モンサントの「ラウンドアップは安全」の宣伝の虚偽に関する裁判がいよいよ始まる!~危険なグリホサート~

 モンサントの除草剤ラウンドアップは人間や家畜には安全である!とする宣伝が虚偽で消費者を欺くものだとして市民組織がモンサントを告発、米国のコロンビア高等裁判所は十分な証拠が提出されたとしてその訴えを5月7日に受理したとのことです。
 モンサントは、ラウンドアップの主成分であるグリホサートが植物のみに有効であり(アミノ酸生成を阻害する)、人体には安全であるとしています。しかし実態は、人体の腸内細菌におけるアミノ酸を生成する機能に影響を及ぼしていて、結果として人体の健康、そして安全を損なうことになることがわかっています。そして肉体疾患(腸疾患、肝臓疾患、自己免疫性疾患、ホルモンかく乱等)だけでなく精神疾患(脳神経系への影響、自閉症、アルツハイマー、認知症)も指摘されています(※)。モンサントはこうしたことを知っていながら、今も世界中で宣伝をしているというのです。嘘はついていない?かもしれないが怪しい!というように、どこかの政権のような非常に巧妙な言葉の使い方をして世界中を騙しているというのです。
(※)特にリーキーガット(腸壁の細胞の結合が緩み、消化器官の機能が損なわれる)による腸の障害は、アレルギー、自己免疫性疾患、糖尿病、自閉症などの広範囲な疾患につながることがわかっています。グリホサートはWHO(世界保健機関)の国際がん研究機関により発がん性物質に認定されています。

 こうした中、EUの主要国ではラウンドアップの危険性が広く認識されて3年以内の禁止に向かっているにもかかわらず、日本政府はラウンドアップの主成分であるグリホサートに対して最大400倍の規制緩和をしたのです!(ちなみに400倍に規制緩和されたのは、ひまわりの種子、べにばなの種子、ごま・綿実・なたね以外のオイルシード。一律0.1ppm→40ppmへと)
 また、除草剤のラウンドアップということではありますが植物の問題だけにとどまりません。輸入される食肉においては、とうもろこし等の家畜の餌に当然GM飼料作物が使われているわけですからグリホサートが含まれていることになります。そしてその残留基準はかなり高いのです。そのために食肉におけるグリホサートの規制値というものが必要とされているわけです。
 さらにグリホサートは抗生物質でもあり、米国では家畜の成長を促し病気を防ぐとの名目で、ファクトリー・ファーミング(工場型畜産)にてグリホサートが大量に使われています(米国での抗生物質のなんと80%)。それでいて抗生物質耐性遺伝子が使われているGM飼料を食べさせているわけです。その結果として、抗生物質が効かないバクテリアの蔓延の危険性まで高めてしまっているのです。これらはわかっていてやっている陰謀なのでしょうか。

 お金にものを言わせて、尻尾を振るマスコミ、学者、官僚、政治家を手なづけて、真実を隠し、"食を制するものは世界を制する"とうそぶき世界支配の野望を目指している多国籍企業の悪業は、今や世界の市民の知るところです。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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モンサントの「ラウンドアップは安全」の宣伝の虚偽に関する裁判始まる
引用元)
(前略)
 この裁判はモンサントのラウンドアップ(その主成分グリホサート)の運命を決めるものとなるかもしれない。

 モンサントの除草剤ラウンドアップが人間や家畜には安全であるとする宣伝が虚偽で消費者を欺くものだとして市民組織がモンサントを告発した。
しかし、モンサント社はこの訴訟を棄却するように裁判所に求めていた。米国のコロンビア高等裁判所は十分な証拠が提出されたとしてその訴えを5月7日に受理した。

