リチャード・コシミズ氏「ブレディ債の担保の金塊が(9.11テロによる)WTC崩壊で逸失したことにした」 ~金塊返却の支払い期日が2001年9月12日だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 リチャード・コシミズ氏による9.11テロの解説動画です。大変うまくまとまっています。
 動画の16分30秒の所で、ブレディ債について触れています。 「ブレディ債の担保の金塊がWTC崩壊で逸失したことにした」とのことです。下にそのブレディ債に関する記事を貼り付けておきました。これを読んでも意味がよくわかりません。
 ただ、これまでの金塊の話の関連で言えば、1986年に2代目の口座管財人のマルコス大統領がその地位を失い、MSA資金の運用益が日銀を経由して各国に分配されなくなったために、この1989年のブラジル危機の様にデフォルトする国が出てくるようになったのではないかと思います。
 また、2016年1月17日のニール・キーナン更新情報によれば、1938年に中国の国民党政権が7隻の戦艦に金銀を詰め込み、アメリカの連邦準備制度理事会に預けました。その60年後の1998年に中国側は金塊の返還を求め、理事会が拒絶。訴訟の結果、国際司法裁判所は金塊を返却すべしとの判断を下し、 1回目の支払い期日が2001年9月12日だったということでした。
 中国に返還されるべき金塊に関する書類手続きを引き受けていたキャンター・フィッツジェラルド証券会社がWTC北棟の101~105階に入っていたが、タワーは崩壊し、685名の全従業員が死亡。金塊は返却されなかったということです。リチャード・コシミズ氏の解説とニール・キーナン氏とでは若干の違いがありますが、どちらも正しいのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2019.12.28rkyoutube 911テロの真犯人と目的を15分で解説。
配信元)
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「ブレディ債と9.11の関係」(EJ第2387号)
引用元)
(前略)
 1989年のブラジル危機のときの話です。レーガン政権下のブレディ財務長官がとった民間銀行に対する債務削減構想に関連して、後に「ブレディ債」と呼ばれるようになったのです。

 米国の銀行と証券会社がブラジルに投資したのですが、ブラジルが支払い不能になったのです。そこで、IMFに対してSOSを出してきたのです。つまり、支払い不能になった赤字分を補填して欲しいといってきたのです。

 しかし、IMFは民間企業の救済はできないのです。そこで、IMFと民間企業は米財務省と相談したのです。時の財務長官のフレディは次の指示を出したのです。
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  その赤字国の債務を一つの証券にして一般投資家に売れ! ―――――――――――――――――――――――――――――
 債務はある程度カットされ、財務省はこの証券の保証をしたのです。これがブレディ債なのです。
(以下略)  

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