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Double Eyeという名前のカフェ
先日のぴょんぴょん先生の記事を拝見しまして、
シンボルの1ツ目について書かれていて
面白いなと思い、ウフフ・・と、カフェを思い出しました。
ベルリンには、Double Eyeという名前のカフェがあります。
ベルリンにある店内には、座るスペースがない
極小のカフェDouble Eyeは、とても人気で
地元の人が朝から行列をしていたので、一度思わず入って、
カフェを堪能したことがあります。
みなさん、外で太陽を浴びながら、飲んでいます。
ポルトガル風カフェラテ、Galao(ガラオン) と
(カフェラテより、Galao の方が美味しいかも・・・)
エッグタルト、Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ) を
楽しむことができます。
https://11ie.de/double-eye-kaffeeroesterei-und-stehcafe/
欧州の中でも、ポルトガルは穏やかな国で、食事も
美味しいそうです。ぜひ、行ってみたいですね。
(グローバリズムに汚染されていないかもですね・・ウフフ・・)
先日は、よし! 店名の由来を聞こうと思い、
勇んで2度目の訪問をしてみました。
混んでいたのですが、思わず聞いてみました。
「Double Eye の店名の由来はなんですか?」
このように答えてくれました。
「Geheimnis! 」
(秘密というニュアンスなのか、ミステリーというニュアンスなのか・・ですが)
隣でエスプレッソを入れていたバリスタの方は、
英語で、Geheimnis って何?と聞いていました。
すぐに、Secret と答えていました。
ベルリンの方たちは、わかっている方が多いのかな・・
という興味本位は、膨らむばかりです・・・ウフフ・・。
隠された意図
また、我が家からも近いのですが、ベルリン中央部には、
グリム兄弟が眠るお墓があります。
(ドイツ語では、墓地は、喜びの場所Friedhofというんですね・・)
ベルリンの大学でも活躍されていたからでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/グリム兄弟
グリム兄弟は、法律を勉強するのがいやになったり、権力に対抗したのち
ドイツ各地で民間人が口承で伝えていた話を集めて、童話にしていたのですね。
グリム兄弟のお兄さんは、妖精のお話やドイツの神話についても書いていたようです。
クリム兄弟の当時の気持ちがわかるような気がしました。
有名なグリム童話も実は、深い意味がありそうですね。
そして、童話リストを見ていたら、以下のような童話もありました。
・1つ目、2つ目、3つ目
・いばらの中のユダヤ人
やはり、文章でも絵画でも、名前の由来などもそうですが、
そこには、何か伝えたい、言いたい内容が必ずあるのですね。
日本だと宮沢賢治の『注文の多い料理店』なども同じような
系列なのかなと想像します。
竹下先生も、レオナルド・ダビンチは、
当時は、火あぶりの刑になってしまうので、
モナリザの絵の中に言いたかったことを描いたと
解説されていました。
https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=1088
https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=1095
ドイツの著作権法について
グリム兄弟のお兄さんが法学から途中で、
他の分野へ目を向けてしまうのもわかるような気がしますが・・
現在、ドイツでは、著作権法第11条と第13条に
焦点があてられています。
https://p2ptk.org/copyright/1707
先日の竹下先生の記事にも書かれていましたが、
法律というものは、律する名目で、権力を行使して、
小さきものを排除していく傾向があるのかもしれません。
ドイツ全土で、自由を奪うなと、EU著作権法に抗議しています。
ドイツ著作権協会の権利主張は、頑固なもののようです。
気軽に音楽をダウンロードしたり、リンクをしたりできなくなるのです。
https://www.newshonyaku.com/10743/
例えば、ベルリンといえば、若者集うテクノ系クラブでも有名ですが、
簡単に音楽を使えなくなると、音楽使用料を支払うために
小規模のところは、経営が大変になってしまうようです。
著作権があるからと、保護や権利を主張して、使用料を請求するより、
世の中を良くするために我欲を集めないで手放すことも大事なはずですね。
人生の半分は整理整頓である
さて、ドイツのことわざにこのようなものがあります。
『人生の半分は整理整頓である』
(Ordnung ist das halbe Leben)
ドイツ人にとっては、整理整頓が大事なようです。
また、すっきりと外側からは、生活感を出さないような
インテリアが好まれるようです。
整理整頓においても、不用品の処分の仕方、捨てるのか、
リユース、リサイクルするのかの問題がありますね。
欧州では、古いものを大事にして、長く使う習慣があります。
ドイツの住宅は、現在我が家が住んでいる物件も古い物件ですが、
1900年代の建物も多くあります。アルトバウと言います。
建物も100年以上持つようになっています。
欧州でアンティークに価値を置く所以でもあります。
日本でも金継ぎという技術があります。
壊れたものをアート的に修理して
長く使うための賢い技術ですね。
金継ぎ(きんつぎ)は、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。
日本の現状では、断捨離やお片付け、ミニマリストの
ブームで、持ち物を処分する傾向に行きがちですが、
これらも、大企業の戦略の1つでもあるかもしれません。
戦略十訓
1970年代、電通PRにより提唱されたとされる。
1970年代、電通PRにより提唱されたとされる。
- もっと使わせろ
- 捨てさせろ
- 無駄使いさせろ
- 季節を忘れさせろ
- 贈り物をさせろ
- 組み合わせで買わせろ
- きっかけを投じろ
- 流行遅れにさせろ
- 気安く買わせろ
- 混乱をつくり出せ
しかし、ホツマツタエ第13章(13−199)によると、
『捨てない、集めない方法を覚えなさい・・』
のようなことが書かれています。
大事なことは、処分することより、集めないこと・・
こちらではないかとよく思ってしまうのです。
しかし、我欲があると、ものを集めてしまうものです。
心の隙間、虚しさをもので埋めてしまうということも
あるようです。
昔、フィリピンのイメルダ夫人の有り余るほどの
有名ブランドの靴のコレクションなども有名になりました。
また、メディアでも有名人がグローバリズムの
多国籍企業のブランド品をコレクション
している様子などを映し出す場面も多いものです。
バブル時代には、デ・ビアス社の広告にも翻弄されて
しまった記憶があります。
世の中には、翻弄されないで、片目をつぶらないで、
2つの両方の目を見開いて、しっかりと世の中を見たいものですね。
子供時代にすでに教えたいものです。
目玉焼きも、どうせなら、1つの目玉焼きより、
2つの目玉焼きの方が子供も大喜びですね!
暖かくなると、ベルリンの方たちは、長い冬の間の太陽の
光の不足分を補うように、日差しを思う存分浴びながら、
屋外でのカフェを楽しみます。
第33楽章は、ドイツで両目をしっかりと見開いて・・です。