注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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抗ガン剤の起源が化学兵器マスタードガスだったことを思っているうちに、私たちが開いた「人類と他の生物の完全絶滅への道」が一瞬で見えたような
転載元)
In Deep 18/5/14
(前略)
抗ガン剤が化学兵器マスタードガスに起源があるということは、比較的広く知られていることだと思います。(中略)
非常に早く増殖していくガン細胞を「細胞分裂の阻害を引き起こす」ことによって、その細胞の増殖を食い止めるという作用です。
これが仮にガン細胞に対してとても有効に作用するのだとすれば、同時に、やはり当然ではあるのですが、「全身すべての細胞をも攻撃してしまう」という作用もあります。これは副作用というより、抗ガン剤というものの作用そのものがそういうものですので「副」ではなく本作用です。
抗ガン剤というものが「細胞分裂を食い止める」ために開発されたものですので、起きることが必然だとも言えます。
(中略)
思い出した過去記事というのは、下の記事です。
(中略)
「河川に流入した避妊薬に含まれる成分が魚たちの性質や生殖本能に影響を与えていて、《魚の不妊化》と《オスの魚のメス化》が広範囲で起きており、そのために魚の総数が減っている」
というものです。
(中略)
これらの《魚の不妊化》と《オスの魚のメス化》を引き起こしている物質が、どこから自然界の水の循環システムに流入しているのかというと、
・ヒトの排泄を通じて川から海へと流入し続けている
のです。
(中略)
これを思った時、最初は、「海水の量は多いから大丈夫なのでは?」とも思ったのですが、しかし、具体的な数字は間違っているかもしれないですので書かないですが、今の社会での「薬の全生産量」を考えますと、地球すべての海を汚染している可能性は否定できません。
(中略)
それが、世界の海のどのあたりまで広がっているのかは定かではないですが、ただ少なくとも、
「薬を大量に消費している国や地域の周辺海域はかなり強く汚染されている可能性が高い」
とは言えるのではないかと思います。
世界で最も薬を多く消費している国のひとつは日本であり、あるいは、東アジアの各国であるわけですが、イギリスと同じ調査をすると、日本周辺の海の生物の状態は大変なことになっているのではないかと思われます。(中略)
つまり、「著しい魚類と海洋生物の減少」です。
オスがメス化していっている上に、メスも不妊化しているのでは、種が増えていく道理がないです。
(中略)
この「輪廻」をひとことで書きますと、こうなります。
「もともと戦争での殺傷兵器として開発された化学物質が、医薬品と転じた後に、数百万人、数千万人のヒトの排泄を通して、地球の水の循環システムに入り込んで、おそらく、海洋生物に影響を与えている」
ということです。
それは「どういう影響」か。
先ほども書きましたけれど、マスタードガスの主成分の作用は、
「遺伝子に作用して、生体の《細胞分裂を食い止める》」
というものです。
この部分が「ガン細胞の増殖を食い止める」ためとして使われているわけですが、他の多くの細胞にも同じように作用します。そして、おそらくこの効果は、地球上のすべての大型生物の細胞に「有効」だと思われます。
ここまでをまとめますと、こういう「憶測」が瞬時に浮かんでショックを受けたのでした。
(中略)
「人間のすべての状態において、最も細胞分裂が活溌なのものは何か」
(中略)
それは「新しい命が芽生えた時」に決まっています。
つまり、お腹の中に新しい生命が誕生して育つ時に、そこで最も活溌な細胞分裂が起きているはずで、そして赤ちゃんになって生まれる。おそらくは、それはすべての生物で同じなのではないでしょうか。すなわち、新しい生命がお腹の中で受精して芽生えた直後から始まる細胞分裂が、生物の持つ細胞分裂の中で最も活溌なのではないかと思います。
