体を作る組織の構成要素である「ダートゥ」

ああ、毎日欠かさずやっとるわ。
それがどうかしたか?

今さら聞くのもなんだけど、「7つのダートゥ」って何だっけ?

ハア???

だから、
「7つのダートゥの祈り」の「ダートゥ」って何?

ごめん! 今ここで、教えて!

よっしゃ、教えたる。
「ダートゥ」はアーユルベーダの用語で、体を作る組織、構成要素のこと。
たとえば、さっき食った
お好み焼き、胃から腸に運ばれると、順々に「7つのダートゥ」に変化していく。

えっ? お好み焼きが「7つのダートゥ」に?

お好み焼き →
ラサ(血液の上澄みの部分、血漿、リンパ液)
ラサ →
ラクタ(血液:赤血球・白血球・リンパ球など)
ラクタ →
マーンサ(筋肉)
マーンサ →
メダ(脂肪)
メダ →
アスティ(骨)
アスティ →
マッジャ(骨髄)
マッジャ →
シュクラ(精子・卵子)
そして、
残りはオージャス(活力)になる。
(
AYURVEDA.JP)

ねえねえ、あそこのお好み焼き、おいしかったね!

ああ、関西風でうまかったなあ。

で、お好み焼きから生まれた「7つのダートゥ」。
それを浄化するのが「7つのダートゥの祈り」?

う〜む、それじゃあまるで、お好み焼きを浄化する祈りだな。
よし、もっとくわしく話してやろう。

わーい!

あの
お好み焼きは、今ごろ
胃で消化されてるはず。
それから
腸に送られて「ラサ」という、牛乳みたいな乳糜汁(にゅうびじゅう)になる。

にゅうびじゅう?

白く濁った栄養スープのこと。

それが血管に入って、全身に回って栄養を配るんだよ。

というのは、西洋医学の考え方だ。
乳糜汁「ラサ」は、血液「ラクタ」に変わる。

白い乳糜汁が、赤い血液になるの?
さらに、赤血球や白血球ができるとなると?

マジックじゃねえぞ。
赤血球は、小腸の絨毛(じゅうもう)でできるからな。

じゅうもう?

小腸は、モフモフの絨毯でたくさんのヒダヒダがある。
そのヒダヒダが絨毛だ。

う〜〜〜ん、
お好み焼き食べて、小腸のヒダヒダから赤血球ができる?
そんな話、聞いたこともないよ。
そもそも、血液は骨髄からできるんだよ。
骨髄の大きな細胞から分裂して、赤血球ができるんだよ。
学界から葬り去られた千島学説

う〜〜〜ん、
既成概念に凝り固まった頭にわからせるのは、むずかしいなあ。
でも、千島学説だってそう言っている。

千島学説?
学界から葬り去られた、千島喜久男(ちしまきくお)医学博士が主張した説だ。
千島学説の5つの原理を知ってるか?
第1原理 赤血球分化説
(赤血球は凡ての細胞の母体である)
第2原理 赤血球と各種細胞や組織との間の可逆的分化説
(栄養状態その他によって血球と各種細胞や組織とは逆戻りの関係がある)
第3原理 バクテリアやウイルスの自然発生説
(親バクテリアや親ウイルスなしでも、細胞や組織が死滅し、崩壊する時、バクテリアやウイルスが自然発生する)
第4原理 細胞新生説
(細胞は細胞構造をもたない有機物から新たに生じる)
第5原理 腸造血説
(赤血球は骨髄で造られるのではなく、腸の絨毛(じゅうもう)で造られる)
(千島喜久男著 「血液と健康の知恵」P86より)

むずかし〜い!!

いやいや、おもしれえからガマンしろ!
【第1原理 赤血球分化説】
赤血球は万能細胞で、どんな組織の細胞にもなれる。

赤血球が万能細胞だって? iPS細胞やSTAP細胞みたいに?
iPS細胞もSTAP細胞も、人工的万能細胞。
実験室で造らなくても、
万能細胞は元々おれたちの体にある。

ぼくたちの体は、ノーベル賞ものなんだね。

いや、それ以上かもな。
こっからの話は、驚くことばかりだぞ。

わあい、おもしろそう!
それで、万能細胞の赤血球は、白血球になったり、どんな細胞にもなれるの?

その通り。
赤血球はまず白血球になり、肝臓にいけば、肝細胞に変化する。
脂肪組織に行けば脂肪細胞に、筋肉に行けば筋細胞に、「その他すべての内臓や組織でも同様に 赤血球からそれぞれの組織に変化している姿(移行像)が認められる。」(「血液と健康の知恵」100P)

もしそれが本当なら、すごくシンプルだね。

だから、本当なんだってば。

でもさ、赤血球って核がないんだよね?
ふつうの細胞の核が抜けて、退化した死ぬ前が赤血球だって習ったけど。

そんな、歯抜けの細胞じゃねえ!
千島博士いわく、
赤血球は幼稚園児
、細胞になる前の最も若い段階の細胞だと。
だから赤血球は、どんな細胞にもなり得る潜在能力をもっていると。

ひええ〜〜、習ったことと正反対!

