19/6/4 ソルカ・ファール情報:中国による戦争の脅しがロシア軍の警戒態勢を引き起こし、一方のトランプは英国に絞め技を決めてみせる

 トランプさん、諸悪の根源であるにっくき英国に対して、一本決めたそうです。英国が庇い立てしていた元スパイのクリストファー・スティールは、米国の手に渡ると非常に、非っ常~にマズイ人物です。なんせヒラリー・クリントンが、ロシア疑惑のでっち上げを依頼した張本人ですもん(※間に英米の色んな大物スパイや高官を挟んでいますケド)。
 それでもお金に困れば、他はどーでも良くなってしまうのが人間の悲しいサガ。あっさりコロリと手放しました。裏で脅したり、コトと次第によっては口封じの予定もあるかもしれませんが、取り敢えずは物々交換です。「食わねど高楊枝」なんて世迷言、ナニソレおいしいの? な“紳士の国”イギリスなのでした。

 中国は、まだ米国のトップがトランプさんだとは信用していない様子。本物の代表者相手に、より旨味のある条件で取引を結んでやる! とソロバン弾いてはります。だからって慾出して、“ディープ・ステート”と交渉したらあかんと思うのですが……。

 そんな諸大国を見渡し、「もーヤダ、コイツら」と頭を抱えているのがロシアなようです。御心労、お察し致します。なーむー(合掌)。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:中国による戦争の脅しがロシア軍の警戒態勢を引き起こし、一方のトランプは英国に絞め技を決めてみせる
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

背に腹は代えられず。英国が、とうとうギブアップ


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の憂慮すべき新報告書によると、【ロシア】極東地域でロシア軍の戦闘警戒態勢の抜き打ち【チェック】を夜間に行なうことが許可され【、そして決行されました】。このような防衛体勢に入ることが必要だと【判断された】のは、【現在】米国中国への【原】油供給を打ち切ろうとしているからで、これは「開戦宣言に等しい」【行為】であると【ロシアの】安全【保障】分析官らが断定したのを踏まえた上でのことでした。

――【ロシア】対外情報庁(SVR)が48時間前に警告を発したように、この【米中】戦争の原因は中国側ドナルド・トランプ大統領は自国を完全に支配していないのではないかとの懸念から、貿易交渉をぶち壊してしまい、貿易摩擦が急激に手に負えない状況になったからです。

――ですが、つい数時間前にトランプ英国を吊るし上げ、【自国の】“支配”とやらを示したばかりです。【というのも、】トランプロシアの共謀」というでっち上げ話を捜査している米国の法執行機関が取り調べを出来るよう、【英国側に】元MI6工作員のクリストファー・スティールを引き渡す【ことを同意】させたのです

――スティールアメリカの捜査官らに協力するのを、あからさまに拒否していたのは、つい先週のことですから、まさに驚愕の展開です。

――英国の指導陣としては、スティールを引き渡せというトランプの要求を突っぱねたくとも、“ブレキシット【という】小作人【ごとき】の乱”【と金持ちが馬鹿にする騒動】のせいで、英国の小売売上高が過去最悪にまで落ち込んでしまった事態と重なれば、そんな余裕はありません。

――今や【英国】経済を救ってくれる唯一の頼みの綱はトランプが彼らに提示してきた、【トランプ】曰く「かなり相当な」【規模となるであろう】米英の貿易取引なのです。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
エリザベス女王への公式訪問で防弾チョッキを着用しているドナルド・トランプ大統領は、両国の“特別な関係”で主導権を握っているのは誰か、英国側に再認識するよう促しています

誰がアメリカのリーダーなのか


当該報告書および【ロシア】対外情報庁6月2日に詳述していた内容によれば、アメリカ合衆国中国マラー報告書が出された時点で、新たな貿易取引の【最終的な】署名に至るまでほんの数週間、というところにいました。

――ですが【マラー報告書が】発表されるや、トランプを権力の座から追い落そうと【模索】している民主党の敵陣営からならば、もっと有利な条件をふっかけられるかもしれないと中国側は考え、当該貿易交渉をぶち壊したのです。

――その結果、反撃に転じたトランプ中国への報復措置に出て、急速に戦争へと発展しているという訣です。

――戦争を除く唯一の解決法は、トランプ中国側に【米国の】責任者は自分だと証明してみせることでしょう。

――そのためには、最低でもヒラリー・クリントンを刑事訴追するのが彼にとっては最良の道となる筈です。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【「法の裁きを受ける時がやってきた」
※アンソニー・ウィーナー元下院議員のパソコンやスマホを調査していたFBI防諜部門の元副部長ランディ・コールマンの2016年10月4日のメモに、「ヒラリー・クリントンと【クリントン】財団、児童に対する犯罪」と書かれていたことが、昨年6月の司法省監察総監室の報告書によって明らかになりました。

※写真右はクリントンの犯罪捜査を任されているものの、動向が謎のユタ州のジョン・ ヒューバー連邦検事正。2018年12月5日は米議会下院監視・政府改革委員会の公聴会にて彼の初の報告が予定され、匿名Qも予告していたものの、出席をドタキャンした日。】