そして、抗ガン剤は「それを阻害する」作用を持っていますので……おそらくは、自然環境に流出したそれらは……。
ところで、過去記事で、日本を含めた世界中で「低体重の赤ちゃん」がものすごいペースで増えていることがあり、下の記事で取り上げたことがありました。
(中略)
上の記事では、母親のストレスによって、胎盤を通過したホルモンが胎児の血液分配を変化させることなどの研究などについて書き、つまりストレス的な部分が大きいかもしれないということを書きました。
しかし、書きながらもどうも釈然としない部分もありました。なぜかというと、例えば、日本だと「戦争中」などの極限的にストレスを感じる環境下で、しかも栄養状態も悪い中でさえも、(データは揃っていないとはいえ)低体重の赤ちゃんが多かったというようなことが見当たらないからでした。
「ストレスだけでは説明が難しい部分はありそう」だとは感じていました。
そして、今回書きました抗ガン剤の作用は、つまりは「成長しようとする細胞を成長させない(細胞分裂させない)」ことにあるわけですから、この大量の自然界への流出を考えますと、つまり、あるいは関係があるようなことも感じたり………………。
(中略)
抗ガン剤は、ガンの治療に効くとか、あるいは効かないとか、今までそんなことしか考えていなかったのです。
しかし、もはやそれだけの話ではなさそうです。
(中略)
どうやら、私たちは他の生物を巻き込んで「完全絶滅」への道を歩んでいる気配が強いです。
(以下略)
抗ガン剤が化学兵器マスタードガスに起源があるということは、比較的広く知られていることだと思います。(中略)
非常に早く増殖していくガン細胞を「細胞分裂の阻害を引き起こす」ことによって、その細胞の増殖を食い止めるという作用です。
これが仮にガン細胞に対してとても有効に作用するのだとすれば、同時に、やはり当然ではあるのですが、「全身すべての細胞をも攻撃してしまう」という作用もあります。これは副作用というより、抗ガン剤というものの作用そのものがそういうものですので「副」ではなく本作用です。
抗ガン剤というものが「細胞分裂を食い止める」ために開発されたものですので、起きることが必然だとも言えます。
(中略)
思い出した過去記事というのは、下の記事です。
(中略)
「河川に流入した避妊薬に含まれる成分が魚たちの性質や生殖本能に影響を与えていて、《魚の不妊化》と《オスの魚のメス化》が広範囲で起きており、そのために魚の総数が減っている」
というものです。
(中略)
これらの《魚の不妊化》と《オスの魚のメス化》を引き起こしている物質が、どこから自然界の水の循環システムに流入しているのかというと、
・ヒトの排泄を通じて川から海へと流入し続けている
のです。
(中略)
これを思った時、最初は、「海水の量は多いから大丈夫なのでは?」とも思ったのですが、しかし、具体的な数字は間違っているかもしれないですので書かないですが、今の社会での「薬の全生産量」を考えますと、地球すべての海を汚染している可能性は否定できません。
(中略)
それが、世界の海のどのあたりまで広がっているのかは定かではないですが、ただ少なくとも、
「薬を大量に消費している国や地域の周辺海域はかなり強く汚染されている可能性が高い」
とは言えるのではないかと思います。
世界で最も薬を多く消費している国のひとつは日本であり、あるいは、東アジアの各国であるわけですが、イギリスと同じ調査をすると、日本周辺の海の生物の状態は大変なことになっているのではないかと思われます。(中略)
つまり、「著しい魚類と海洋生物の減少」です。
オスがメス化していっている上に、メスも不妊化しているのでは、種が増えていく道理がないです。
(中略)
この「輪廻」をひとことで書きますと、こうなります。
「もともと戦争での殺傷兵器として開発された化学物質が、医薬品と転じた後に、数百万人、数千万人のヒトの排泄を通して、地球の水の循環システムに入り込んで、おそらく、海洋生物に影響を与えている」
ということです。
それは「どういう影響」か。
先ほども書きましたけれど、マスタードガスの主成分の作用は、