だって、アーユルベーダの「7つのダートゥ」を思い出せよ。
細胞の中で最初にできるのが、赤血球だぞ。

たしかに・・・・
死に体の老人が「変身ごっこ」するのも変だしね。
やっぱ「ヘンシ〜ン!」って、言うのは幼稚園児かも。
あらゆる細胞に変身する赤血球を、千島博士は目撃した。
それを、ただ見たままに言ってるだけだが。

でも、核もない赤血球が、どうやって核のある脂肪や筋肉の細胞になれるの?
DNAもないくせに・・・。

ジャジャ〜ン!!
【第4原理 細胞新生説】
細胞は、細胞分裂で増えるんじゃない。有機物から新たに生じる。

えええ??

これもまた、千島博士が見たまんまだ。
「
無核の赤血球中に徐々に核酸(DNA)が合成され 白血球(リンパ球、その他の白血球)に移り変わる移行像が確認できる。」(「血液と健康の知恵」100P)

・・・
DNAが細胞を造るんじゃなくて、細胞がDNAを造る?

「私見によれば現代生化学では核酸(DNA)がタンパク質を合成すると云われているが、これは逆である。まず、タンパク質が合成されて後にDNAが合成されることは 無核赤血球中にDNAが合成されて、リンパ球や他種白血球へ分化する状況が確認できる。」(「血液と健康の知恵」104P)
赤血球の中にDNAができて、核のある白血球になる?

これは、見た人しかわからない衝撃の事実だな。
【第5原理 腸造血説】
その万能細胞、
赤血球を生み出すのが小腸の絨毛。

何度も言うけど、血は骨髄で造られるんだよ。
だから、血液病の人に骨髄移植するんでしょ?

おかしなことがまかり通っておるわな。

骨髄移植が、おかしなこと?

千島博士は言っている。
西洋の研究者が「骨髄から赤血球が造られる」とカン違いしたのは、おそらく、栄養不良や絶食状態にある骨髄を観察したからだろうと。

どういう意味?
健康人の骨髄は脂肪だらけで、赤血球はほとんど見当たらない。

そうなの?

7つのダートゥを思い出せ。
乳糜汁「ラサ」は血液「ラクタ」になり、それが筋肉「マーンサ」、そして脂肪「メダ」になる。
健康人は緊急時のために、余った栄養を脂肪に変えて備蓄してるから、骨髄は脂肪でいっぱいなんだ。

へえ。
ところが飢餓状態になると、骨髄の脂肪は赤血球に変わって、命をつなぐ。
たまたまそれを目撃して、骨髄で赤血球ができるとカン違いしたんだろう。
(「血液と健康の知恵」218P)

脂肪が赤血球に変身するって?? 意味がわからない。
【第2原理 赤血球と各種細胞や組織との間の可逆的分化説】
たとえば、冬山で遭難したとする。
何日も食いもんがなくて
餓えたとき、どうなる?
脂肪が血液に変わって、命をつなぐのさ。

食べないと、やせるよね。

見ろよ! この見事な三段腹!!
これも、イザというときのための備蓄だからな。

うわあ!! こんなとこで、見せなくてもいいよ!

しかし、
「驚かれるかもしれませんが、現代医学ではこの現象を科学的に説明できないのです。なぜなら
現代医学は、筋肉や脂肪のような体細胞が血球細胞に戻り、エネルギー源として消費されるという現象を認めていないからです。」(
大摩邇)

へえ?! 小学生でもわかるのに?

「近代から現代にいたる学者たちは、それすら理解できないのだ。『教科書には一行も書いていない!』・・
彼等は「体細胞が血球細胞に戻ることは、絶対に有り得ない」と言い張る。その理由を問えば『エビデンス(証拠)がない!』とお決まりの台詞を吐くだろう。」(
大摩邇)

お決まりのエビデンス。
これがエビデンス。
しかし、飢餓だけじゃなくて、
ケガして大出血した時もそうだ。
止血するために、現場の血小板じゃ足りねえ、どうするか?

全身から血小板を動員する?

そんなんじゃ、間に合わねえよ。
白血球は感染予防で忙しいが、赤血球はヒマだ。
じゃあ、
赤血球が血小板に変身して、止血しよう。
左から赤血球、血小板、白血球

そんなこと、できるの?

その様子も観察されている。

生きるか死ぬかの瀬戸際に、
現場の判断で臨機応変に変身する。
スゴイね。

それが、おれたちの体だ。
ぼくたちが考えているよりも、生命はずっと賢いんだね。

しかし、それは健康であることが前提だ。
もしも、
血液が汚れていたらどうなるか?
赤血球は、ガン細胞に変化しちまう。
ガン細胞

うわあ!! ガンになっちゃうの?!

