注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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沖縄県の翁長雄志知事が死去 辺野古移設に反対貫く
引用元)
毎日新聞 18/8/8
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対し、膵(すい)がんの治療を受けながら公務を続けてきた沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が8日、同県浦添市内の病院で死去した。67歳。今年5月にがんを公表し、治療を続けていたが、7日に容体が急変した。
知事選は11月から9月へ
知事選は任期満了に伴い11月18日投開票の予定だったが、9月中にも実施される見通し。葬儀日程などは未定。7月27日に前知事による辺野古の埋め立て承認を撤回すると表明するなど、一貫して移設計画に反対してきた翁長知事の死去は移設計画の行方にも影響しそうだ。
知事選は11月から9月へ
知事選は任期満了に伴い11月18日投開票の予定だったが、9月中にも実施される見通し。葬儀日程などは未定。7月27日に前知事による辺野古の埋め立て承認を撤回すると表明するなど、一貫して移設計画に反対してきた翁長知事の死去は移設計画の行方にも影響しそうだ。
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配信元)
誰もが思うと思う。討死だ。
— 乃南アサ (@asanonami) 2018年8月8日
悔しい…。もっと生きて、沖縄をアジアと日本を繋ぐ架け橋として、また「平和の緩衝地帯」として発展させるというビジョンをぜひとも実現してほしかった。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2018年8月8日
でも、沖縄に限らず、たくさんのものを遺してくれたと思う。貴方の背中を見てきた人は、日本中いや世界中にいる。
本当にお疲れ様でした。 https://t.co/U4T2ciGSd0
翁長さんで思い出すのは、確か前回の知事選の時に仰っていたと記憶しているが、「僕は保守は保守でも沖縄の保守」という言葉。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2018年8月8日
本物の保守政治家がまた一人いなくなってしまった。 https://t.co/87f0h5Sjfb
無能な総理を睨みつける、日本でもっとも勇敢な男。残念でならない。 pic.twitter.com/M0h1IFBA9b
— Paul🏳️🌈 (@WallsCome) 2018年8月8日
夕刻、入院先の翁長知事の容体が悪化したとの報が流れ、ネット上に大きな動揺が走りました。
すい臓がんの治療を受けながら、6月沖縄慰霊の日の鬼気迫る平和宣言や、先般の辺野古埋め立ての承認撤回を表明された姿が頭をよぎり、「命がけ」という言葉を飲み込みました。多くの方々が衝撃を受けながらも、知事の回復を真っ先に祈ったと思います。
その後、訃報が入りました。
田中龍作ジャーナルでは、誤報を願ってギリギリまで発信を控えておられました。
翁長知事は、保守系の政治家の家に育ち、順調にキャリアを重ね、安楽な政治家の道を選ぶこともできた方でした。しかし、度重なる沖縄の苦難から目を背けることを止め、「沖縄の保守」として、保守、革新をまとめる「オール沖縄」の象徴として戦う道に進まれました。
喪失感の中、9月に前倒しで実施される県知事選を控え、これまで辺野古新基地反対の要となって支えて来られた知事の影響を思わざるを得ません。
私利私欲を排し、沖縄のために、ひいては日本のために「討ち死」された翁長知事の遺志を継ぐ方が、どうか立たれんことを。