注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「まさか本当にやるとは」――。さすがに驚きと怒りの声が上がっている。安倍政権は1月31日、2月7日に定年退官する予定だった黒川弘務・東京高検検事長(62)の定年を8月7日まで半年間、延長することを閣議決定した(日刊ゲンダイ)https://t.co/ogJhdXkyY4「検事長が定年を超えて勤務を続ける
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 2, 2020
(続き)のは戦後、初めてのことだ」「前代未聞の人事を発令してまで定年が延長されたのは、黒川検事長が安倍官邸と極めて近いからだ。安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ」「立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)『これまでも安倍
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 2, 2020
(続き)政権は、積み上げてきた人事のルールを破って、NHKや内閣法制局を支配下に置いてきた。とうとう検察まで支配下に収めようとしている。もはや、この国は三権分立が成り立たなくなりはじめています』」
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 2, 2020
10年前は先進国だったはずの日本が、安倍政権の下でどんどん三流腐敗国家に転落する。 pic.twitter.com/F6HPboS8T1
これはどう見ても、官邸によるIR汚職捜査ツブシだろう。黒川検事長といえば “安倍政権の番犬”としてつとに有名な法務官僚。菅官房長官ときわめて近く、小渕優子経産相(当時)の選挙法違反、公職選挙法違反疑惑で秘書のみが在宅起訴で終わったのも、贈賄側の実名証言まであった甘利明経済再生相(当時)の口利きワイロ事件で、甘利本人はおろか秘書すらも立件されなかったのも、すべて、黒川氏が捜査現場に圧力をかけ、潰した結果だといわれてきた。
(中略)
(中略)黒川検事長の扱いをめぐっては、この間、黒川氏を総長にしたい官邸と、黒川追い落としを図る検察の間で激しい暗闘が繰り広げられていた。そして、東京地検特捜部がIR汚職で秋元議員を逮捕できたのも、この暗闘が関係していた。
(以下略)
世紀の大どんでん返しが起きた!!
— 佐々木 公哉 (@sasaootako) February 2, 2020
安倍政権がわざわざと
「閣議決定」という形で、黒川氏の定年の半年延長を決めた
これで、自分らが捜査対象になることはない
三権分立の崩壊
良いことは何もしない政治だなhttps://t.co/94LIEgirWw
検事総長に #森友 事件で #佐川 氏ら全員不起訴にした黒川氏、警察庁長官に #伊藤詩織 さんへ性暴行容疑の山口敬之氏逮捕中止命令の #中村格 氏か。正義の味方のはずの検察警察が、安倍政権に忖度もみ消しなら暗黒国家まっしぐら。#NHK も支配下 #望月 記者弾圧。皆で声あげないとこの国は終わる。 https://t.co/c16xD1ANLr
— 柚木みちよし (@yunoki_m) February 3, 2020
ところが、ありえない閣議決定がなされ、黒川氏だけ突如、定年が延長されてしまいました。
これによって林氏の東京高検検事長そして検事総長へのラインが無くなり、これまで慣例として検事総長が決定していた後継を、横槍人事で安倍政権が勝手に妨げて黒川氏が検事総長になる道を開きました。
さすがに法曹界で非難が上がり、弁護士の方々からも違法の指摘が上がっています。また政界からは悔しいことに「これでIR疑惑への追求は終わった」「河井夫婦への捜査も終息」と見られています。
こんな露骨な司法の私物化まで目の前で見せられて、国民は手も足も出ないのか?
独裁者の脱法違法に、国民はどう対峙すれば良いのか。