「ガン細胞は血液が病的(アシドーシスその他の質的変化)になった場合、赤血球から白血球へ細胞新生し、その白血球からガン細胞へ変ることは既述のとおりである。」(「血液と健康の知恵」215P)

ということは、
血をきれいにさえすれば、ガン細胞は赤血球に戻るってこと?

その通り! それが、ガンの正しい治療法だ。
「私はガン細胞は病的血液中の赤血球から生ずるものであることを1954年から発表しつづけているにもかかわらず、学界は一向にそれに耳を傾けようとしない。」(「血液と健康の知恵」105P)

あ〜あ、もう60年以上経ってるのに、まだわからない。

西洋医学の石頭は、一度分化した細胞は変わらないから、破壊するしかねえと信じてる。

元は、ガン細胞も自分の細胞なのにね。
正常細胞がガンに変身したのは、自分の体内環境が悪いからなのに、自分を攻撃する治療を選択してしまうんだからなあ。

おろかだねえ。

これも、おろかだ。
【第3原理 バクテリアやウイルスの自然発生説】
体の細胞が腐ってくると、清掃担当のバクテリアやウイルスが生まれる。

常識じゃ考えにくいね。

しかし、証拠写真もある。
「私は細胞の腐敗現象を研究した際、細胞内へ細菌が侵入しないのに細胞内部に始め液胞が現れ、それが桿菌に変るのを確認している。即ち
細胞の死滅腐敗によって細胞の原形質(核も細胞質も含めて)
からバクテリアに変化する事実を見ている。」(「血液と健康の知恵」179P)

腐った細胞の中から、菌が生まれてゴミを掃除する。
と言うことは、腐らなければ菌はわかないんだ!

そう! 菌が悪いんじゃない、
腐ったから菌がわいた。
それなのに、抗生物質で菌を殺すのはおかしいね。

いかに
現代医学の考え方が、千島学説の真逆にあるか、わかるだろ。

だけど、小腸絨毛から赤血球ができる? 赤血球が脂肪になる?
脂肪が赤血球になる? まだ慣れないわあ〜 頭クラクラしてる。

でも、千島博士は見たんだよ!

オラ見ただ〜 見ちゃいけないもんを見ちまっただ 〜♪

しかし、学者たちはそれを信じねえ。
「食は血となり肉となる」もわからねえ。
「緊急時は、血と肉が食となる」なんか、もっとわからねえ。

STAP細胞も潰されたし・・・絶望的だね。
時代は確実に変わりつつある

しかし!
時代は確実に変わりつつある!
2015年、テキサス大学の
キンガ・ヴォイニッツ博士らの研究で、ケガをしたマウスの骨格筋から、新しい幹細胞が見つかった。それは、「分化した筋原性細胞が部分的に初期化されたものであり、多能性によく似た状態を示しました。」(
Business Journal)

初期化?! 多能性?!

つまり、
ストレスによって細胞が初期化して、多能性を持ったってこと。
それって、STAP現象だよ! オボちゃんは、正しかった!

一度、
筋肉になった細胞も、緊急時には初期化して幹細胞、つまり赤血球に戻る。

すごいすごい!

さらに! 「骨髄造血説」もひっくり返された。
2018年12月5日付けのNewsweek、「
米コロンビア大学の研究チームは、腸移植を受けた患者の血液にドナーの血球が含まれていることに気づき、移植された腸にドナーの造血幹細胞が存在することを突き止めた。」

どうゆうこと??

こうゆうことだ。
おめえの腸を、おれに移植したとする。
そしたらなんと!
おれの血管の中を、おめえの造血幹細胞(血を造る細胞)が流れていた。

輸血もしてないのに? 骨髄移植もしてないのに?
ぼくの腸が造ったぼくの血が、くろちゃんの体の中を流れてる?

そうなんだ!
しかも、移植されたおれに、
拒絶反応が見られなかった。

移植は、拒絶反応が大変なんだよね、免疫抑制剤を使ったりして。

そんなことしなくても、だいじょうぶ。
おめえの腸が造った白血球やリンパ球が、
「くろさまの白血球たちを、攻撃するな」って命じるんだ。
同時に、おれの白血球たちも言う。
「しろの白血球たちを、攻撃すんな。」
んでもって、めでたく拒絶反応は起きなかった。

細胞レベルでも、ぼくたちお友だちなんだね?

そんなことより、おめえの腸を移植されて、カルマをもらうのはイヤだ。

ひどい!!

しかし、これからますます、本当のことが表に出てくるだろう。

思い込みを捨てて、真実をインプットする時代だね。
さあて夜は、どこに行く?
ぼくは、とんかつにビールがいいなあ。

おれみてえに、三段腹になっても知らねえぞ!

いいもん! 備蓄だもん!
Writer
ぴょんぴょん
1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
(クリニックは2014年11月末に閉院)
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)
そして、2014年のSTAP細胞もまた、千島学説の抹殺を再現するできごとでした。
しかし、アーユルベーダという古典に照らせば、学者たちに刷り込まれた常識がウソであって、抹殺された方が真実であることが、よくわかります。