注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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高濃度汚染水は冷却水だと認めた政府
転載元)
逝きし世の面影 18/8/2
(前略)
『73年ぶり2回目の「ほぼ玉音放送」が流されたのに、・・・誰も気が付かない無残』
実は1年半前の2017年1月24日(月曜日)に東京電力のホームページで、『汚染水発生量の抑制を目的に、毎時4・5トンだった注水量を昨年12月から段階的に低減。2,3号機でも順次実施します。』と書いている。
東電は事実上『汚染水は冷却水だった』と認めたが、それ以降も政府やマスコミ、有識者は相変わらず『汚染水=冷却水』の事実を必死で隠していた。
今回とうとう7月31日に経済産業省・資源エネルギー庁のホームページの『そもそも「汚染水」とは何か?』では、原子炉の冷却水だった事実を、今回はハッキリと認めているのです。歴史的に見ても今回の意味は限りなく大きいでしょう。
(中略)
そもそもの話、地下水脈ですが、これは通常の河川と同じ仕組みで上流の山側から1日当たり400トン流れてくるなら、同じ量が下流の海側に流れ去る。
地下水云々の汚染水なら原発の周辺に地下ダムを造るだけで簡単に解決する。降雨の場合ならビニールシート程度でも解決するのです。(中略)
(中略)
今回、未曽有のレベル7のフクシマの核事故の発生から7年が経過して、やっと高濃度放射能汚染水のほとんどが地下水由来(自然現象)では無くて、メルトダウンして空っぽになっている原子炉圧力容器へ抽入している冷却水だった(人為的に造っていた)怖ろしい事実を日本政府(経済産業省・資源エネルギー庁)が正式に認めた意味は限りなく大きい。
(今まで延々と7年間も続いていた政府や東京電力の発表やマスコミの報道ですが、丸々が悪質極まるデマだった)
(中略)
『原子炉の冷却水だった汚染水』
この事実は当『逝きし世の面影』ブログでは繰り返し何回も、東電やマスコミが『原発建屋地下に流れ込む1日400トンの地下水』と大宣伝し出した当時から、東電がまったく同量を冷却水として原子炉圧力容器に注入し続けている事実を指摘して、『汚染水は地下水では無くて冷却水だ』(政府や東電による詐欺か悪質な手品)と指摘し続けていたが今回の経産省のホームページで正しさが証明される。
(中略)
何故今まで、挙国一致で政府や東電、マスコミ、有識者は必死で『冷却水=汚染水』を隠した謎。(フクシマの核燃デブリが地下で再臨界?) (中略)
何故今まで挙国一致で政府や東電、マスコミ、有識者は必死で『冷却水=汚染水』の事実を隠していたのかの謎?ですが、答えは簡単で、メルトダウンした核燃料デブリの臨界が疑われるのである。
政府や東電、マスコミ、有識者たちは一般市民がパニックに陥ることを心配して挙国一致の大本営発表で必死で隠していたのである。
(以下略)
『現場で進む、汚染水との戦い~漏らさない・近づけない・取り除く~』
2018-07-31 経済産業省・資源エネルギー庁
(中略)
そもそも「汚染水」とは何か?
ここで、「汚染水」とは何か、その発生のメカニズムと対策がおこなわれることとなった経緯について、ちょっとおさらいしてみましょう。
2011年に起こった東日本大震災発生にともなって発生した、福島第一原発の事故。水素爆発が発生し、燃料が融け落ちてしまったことは、皆さんもご存じの通りです。
原子炉の内部に残る、溶けて固まった燃料(「燃料デブリ」と呼ばれます)には、水をかけて冷却状態を維持していますが、水が核燃料に触れることで、高い濃度のセシウムやストロンチウムなどの放射性物質を含んだ「汚染水」となり、原子炉建屋内に滞留しています。これが基本的な汚染水発生のメカニズムですが、・・・・・・・(以下省略)
2018-07-31 経済産業省・資源エネルギー庁
(中略)
そもそも「汚染水」とは何か?