 ラウンドアップは植物が必須アミノ酸を作るシキミ酸経路を阻害する。ラウンドアップをかけられた植物はアミノ酸を作れなくなり、枯れてしまう。

(中略)
 このシキミ酸経路は人や家畜には存在しない。だからモンサントは人体には安全だと断言している。

(中略)
 確かに人体にはシキミ酸経路は存在しない。でも人や家畜の体は膨大な数の腸内細菌に支えられている。その腸内細菌にはこのシキミ酸経路を持つものがある。

(中略)
 腸内細菌を損なえば当然、健康には大きな影響が出るわけで人体に安全だというのは消費者を欺く行為だ。

(中略)
 この虚偽が証明されればモンサントの農薬ラウンドアップの世界的な禁止はもはや秒読みに入ることになるのではないだろうか?

 EUの主要国がすでにラウンドアップ(グリホサート)の3年以内の禁止に向かっていることはこうしたことを踏まえるならば当然の動きということができるだろう。それに反して、最大400倍の規制緩和をしてしまう現在の日本政府は本当に度しがたいならず者国家であるといわざるをえない。

(以下略)
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自閉症と遺伝子組み換え食品
引用元)
(前略)
遺伝子組み換え作物がこの世に出始めた1996年以降に生まれた子供達の間で、自閉症の罹患率が急激に上昇していて、2000年で150人に1人だった罹患率が、2010年には68人に1人と罹患率がここ10年で2倍以上になっています。
遺伝子組み換えコーンの中には、BTという細菌が作る殺虫成分を作り出す様に遺伝子組み換えされた植物が有ります。この毒を昆虫が取り込むと消化管に穴が開き、昆虫が死んでしまいます。しかしながら、FDAや厚労省等は安全性に問題はないと言っています。
でも実際には
BT毒は人間の腸粘膜を破壊するという研究論文が、Journal of Applied Toxiologyという雑誌に載っています。その研究によれば、BT毒に被爆すると、24時間以内に人の細胞膜も破壊されるという事です。
また、腸内細菌は私たちの細胞の10倍以上の数が体内に生息していて、免疫、解毒、栄養を作り出すなどの機能を担っていますが、遺伝子組み換え食品は殺菌力が有るので、(除草剤のラウンドアップも実際に、腸内細菌の殺菌剤として特許を取っています。)腸内細菌のバランスが崩れるそうです。ー中略ー
米国で自閉症が激増している。その数字はすでに政府が発表しているが、2年前より30%も増えている。1970年の数字と比べると147倍に上る。
この増加が ‪#遺伝子組み換え‬ 作物や小麦などの立毛乾燥にかけられるモンサント開発の農薬グリホサートの使用量と相関関係がありうることを科学者たちが指摘する。

(中略) 自閉症を生み出す原因として、グリホサート以外にも水銀やアルミニウムがある。水銀もアルミニウムも予防接種(ワクチン)に入っており、これら3つの要素は相乗的に機能するという。

(中略) 遺伝子組み換え食品は国内でも、お菓子や輸入コーン、油などにすでに使われています。
未成熟な子供にとって、よくわからないものは身体に入れない。
まずは、ここから始めましょう!


(以下略)
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グリホサート(ラウンドアップ)除草剤の危険性(認知症・アルツハイマー)
引用元)
(前略)
微量グリホサートの継続的な曝露による慢性病への影響報告。(中略)
超微量のグリホサートであっても、有益な腸内細菌を殺すことで腸のマイクロバイオームが破壊される。→ アルミニウムなどの有害金属が腸壁から容易に流入 → グリホサートとアルミニウムは体内で相乗的に毒性を増加させる。(中略)
グリホサートがマンガン代謝の調節不全をおこし、ミトコンドリアの損傷、グルタチオンの減少、抗酸化能が低下

認知症、アルツハイマー病のみならず、パーキンソン病、自閉症などの神経変性疾患において生じる代謝障害との関連性を指摘した論文が多く見受けられる。(その他、腎疾患、特定のガン、セリアック病、ホルモン撹乱作用など、)

(以下略)

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