-chinese-crude-oil-pipeline-linked-to-russia-s-espo-opens


実際には米軍とアジアは協同している


ただし、オイルダラーに対抗する中国勢のこの動きを、米国に歯向かう動きだと見誤ってはならない。本当のところは、自分たちの人類奴隷化計画の一部としてオイルダラーの支配権を利用してきた700人かそこらの上位ハザールマフィア連中に対抗する動きなのである。

実のところ、米国の愛国者たちはアジアの同盟諸国と共に実際にはアメリカの人々を解放せんと戦っているのだ。「カリフォルニア州マリブ沖の海中基地が破壊され、4月5日のマグニチュード5.3の地震となった」のはそのためである、と複数のペンタゴン筋は言う。


最近北カリフォルニアで起こった【一連の】不可思議な火事を引き起こした攻撃に関与していた海底基地を、米軍が排除していたのだ。この基地がどこの所属なのか彼らは言及していないが、どうやらハザールマフィアのカリフォルニア支部によって当該【基地】や其の他【の基地】は資金援助されていたようである。


金融戦争ではアフリカも支援


米軍がハザールマフィアのボス全員を連邦準備制度理事会から確実に排除したのもこのためである。

ニューヨークの連邦準備銀行の新たな総裁ジョン・ウィリアムズは、アメリカの信用創造がハザールの成金連中が支配する各私有銀行に現金を単に手渡すのではなく、平均所得などの新たな指標を使うべきだと既に公然と述べるに至っている。“平均所得”を指標とするとは、要するに内輪のエリートではなくて、一般的なアメリカ人へ資金を提供するということだ。
https://www.zerohedge.com/news/2018-04-03/john-williams-named-next-new-york-fed-chair


また、このハザール連中と奴らの「無から金(かね)を創造する」信用詐欺に対抗する一手として、アメリカの通貨が金(きん)に裏打ちされることを求める法律が米国議会に提出されている。(ちなみに金(きん)は、白龍会の情報源曰く、アメリカの人々を友人だと思っているアジアの方々から提供されることになっているのだそうだ。)

この件についてトップレベルの極秘交渉が進行中なのだが、米国の再建を手助けするには「何十兆」ドルも用意しなければならなくなる、と当該交渉に関わる複数の情報源が言っている。
https://www.congress.gov/bill/115th-congress/house-bill/5404/text

ハザール大君主どもに対するこの壮大な戦いでは、殆ど報道されていないアフリカの側面もある。この点について、ジンバブエの大統領エマーソン・ムナンガグワが先週中国を訪れ、彼の国は中国の発展モデルを採用すると述べた。
http://usa.chinadaily.com.cn/a/201804/04/WS5ac3bf60a3105cdcf6516148.html


中国から大統領が戻った際には、アメリカの上院議員5名がその場に居合わせて大統領を歓迎した。「アフリカの金(きん)や其の他の天然資源が、資産に裏打ちされた新たな金融システムの裏付けを引き受けることとなるためだ」と複数のペンタゴン筋が説明していた。


人身売買組織の粛清


新システムの準備を手助けするにあたり、米国におけるハザールマフィアの支配網に対する組織的な粛清が継続されている、と同筋は言う。その一つとして、ジェフリー・エプスタインの“小児性愛島”の隠れ家や地下トンネルのネットワークに対する攻撃が関ってくるのだ、と彼らは言う。

その後には、元米国大統領のビル・クリントンといったハザールの大物連中が未成年の恋人と写った写真の流出と相成った(が、この記事が出される時点でインターネットからは削除されてしまったようである)。


更には、「司法省がセックスと小児性愛を目的にした人身売買サイトBackpage.comを閉鎖した」と、同筋は指摘する。

もう間もなくカリフォルニアで戦いが起こるだろう。「カリフォルニアの左翼は司法省に訴えられ、おまけに地元の政府からも反旗を翻されて、動揺している」と同ペンタゴン筋は言う。「カリフォルニアの叛乱を鎮圧するために、米軍が派遣されるかもしれない」とも付け加えていた。

「州兵がテロリストやギャング、薬物や武器や人々そして子どもたちの密売を阻止するために、メキシコとの国境に【既に】送り込まれている」と彼らは指摘した。

第二のアメリカ革命が始まったのだ。


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しやツイッター画像も挿入しています。

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Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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