竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
【第43回日本アカデミー賞】
— BABEL LABEL (@BABEL_LABELdirs) 2020年1月15日
各優秀賞が発表され、#藤井道人 が監督した『#新聞記者』が6部門で受賞!
優秀作品賞
優秀監督賞(藤井道人)
優秀主演男優賞(松坂桃李)
優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)
優秀脚本賞(詩森ろば/高石明彦/藤井道人)
優秀編集賞(古川達馬)
▷ https://t.co/8g6jrpZcQ6 pic.twitter.com/Om3V2l5XVj
第43回日本アカデミー賞優秀賞が発表に‼️本作 #新聞記者 が優秀作品賞、藤井道人監督が優秀監督賞、主演のシム・ウンギョンさんが優秀主演女優賞、松坂桃李さんが優秀主演男優賞、その他優秀脚本賞、優秀編集賞受賞決定🎉🎉🎉皆さまおめでとうございます‼️https://t.co/WILQm4HYDC#日本アカデミー賞
— 映画「新聞記者」 (@shimbunkisha) 2020年1月15日
本作の製作者が、この次の映画で嫌がらせのように文化庁から突然の助成金支給中止をくらった件が記憶に新しいですが、そんな"忖度先"に、再び映画業界が反撃をくらわしたかのような痛快事。 #加計学園事件実写映画化 #新聞記者 https://t.co/iwp5JYRuo2
— 映画批評家 前田有一 (@maedayuichi_) 2020年1月15日
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助成金不交付~官僚とメデイアに広がる同調圧力 映画「i-新聞記者ドキュメント-」に寄せて、河村プロデューサーが問う
引用元)
論座 19/11/11
(前略)
独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「芸文振」)が、去る7月10日、映画「宮本から君へ」への助成金を「公益性の観点から適当でない」との理由で内定取り消し不交付にした問題について、同法人を所轄する文化庁が、10月30日に「助成金不交付は適切だった」との「見解」を示しました。
(中略)
今回の文化庁の「見解」は独立行政法人とは名ばかりで、公的権力の文化庁と芸文振は一体であることを自ら表明し、公的権力が文化助成への介入を宣言したようなものなのです。いとも簡単にです。
(中略)
官邸の一極支配は、私たちが持つ「群れる」「空気を読む」という極めて日本的気質を巧みに利用し、「同調圧力」「忖度」のムードを霞が関とそれを取り巻くメディアに蔓延させ、日本の社会全体、私たち一人ひとりにもいつの間にか浸透させていたのです。
(中略)
日本が多様性や個人を尊重する社会になるのか、それとも横並びで不自由な同調圧力社会になるのか。今、その正念場にあります。
(以下略)
独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「芸文振」)が、去る7月10日、映画「宮本から君へ」への助成金を「公益性の観点から適当でない」との理由で内定取り消し不交付にした問題について、同法人を所轄する文化庁が、10月30日に「助成金不交付は適切だった」との「見解」を示しました。
(中略)
今回の文化庁の「見解」は独立行政法人とは名ばかりで、公的権力の文化庁と芸文振は一体であることを自ら表明し、公的権力が文化助成への介入を宣言したようなものなのです。いとも簡単にです。
(中略)
官邸の一極支配は、私たちが持つ「群れる」「空気を読む」という極めて日本的気質を巧みに利用し、「同調圧力」「忖度」のムードを霞が関とそれを取り巻くメディアに蔓延させ、日本の社会全体、私たち一人ひとりにもいつの間にか浸透させていたのです。
(中略)
日本が多様性や個人を尊重する社会になるのか、それとも横並びで不自由な同調圧力社会になるのか。今、その正念場にあります。
(以下略)
これについて、河村プロデューサーは「表現の自由を損なうような違憲を官僚が平気で行った」と批判しつつも、これら官僚の判断に官邸が直接圧力をかけたとは見ていないようです。むしろもっとタチの悪い「同調圧力」「忖度」を自ら進んで受け入れた結果だと感じておられました。「命令されたわけではないのに上層部の意向を忖度し、(それが)どんどん下部に広がり、より過度な自主規制、過激な暴走へと繋がっていく」。
そんな息苦しさの中で、今回の日本アカデミー賞の受賞は、芸能界の「忖度」を打ち破ったと見ることはできないでしょうか。
ここで6/18の時事ブログのコメントを振り返ってみて下さいな。昨今の中村格氏の警察庁次官就任などから秘密警察、恐怖政治という重苦しい空気を感じていましたが、この記事のコメントを読むと、現在の必死の官僚たちがアホらしく見えてきます。