今回の台風19号で、あちこちに「八ッ場ダム、ありがとう」というツイートを見かけた。「へえ、ダムがあって良かったな」と思いつつ、「ホントかい?」と真相を調べていったら、辻村ちひろ氏につながりました。
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ぴょんぴょんの「〈八ッ場ダム〉はヒーローか?」
〈八ッ場ダム〉は氾濫を防いだヒーロー?
八ッ場ダムよくやった!
— ガター (@nishimasa1110) October 13, 2019
1日でこの違いは驚愕、、 pic.twitter.com/H4I3oYxCdO
ちがうの? だって、
ほら!〈八ッ場ダム〉はりっぱなヒーローだよ。
八ッ場ダムありがとう!! pic.twitter.com/hAGkbrjqiu
— かつら (@k_katsura) October 12, 2019
ほら!〈八ッ場ダム〉はりっぱなヒーローだよ。
「八ッ場ダムは無敵だの 八ッ場ダムに感謝しろだの、しまいには八ッ場ダムはガンダムだとまで言いつのる始末」。こうゆうのを、デマゴーグという。(Harbor Business Online)
しろうと、だますのはこうも簡単なことか・・。
しろうと、だますのはこうも簡単なことか・・。
おめえは、いつから自民党ヨイショになった?
「水害が起こるたびに 自民党のサポーターが、それを利用して、民主党叩きとダムやスーパー堤防擁護のデマ宣伝を行うのが恒例行事になっています。」(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
いいか? だまされたらイカン。
民主党は事業仕分けで、〈八ッ場ダム〉を凍結したが、それが公約だったの。
まもなく、反対派に押されて凍結を撤回したけど、再開させたのは民主党であって、自民党じゃねえんだよ。
「水害が起こるたびに 自民党のサポーターが、それを利用して、民主党叩きとダムやスーパー堤防擁護のデマ宣伝を行うのが恒例行事になっています。」(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
いいか? だまされたらイカン。
民主党は事業仕分けで、〈八ッ場ダム〉を凍結したが、それが公約だったの。
まもなく、反対派に押されて凍結を撤回したけど、再開させたのは民主党であって、自民党じゃねえんだよ。
八ッ場ダムが無駄だとは言わないけど
— Usohadame (@Usohadame2) October 16, 2019
八ッ場ダムが利根川下流域の決壊を防いだなんてことはあり得ない
他のダムに失礼 pic.twitter.com/uz5rmzbb6D
八ッ場ダムが利根川水系の全てを救ったみたいな話になっていますが、社虫太郎さんの説によると
— さかもとくん (@sakamotokkun) October 17, 2019
八ッ場ダムは利根川水系流域面積の4%しかカバーしておらず水位が下がっても10㎝だそうです pic.twitter.com/F1PAEJutCP
いいか? よく聞け。
「5300億円のダムで 17cm水位を下げるだけということを知る必要があります。」
仮にダムがなくて、17cm水位が上がってても越水してない。
(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
「5300億円のダムで 17cm水位を下げるだけということを知る必要があります。」
仮にダムがなくて、17cm水位が上がってても越水してない。
(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
他にも、今回の〈八ッ場ダム〉のふるまい方には問題はある。
知ってるよな、〈八ッ場ダム〉は現在建設中で、10月1日から試験的に水を貯める「試験湛水(たんすい)」を開始していた。
それが台風19号で一挙に水位が上がり、満水まであと【10m】に迫った。
知ってるよな、〈八ッ場ダム〉は現在建設中で、10月1日から試験的に水を貯める「試験湛水(たんすい)」を開始していた。
それが台風19号で一挙に水位が上がり、満水まであと【10m】に迫った。
いいから、よく聞け。
ダムはできたばかりだ。
