注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
若い労働者の間では賃上げよりも休暇日数の増加や時短を求める人の方が多くなっている。「月給が増えなくても、家族と過ごす時間が増えればいい」と考える人が主流になりつつあるのだ。
(中略)
企業では人手不足が深刻化しているので、企業も若者たちのこうした希望に合わせて対応しなくては、優秀な人材を採用することが難しくなっている。
(中略)
この国は法律や規則の順守を重視する国なので、企業は法律の枠内で仕事をしなくてはならない。日本との違いが最も際立つのが、労働時間と休暇の問題である。
(中略)
大半のドイツ人は、「仕事はあくまでも生活の糧を得るための手段に過ぎない。個人の生活を犠牲にはしない」という原則を持っている。だから、同じ成果を出すための労働時間は短ければ短いほどいいと考える。(中略)...ドイツでは「自分の生活を重視する」ことについて社会的な合意ができあがっている。
(中略)
ドイツのメディアは日本で過労死や過労自殺が多いことについて時折報道するので、ドイツ人の間では「カローシ」という日本語が有名になっている。彼らにとってカローシは、カミカゼ、スシ、フジヤマ、ゲイシャ、ツナミと並んで有名な日本語である。
(中略)
OECDは、毎年各国の労働生産性を比べた統計を発表している。ここで使われている労働生産性の定義は、労働者が1時間あたりに生み出す国内総生産(GDP)である。OECDによると、ドイツの2017年の労働生産性は69.7ドルで、日本(46.9ドル)に比べて48.6%も高い。
(中略)
さらに、財とサービスの貿易黒字を合計した経常黒字でも、ドイツは2017年に中国を追い抜いて世界1位となった。その要因は自動車、機械、プラントなどの輸出が好調であるためだ。ドイツの経常黒字は日本を約41%上回っている。
(以下略)
ドイツの働き方
— 他人ちゃん🌹 (@220021) October 23, 2019
・仕事が明確化されていて無理なノルマはなし
・定時前に家に帰る社員多数(16時前には帰宅)
・残業時間が少ない人は業績評価が高くなる
・有給取得率が高い上に3週間以上の長期休みもOK
・残業時間が貯金でき、有給に変える事ができる
これでドイツの生産性は日本の1.5倍だって(´°д°`)
ドイツで研究した友人から聞いたドイツの働き方
— わたしの仕事8時間プロジェクト (@the8hours) October 30, 2019
◆研究者も毎日5時帰宅
◆有休年30日100%消化
◆皆同じなので定時帰宅も長期休暇も後ろめたさ恨み等が職場で生じない
◆日本の帰省ラッシュのようなことが起きぬよう学校の夏休み期間は州で違う
◆ノーベル賞もトップ1%論文も日本の3倍多い独
日本の“働き方改革”とは、実は経団連が要求する“働かせ方改革”にほかならないのだ。「日本は残業時間に上限、ドイツは1日の労働時間に上限」「1日10時間まで延長できるが、6カ月間平均を8時間以下に」「10時間超には罰則」 https://t.co/L0GCeTLVRm 「長時間労働がない」ドイツと日本の致命的な差
— まず新聞・TVをやめよう (@o_sh) May 7, 2019
ドイツの働き方にはこの法律も関係してますよー
— 日本橋 (@nipopo777) September 1, 2019
閉店法という法律があって、
キオスクなどの例外を除き、
店舗は平日・土曜の午後8時~午前6時は営業禁止、
日曜・祝日は終日営業できません。
ってのも入れて
日本人的に出来るかどうかだと思う
ドイツ フランクフルト
— クルパー (@shinyashin0401) April 6, 2018
働き方改革
なんだよ このドイツ役所の営業時間•••••••• pic.twitter.com/N0LUfeDEuI
世界各国の優れた働き方の制度
— タクスズキ@プロブロガー&投資家(実績は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) June 11, 2018
ブラジル:バケーション休暇
1年のうちに連続30日の有給を与えなければいけない
オランダ:時間貯蓄制度
残業や休日出勤など労働時間を貯蓄し、あとで有給休暇などに振り替えて利用できる
ドイツ:1日10時間を超える労働を法律で禁止https://t.co/Zp5peRfKLD
日本人の働き方は、だいぶ普通じゃない。
— めんおう|SNS×主夫ライター (@mennousan) August 13, 2019
わたしはアメリカ人、フランス人、ドイツ人、モンゴル人、タイ人など、16カ国の人と働いたことがあるけど「プライベートよりも家族よりも仕事を優先する」働き方は日本人だけ。
わたしたちの働き方が「普通じゃない」ってことは、知っておいた方がいいよね。
2017年のOECDの調査では、ドイツ人の年間労働時間は1356時間で、OECD加盟国中もっとも短く、日本人は1710時間でその差が354時間もあります。有給休暇をみても、ドイツ人はほぼ100%の消化率で、日本人とはまるで対照的です。
そんな「カローシ」と無縁なドイツなのですが、景気は1990年の東西統一以来最も良く、絶好調なようです。ドイツの2017年の労働生産性(労働者が1時間あたりに生み出す国内総生産(GDP))は69.7ドルで、日本(46.9ドル)に比べて48.6%も高いとのこと。つまり、ドイツ人は日本人よりも短く働いて、日本人の約1.5倍の価値を生んでいるということになります。
ドイツ人の具体的な働き方については、続きはこちらから以降のツイートをご覧ください。
日本では、残業時間に上限があるのに対し、ドイツでは1日の労働時間に上限が設けられています。具体的には、「1日10時間まで延長できるが、6カ月間平均を8時間以下に」としていて、1日10時間を超えると法律で罰せられます。
また、1956年に「閉店法」という法律が定められ、キオスクなどの一部の例外を除き、商店の平日の午後8時~午前6時までの営業及び、日曜祝日の終日営業を禁じています。経営者がこれを守らない場合、罰金もしくは(悪質なケースでは)禁固刑という厳しいペナルティが課せられるといいます。ですので、ドイツには24時間営業のコンビニなどは存在し得ないそうです。
このような余裕のある働き方をするためには、ドイツ人のように「月給が増えなくても、家族と過ごす時間が増えればいい」という意識変革とともに、まずは今の政権にご退場いただこうではありませんか。