国内外から警告されていた信憑性ゼロ文書


米国中国がどれほど全面戦争に近付いているか理解しているウィリアム・バー米司法長官5月31日ジョン・ ヒューバー連邦検事正によるヒラリー・クリントンの犯罪捜査が終わりに近付いている、との「衝撃的な暴露」を【わざわざ大手CBSニュースのインタビュー内で】行った、と当該報告書は続けます。

――その数時間後にはトランプ大統領の弁護士ルディ【※正式には「ルドルフ」】・ジュリアーニが更に、【FOX局との電話インタビューで】オバマ政権の高官の内、3人から5人は間もなく刑事起訴されると明らかにしました

――その中で最も注目すべきは、【やはりヒラリー・】クリントン国務長官【となるのではないでしょうか】。

――【ヒラリーは】この18箇月の間、英国MI6の元工作員クリストファー・スティールに彼女が金を支払ってでっち上げさせたトランプロシア【共謀】文書に関する全書類を米国上院司法委員会へ提出し、【委員会からの】質問に回答せよとの要望に公然と盾突いていました

他国の諜報工作員【スティール】にヒラリー・クリントンが金を支払って2016年米国大統領選挙に介入させた件は【既に】十分な【証拠】書類で裏付けされていますが、スティールが作成した虚偽のトランプロシア【共謀】文書は、アメリカ合衆国が正常に機能するのを、どんな本物の戦争よりも遥かに【酷く】阻害してしまった、と当該報告書は詳述しています。

――【初めて危機的事態に】点火されたのは、元CIA長官ジョン・ブレナンドナルド・トランプ大統領の地位【に就く可能性】を吹き飛ばそうと、【スティール】文書を「爆弾情報」として使ったとされる時点でした。

――米国務省スティール文書は全てでっち上げで、信用できないとFBIに警告していたにも関わらず、ブレナンはこの行動に出たのです。

――加えて英国の国家安全保障【担当首相】補佐官だったマーク・ライアル・グラント卿も同様に、スティールが書いたものは一切信用すべきではない、と警告したメモをアメリカ側に【自ら】手渡ししていました

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

※「トランプ文書」と題されたファイルに、「支払い元:ヒラリー・クリントン」とのハンコ。


マラー報告書の根拠が総崩れ


通常時であれば、ヒラリースティール文書のような政治的暗殺を狙った冗長なクズ【話】なぞ、それ相応にゴミ箱へと投げ捨てられるのが関の山だ、と当該報告書は述べています。

――ですが【今の時代は通常と呼ぶにはほど遠く】、トランプ大統領を破滅させると決意した左派メディアのジャーナリスト連中や、抵抗する“ディープ・ステート”の連中や、民主党議員連中の間で、大いに世間を騒がせる案件と化したのでした。

――そしてこの【大統領破滅の】任務を達成してくれるであろう彼らの“救世主”こそ、ロバート・マラー特別検察官でした。

――【マラーは】二年の時月と数千万ドルを費やして、「マラー報告書」と呼ばれる書類を作成します。

――【ただし】マラーが【報告書の中で】トランプに対抗する最「重要証人」の一人だとした人物【であるレバノン系アメリカ人実業家のジョージ・ネイダー】は現在、児童ポルノ【とボカしていますが、ようは児童性的虐待】の容疑で刑事起訴されて【アラブ首長国連邦に逃亡中であることが発覚しました】

――おまけに米連邦判事の一人は、マラーが報告書には編纂して掲載していた通話記録を、完全に公けにするよう命じたのです。

――こうしてまたもやマラーは【トランプ側の司法】妨害が起こったかのように見せるため、トランプの弁護士ジョン・ダウドが用いた実際の言葉を意図的に隠蔽しようと試みた、という衝撃的な【事実が】証明されました

――これを受けてダウドは、「マラー報告書がインチキであることを示す更なる証拠が出てくる」と宣言しています。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※2017年11月22日にダウドがフリン中将の弁護士宛てに残した実際の留守電記録と、マラー報告書の記載の対比。赤い下線部分が端折られています。】
恥知らずにも、ロバート・マラー特別検察官はトランプ大統領を【司法】妨害の廉(かど)でハメようとしました。エメット・サリヴァン米連邦判事が真実を明らかにするよう命じるまでのことでしたが。


スターリンの恐怖再び! 大粛清の茶番が始まる


英国MI6の工作員クリストファー・スティール米国当局に取り調べられないままでいる方法を模索し、元CIA長官ブレナンが母国を渾沌の渦中に放り込む武器としてスティール文書を違法に用い、ヒラリー・クリントン18箇月の間上院からの要望に公然と抵抗し、今やマラー特別検察官が自身の報告書【に記載すべき内容を】誤魔化したことが証明された訣です。

――ですが信じられないことに、米国議会民主党議員らは、以上の自国に深刻な影響を及ぼす問題全てを意図的に避け、それどころかトランプに関わるもの一切合切に対する「焦土」作戦を開始した、と当該報告書は続けています。