本来は、もっとゆっくりしたペースで慎重に水を貯めるんだ。
〈八ッ場ダム〉だって当初は、三ヶ月かけて満水に持っていくはずだったんだ。
それが、たった1日半で満水近く貯まってしまったことは、非常に危険だった。
ダムはできたばかりだ。
本来は、もっとゆっくりしたペースで慎重に水を貯めるんだ。
〈八ッ場ダム〉だって当初は、三ヶ月かけて満水に持っていくはずだったんだ。
それが、たった1日半で満水近く貯まってしまったことは、非常に危険だった。
「バイオント・ダム」では、貯水開始後、頻繁に地すべりが起こっていた。
それがあるとき、大規模な山くずれになり、満水だったダム湖の水が、津波となってダムの堤防を乗り越え、下流に住む2000人以上の人々を飲み込んだ。
それがあるとき、大規模な山くずれになり、満水だったダム湖の水が、津波となってダムの堤防を乗り越え、下流に住む2000人以上の人々を飲み込んだ。
だろ? なのに、
「八ッ場ダムは・・もともと地すべり地帯で、試験淡水(ママ)によって 地すべり発生の有無を慎重に検証せねばならなかったのに、一夜にして満水になってしまいました。」(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)。
「八ッ場ダムは・・もともと地すべり地帯で、試験淡水(ママ)によって 地すべり発生の有無を慎重に検証せねばならなかったのに、一夜にして満水になってしまいました。」(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)。
もう一点、
今回は、まだ貯めた水が少ない状態で雨が降ってくれたから良かったが、あれがもし、ふつうに貯水した状態だったらどうなってた?
おそらく、緊急放流になっていただろう。(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
今回は、まだ貯めた水が少ない状態で雨が降ってくれたから良かったが、あれがもし、ふつうに貯水した状態だったらどうなってた?
おそらく、緊急放流になっていただろう。(八ッ場ダムは首都圏を救ってません)
〈八ッ場ダム〉計画と反対運動
そもそも、〈八ッ場ダム〉を作るきっかけは、1947年の利根川流域の大洪水だった。
ダムを作るに当たっての、当時の村長の言葉(現代語訳)、
「『私たちが身をもって、利根川下流の同胞の人柱になる決意を持つ』ような、絶望とあきらめの境地に達することなど、なんでできようか!」
(八ッ場あしたの会)
ダムを作るに当たっての、当時の村長の言葉(現代語訳)、
「『私たちが身をもって、利根川下流の同胞の人柱になる決意を持つ』ような、絶望とあきらめの境地に達することなど、なんでできようか!」
(八ッ場あしたの会)
八ッ場ダムが話題で思い出しました。2003年に川原湯温泉駅周辺をひとりで散策したことがありました。
— ロボッチ (@robotoria) October 13, 2019
今は水の底でしょうか。 pic.twitter.com/NwpLJvyrdP
1953年、ダム建設反対の動きが始まり、反対運動は盛り上がったが、
1976年「ダム建設に消極的」な県知事が退陣すると、推進派の知事が就任し、町政は、国や県による締めつけに苦しむことになる。
(八ッ場あしたの会)
1976年「ダム建設に消極的」な県知事が退陣すると、推進派の知事が就任し、町政は、国や県による締めつけに苦しむことになる。
(八ッ場あしたの会)
そしてついに、反対運動の旗が降ろされ(1992)、建設省が付帯工事に着手(1994)。
ところが、民主党の事業仕分けの見直し(2009)で、工事が中止になった。
が、その後反対派に押されて、民主党政府は工事再開を決定。
そして2012年、自公政権が復活し、2019年6月、〈八ッ場ダム〉打設完了。
てことで、10月1日から試験湛水が開始されたワケ。
ところが、民主党の事業仕分けの見直し(2009)で、工事が中止になった。
が、その後反対派に押されて、民主党政府は工事再開を決定。
そして2012年、自公政権が復活し、2019年6月、〈八ッ場ダム〉打設完了。
てことで、10月1日から試験湛水が開始されたワケ。
辻村ちひろ氏「経済と自然保護は両立できる」
