————————————————————————
配信元)
図書館が警察に利用者の個人情報を提供していたという、鹿児島の地方紙の記事です。全国の警察でやられているのではないか?
— 北平道敏 (@mititosi) 2019年8月17日
新潟大学の鈴木正朝教授(情報法)は「読書履歴の報告に緊急性があるとは考えられず、思想・信条を調べるものであることは明らか」と述べています。 pic.twitter.com/isHH9WBOAf
何か、本当にまずいことになった来たな、マジで。まずは鹿児島市立図書館はこれについてちゃんと事情を説明すべきだろう。それにしても、一面だった割に南日本新聞のサイトにこの記事が見当たらず。こういうことも不気味なんですけど。 https://t.co/1sMN4TN4bn
— Eishi Katsura (@ac_katsura) 2019年8月18日
北海道新聞の少し前の記事です。北海道でも、苫小牧の図書館が捜査令状もないのに任意で情報を提供していたことが判明したという記事です。 https://t.co/rcuyfxJ93E 「利用者の個人情報、警察に 苫小牧・中央図書館 任意提供、専門家は懸念」
— soratobineko2 (@soratobineko22) 2019年8月19日
なんだこれ?思想調査じゃんか。憲法違反だぞ!
— mahtaroo (@mahtaroo) 2019年8月19日
と言いたいが、憲法を馬鹿にしきっている政権下ではかなり効き目が薄い。
かつて読書の建前の自由を守らず、権力に協力をした反省で、今の #図書館の自由に関する宣言 があるわけですよ。https://t.co/JZwAxW0L7m
— 谷中4丁目前田輪業 (@yanakakumagai) 2019年8月19日
30年ほど前にテレビで犯人を捜すために図書館の履歴を調べるシーンがあり、図書館協会が抗議した覚え。
今は司書減り外部委託増え権力に都合よい時代になり…
————————————————————————
図書館の自由に関する宣言
転載元)
図書館の自由に関する宣言(抄)
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。
これは南日本新聞の調査により判明しましたが、昨年12月には、苫小牧の図書館も警察に個人情報を提供していたとのニュースもありました。報じられていないだけで、全国的に行われているのではないかという疑念が湧きます。
ツイートにあるように「憲法を馬鹿にしきった政権下」ならではの怪しさです。
図書館には「図書館の自由に関する宣言」というものがあることを知りました。戦前に図書館が思想統制に協力したことへの反省から、国民が主権者であると高らかに謳う理念を採択しています。専門的な司書の方々がどんどん非正規雇用になり、生活ができなくなっているというニュースを目にしたばかりでしたが、図書館の質の高さは「長期の管理に携わる司書がいて初めて成り立つ」とあります。このような形でじわじわと図書館の自律性が損なわれているのかもしれません。