――その一環として、彼らは【マラー報告書の全文と関連資料の下院司法委員会への提出を拒絶した】バー米司法長官と【同委員会への招致および証言を拒否した】元ホワイトハウス顧問のドン・マクガーンを、【議会】侮辱罪に問う準備を進めています

――しかもバーウィルバー・ロス米商務長官と共に、【メールやメモなど、ホワイトハウスや共和党全国委員会や大統領との全てのやりとりを下院監視・政府改革委員会へ提出することを拒否して】二度目の【議会】侮辱罪にも問われようとしています

――もっと脅迫まがいなこととして、こういった米国議会民主党議員らは、かつて共産主義の元ソビエト連邦で大いに恐れられた恐怖の法廷劇」までアメリカの人々の目の前に解き放つ準備を進めている、と当該報告書は続けています。

――【法廷劇とは、】既に“国家”が証拠もなく有罪だと見做した人々に対し、【国民も反感を覚えるよう】世論を焚き付ける目的で行う厳しい尋問です。

――今回の場合は、民主党ウォーターゲートの“スター”だった【ニクソン大統領の法律顧問】ジョン・ディーンを公衆の面前に引っ張り出し、マラー報告書について“語らせる”つもりのようです

――ディーンはこの報告書の作成に全く関わりがなく、証人として聴取する謂れも全くありません。

――ですがディーンを公開法廷劇に出演させよとの進軍命令は、左派USAトゥデイによってもたらされました。同紙の「民主党がアメリカ【の人々】に、ドナルド・トランプと弾劾について検討するよう徐々に持っていく6つの方法」と題する記事の中で、民主党アメリカ国民をトランプ弾劾賛成となるよう、プロパガンダを展開するに当たって6つの公聴会【を開くこと】が必要だとはっきり記してあります。この公聴会とは:
ウォーターゲート事件の経験者ら。リチャード・ニクソン大統領のホワイトハウス顧問だった、ジョン・ディーンの招致から始める【とよいだろう】。

アンドリュー・ジョンソン大統領時代の歴史学者ら。一番最初の弾劾が行われた時代に遡るのも悪くはない。

クリントン弾劾の過程に携わった者ら。ケネス・スター特別検察官から、ビル・クリントンとトランプがどれほど違うというのか【、いや同じことだと】証言を引き出せたら最高だろう。

弾劾を研究している学者ら。ハーバード【大学の】ローレンス・トライブ憲法学教授とか。

元連邦検察官ら。もしトランプが大統領でなければ、司法妨害で罪を問われていただろうという手紙に署名をした者たちのことだ。

ジェイムズ・コーミー。【彼を呼ぶ場合、公聴会は】彼一人で【十分効果的だ】。


法廷劇の書式
●被告人らはスターリンの暗殺を企んだだの、他国のスパイとして働いていただの、信じられないような犯罪で糺弾される。
●被告人らは罪状を認めるまで拷問される。もし罪を認めないのであれば、大半は家族を殺して脅せば済むのだ。
●次に被告人らは罪を自白し、有罪だと認定される。評決は法廷【が開かれるより】前に決定されている。
●裁判【の様子】は国内外の公衆に広く知らしめられる。
●通常、被告人らはその罪により銃殺刑となる。
【以上の書式に当て嵌めて考えると、】
☑ドナルド・トランプ大統領は、ロシアのスパイだとの信じ難い罪で糺弾された。
☑トランプは延々と続く捜査や子どもたちを投獄するとの脅しでもって、日々拷問を受けている。
☑トランプは一度として罪を自白したことはないが、彼が有罪であることは確定済みだ。
☑米国議会での法廷劇のテレビ中継が始まろうとしている。
☑トランプの犯した罪のせいで誰かが奴を撃ち殺してはくれないものかと、トランプの敵である国賊は未だに【世間に】訴えている。


真実でもって反撃するのみ


こういった彼に対する“法廷劇”が間もなく始まろうという中、トランプ大統領は自分に対する大掛かりなこの陰謀の真相を見つけ出し、アメリカの国民に本当は何が起こっていたのかを知らせようと、休むことなく前進を続けている、と当該報告書はまとめています。

――取り調べのためスティールを手放すよう英国を力技で従わせただけでなく、スウェーデンにもウィキリークスのトップであるジュリアン・アサンジ【の身柄】を確保しようとしないよう、圧力をかけました

――アサンジが、民主党【関係者の】メールを本当は誰から受け取ったのか、トランプに明らかにするのも間近だという兆候であり(何故かというとロシアでないことは確実なので)、また米国が【アサンジを】これ以上の罪状で問うつもりはない、という驚きの発表をしたのもそのためです。

――真実を巡るこの戦いを仕掛けているトランプには、ついこの前民主党を酷評し、自分たちはアメリカ憲法が命じているように中立の立場を貫くと宣言した米国連邦裁判所からも、今や全面的な支持が寄せられています

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
もし誰かがあなたを傷つけたときは、持ちうる力の全てでもって激しく徹底的に彼らを追及するべし。」
ドナルド・トランプ著、『金持ちになる方法』、2004年から。


2019年6月4日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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