ここで、「汚染水」とは何か、その発生のメカニズムと対策がおこなわれることとなった経緯について、ちょっとおさらいしてみましょう。
2011年に起こった東日本大震災発生にともなって発生した、福島第一原発の事故。水素爆発が発生し、燃料が融け落ちてしまったことは、皆さんもご存じの通りです。
原子炉の内部に残る、溶けて固まった燃料(「燃料デブリ」と呼ばれます)には、水をかけて冷却状態を維持していますが、水が核燃料に触れることで、高い濃度のセシウムやストロンチウムなどの放射性物質を含んだ「汚染水」となり、原子炉建屋内に滞留しています。これが基本的な汚染水発生のメカニズムですが、・・・・・・・(以下省略)
『73年ぶり2回目の「ほぼ玉音放送」が流されたのに、・・・誰も気が付かない無残』
実は1年半前の2017年1月24日(月曜日)に東京電力のホームページで、『汚染水発生量の抑制を目的に、毎時4・5トンだった注水量を昨年12月から段階的に低減。2,3号機でも順次実施します。』と書いている。
東電は事実上『汚染水は冷却水だった』と認めたが、それ以降も政府やマスコミ、有識者は相変わらず『汚染水=冷却水』の事実を必死で隠していた。
今回とうとう7月31日に経済産業省・資源エネルギー庁のホームページの『そもそも「汚染水」とは何か?』では、原子炉の冷却水だった事実を、今回はハッキリと認めているのです。歴史的に見ても今回の意味は限りなく大きいでしょう。
(中略)
そもそもの話、地下水脈ですが、これは通常の河川と同じ仕組みで上流の山側から1日当たり400トン流れてくるなら、同じ量が下流の海側に流れ去る。
地下水云々の汚染水なら原発の周辺に地下ダムを造るだけで簡単に解決する。降雨の場合ならビニールシート程度でも解決するのです。(中略)
(中略)
今回、未曽有のレベル7のフクシマの核事故の発生から7年が経過して、やっと高濃度放射能汚染水のほとんどが地下水由来(自然現象)では無くて、メルトダウンして空っぽになっている原子炉圧力容器へ抽入している冷却水だった(人為的に造っていた)怖ろしい事実を日本政府(経済産業省・資源エネルギー庁)が正式に認めた意味は限りなく大きい。
(今まで延々と7年間も続いていた政府や東京電力の発表やマスコミの報道ですが、丸々が悪質極まるデマだった)
(中略)
『原子炉の冷却水だった汚染水』
この事実は当『逝きし世の面影』ブログでは繰り返し何回も、東電やマスコミが『原発建屋地下に流れ込む1日400トンの地下水』と大宣伝し出した当時から、東電がまったく同量を冷却水として原子炉圧力容器に注入し続けている事実を指摘して、『汚染水は地下水では無くて冷却水だ』(政府や東電による詐欺か悪質な手品)と指摘し続けていたが今回の経産省のホームページで正しさが証明される。
(中略)
何故今まで、挙国一致で政府や東電、マスコミ、有識者は必死で『冷却水=汚染水』を隠した謎。(フクシマの核燃デブリが地下で再臨界?) (中略)
何故今まで挙国一致で政府や東電、マスコミ、有識者は必死で『冷却水=汚染水』の事実を隠していたのかの謎?ですが、答えは簡単で、メルトダウンした核燃料デブリの臨界が疑われるのである。
政府や東電、マスコミ、有識者たちは一般市民がパニックに陥ることを心配して挙国一致の大本営発表で必死で隠していたのである。
(以下略)
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配信元)
映像をよく見てほしい(4分40秒〜を特に)https://t.co/FEEbVUcKiX …
— cmk2wl (@cmk2wl) 2016年11月15日
何が本当で何が嘘か、見抜けないのならそれまでの人生を棒にふったということ。
子供騙しがいくらでも通用するということになる。
映像はこれです。https://t.co/b4q1lTZGEI
— cmk2wl (@cmk2wl) 2017年2月22日
7/31に経産省・資源エネルギー庁が出した記事の中の「汚染水とは何か?」という説明に着目されました。
「原子炉内部に残る、溶けて固まった燃料(燃料デブリ)を冷却状態に維持するために水をかけると、高い濃度のセシウムやストロンチウムなどを含んだ汚染水となる」
この経産省の説明は、管理人さんによれば、戦後2度目の「玉音放送」に等しいものだそうです。なぜか。
2017年1月24日に東電がHPで「汚染水発生量の抑制を目的に、〜注入量を段階的に低減」と説明したことで、管理人さんは東電が事実上「汚染水は冷却水だ」と認めたことを確信します。
しかし、政府、マスコミ、有識者はその事実を隠し、黙殺し、汚染水の原因が原発敷地内に流入する地下水であるとミスリードしてきました。本当に、1日当たり400トンもの地下水が流入し汚染水となるなら「周辺に地下ダムを造るだけで簡単に解決する」はずなのに、事故後7年、どんどん増え続ける汚染水タンクはもはや原発構内いっぱいに林立し、これ以上汚染水タンクの置き場がない状況です。
7/31の経産省の記事は、高濃度放射能汚染水のほとんどが地下水由来ではなく、メルトダウンして空になった原子炉圧力容器へ注入する冷却水だったことを正式に認めたと判断されるものでした。
これが何を意味するのかと言うと、事故後7年、メルトダウンした核燃料デブリを冷却し続けなければならない事態だった、つまり臨界が疑われると言うことなのでした。
「政府、マスコミ、有識者、挙国一致で」隠蔽してきたことは、7年経った現在でも、原発事故が進行中であるという実態でした。
驚きよりも、やはりそうかと思ってしまうほど原発対応には失望していますが、後世への責任が無くなったわけではなく、少しでも危険な実態を伝えたいと思いました。