— 辻村ちひろ (@chi3deyansu) July 19, 2019
ツイートをクリックすると動画が再生されます
もう一つのきっかけは、この言葉、
絶滅危惧種の法律「種の保存法」改正の採決の時、参考人として呼ばれた辻村氏が聞いた、当時の玉城デニー議員の言葉だ。
〈種の保存をするために、これだけの国会議員が真剣に議論をしているこの日、なぜ辺野古の埋め立てが始まるのか〉。
それを聞いた辻村氏は、「法律と現実がかけ離れている。法律を現実に近づけなければいけない。そう思って、この世界に飛び込む気持ちが芽生えた」。
(辻村ちひろ街頭演説集)
絶滅危惧種の法律「種の保存法」改正の採決の時、参考人として呼ばれた辻村氏が聞いた、当時の玉城デニー議員の言葉だ。
〈種の保存をするために、これだけの国会議員が真剣に議論をしているこの日、なぜ辺野古の埋め立てが始まるのか〉。
それを聞いた辻村氏は、「法律と現実がかけ離れている。法律を現実に近づけなければいけない。そう思って、この世界に飛び込む気持ちが芽生えた」。
(辻村ちひろ街頭演説集)
彼の政策キーワードは「地産地消、小さなグリッド、日本一個分の暮らし」。
「現場をいくつも歩いていると、つねにそこには苦しめられている人たちがいる。」
「いったいいつまで弱者を犠牲にして、ぼくたちはこの文明社会を成り立たせようとしているんだろう?」
「地方を苦しめて、第一次産業をこれだけ潰してきて、農業も漁業も林業もズタボロです。
だから、民営化して、巨大化しようとしている・・ちがうの! 逆!
・・・もっと小さな仕組みの中で、ちゃんと誇りのある仕事にしていきましょうよ。」
(辻村ちひろ街頭演説集)
「現場をいくつも歩いていると、つねにそこには苦しめられている人たちがいる。」
「いったいいつまで弱者を犠牲にして、ぼくたちはこの文明社会を成り立たせようとしているんだろう?」
「地方を苦しめて、第一次産業をこれだけ潰してきて、農業も漁業も林業もズタボロです。
だから、民営化して、巨大化しようとしている・・ちがうの! 逆!
・・・もっと小さな仕組みの中で、ちゃんと誇りのある仕事にしていきましょうよ。」
(辻村ちひろ街頭演説集)
国が第一次産業にカネを回して、公共事業化すれば、経済を回していける。
「今まで自然を押さえ込むために使われた投資を、自然とつき合っていくための投資にしていく。これが経済発展につながると考えている。」(辻村ちひろ①【経済政策】)
「今まで自然を押さえ込むために使われた投資を、自然とつき合っていくための投資にしていく。これが経済発展につながると考えている。」(辻村ちひろ①【経済政策】)
国家にとってこれ以上の損失あると思いますか?
— れいわ新選組 (@reiwashinsen) July 14, 2019
ないんです
お金なんてものには何の価値もないんですよ
本当に価値があるのは皆さんひとりひとりです
皆さんひとりひとりの時間なんですよ
れいわ新選組 公認 比例代表
大西つねき pic.twitter.com/st8UnWYOgk
日本の自然も蘇るしな。
竹下先生も、言われている。
「私なら大企業ではなく、地球環境を保全する努力をしている個人や中小企業に補助金を出すと思います。本当に良い食品や商品を作っている所には減税をするでしょう。さらに、地球環境の保全を加速することが出来ます。」
(時事ブログ)
竹下先生も、言われている。
「私なら大企業ではなく、地球環境を保全する努力をしている個人や中小企業に補助金を出すと思います。本当に良い食品や商品を作っている所には減税をするでしょう。さらに、地球環境の保全を加速することが出来ます。」
(時事ブログ)
そんな希望の星、辻村氏から「皆さんにぜひ、お願いがあります。」
「この日本の自然が好きな方から、日本の自然で、アウトドアを楽しんている方、すべての自然に関わる人たち、ぜひ、僕に力を貸してください。」(MESSEGE 辻村ちひろ)
「この日本の自然が好きな方から、日本の自然で、アウトドアを楽しんている方、すべての自然に関わる人たち、ぜひ、僕に力を貸してください。」(MESSEGE 辻村ちひろ)
八ッ場ダムカレー😇 pic.twitter.com/bn82Q0dA0k
— yuuki0825 (@yuuki0825_WORKS) October 15, 2019