「遺伝子に作用して、生体の《細胞分裂を食い止める》」
というものです。
この部分が「ガン細胞の増殖を食い止める」ためとして使われているわけですが、他の多くの細胞にも同じように作用します。そして、おそらくこの効果は、地球上のすべての大型生物の細胞に「有効」だと思われます。
ここまでをまとめますと、こういう「憶測」が瞬時に浮かんでショックを受けたのでした。
(中略)
「人間のすべての状態において、最も細胞分裂が活溌なのものは何か」
(中略)
それは「新しい命が芽生えた時」に決まっています。
つまり、お腹の中に新しい生命が誕生して育つ時に、そこで最も活溌な細胞分裂が起きているはずで、そして赤ちゃんになって生まれる。おそらくは、それはすべての生物で同じなのではないでしょうか。すなわち、新しい生命がお腹の中で受精して芽生えた直後から始まる細胞分裂が、生物の持つ細胞分裂の中で最も活溌なのではないかと思います。
そして、抗ガン剤は「それを阻害する」作用を持っていますので……おそらくは、自然環境に流出したそれらは……。
ところで、過去記事で、日本を含めた世界中で「低体重の赤ちゃん」がものすごいペースで増えていることがあり、下の記事で取り上げたことがありました。
(中略)
上の記事では、母親のストレスによって、胎盤を通過したホルモンが胎児の血液分配を変化させることなどの研究などについて書き、つまりストレス的な部分が大きいかもしれないということを書きました。
しかし、書きながらもどうも釈然としない部分もありました。なぜかというと、例えば、日本だと「戦争中」などの極限的にストレスを感じる環境下で、しかも栄養状態も悪い中でさえも、(データは揃っていないとはいえ)低体重の赤ちゃんが多かったというようなことが見当たらないからでした。
「ストレスだけでは説明が難しい部分はありそう」だとは感じていました。
そして、今回書きました抗ガン剤の作用は、つまりは「成長しようとする細胞を成長させない(細胞分裂させない)」ことにあるわけですから、この大量の自然界への流出を考えますと、つまり、あるいは関係があるようなことも感じたり………………。
(中略)
抗ガン剤は、ガンの治療に効くとか、あるいは効かないとか、今までそんなことしか考えていなかったのです。
しかし、もはやそれだけの話ではなさそうです。
(中略)
どうやら、私たちは他の生物を巻き込んで「完全絶滅」への道を歩んでいる気配が強いです。
(以下略)
これら大量の薬を解毒するとなると、けっこう負担だろうなあとハラハラ。術後、点滴スタンドを引きながら用を足す身内に付き添いながら、何気なく、先ほど体内に入れた薬物が排泄されていくのだろうなと考えていました。
ちょうどそんな頃、このInDeepさんの記事に目が止まったのです。
InDeep管理人さんは、ささいな事柄をきっかけに、一瞬で、深刻な未来を暗示する大きな流れに気づかれました。それが衝撃的。
事の起こりは、抗がん剤の治療を受けた人の手記にあった「患者が体外に排泄するもの一切に抗がん剤の毒が出る。」という記述でした。抗がん剤が、マスタードガスという化学兵器と同じメカニズムであることはよく知られており、その作用は、健康な細胞も同様に攻撃します。しかし、それだけでなく排泄され、どこかに流れ、何かに作用する、ということに、忽然と気づかれたのです。
かつて、人が使用した避妊薬が排泄を通じ、川から海へと流入した結果、「魚の不妊化、オス魚のメス化」が起き、さらにその結果、魚の総数が減っている、という記事をアップされていた管理人さんは、この抗がん剤の排泄と重なりました。
改めて確認しますと、抗がん剤の作用は「多くの生物の細胞分裂を阻害すること」です。
そして、「人間のすべての状態において、最も細胞分裂が活発なものは何か」という問いに至った時に、ゾッとする未来を見てしまったのでした。自分は薬をなるべく服用しなくとも、地球はすべて繋がり巡り巡って自分に戻る、他者と無関係ではいられないのでした。
幼子が大切にされない世界に未来はない、ということなのでしょう。