20/02/27 地球ニュース:新型コロナウイルスと政治

 デイヴィッド・ウィルコック氏やコーリー・グッド氏のインタビューを何度も担当しているエッジ・オブ・ワンダーのお二人が、コロナウイルス関連の情報をシリーズで放送開始していたので、チェックしてみました。
 ちなみに彼らはアンチ共産党で、中国は「骨の髄まで邪悪な党」が支配する「地球で最も腐敗した体制」だと声高に非難する立場です。
 とはいえ、現地からの貴重な情報を含め、毎回色々とぶち込んだ面白い動画を作ってくださるのでオススメです。今回はその中から中国版カバールの動きを取り出して、ご紹介したいと思います。

 後半は、藤井厳喜氏の動画から。こちらも中国本土には批判的ですが、興味深い情報が毎回詰まっています。
 動画を見た後、そらもう切実に台湾へ避難したくなりました。日本人はどこの国からも「入ってくるな」と言われそうな気配ですが、こりゃ仕方ないな、と。お手本はすぐ傍にあるんですけれどねぇ。
(Yutika)
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地球ニュース:新型コロナウイルスと政治


■この記事のまとめ■
■エッジ・オブ・ワンダーの動画から:
✅新型コロナウイルスの外側の膜
✅なぜか既に南京軍がコロナウイルスを遺伝子バンクに登録していた
✅しかも武漢市から遥か彼方、浙江省舟山市のコウモリウイルスだった

✅新型コロナウイルスの突起部分
✅人間に感染するよう作り変えられていた
✅2015年にウイルスを人為的に作り変えたと有名医学誌に発表した研究者の一人が武漢ウイルス研究所勤務

✅武漢と上海閥との繋がり
✅江沢民の長男、江綿恒は中国科学院の元副院長
✅中国科学院配下の武漢ウイルス研究所所長の夫が武漢大学副学長
✅武漢大学は上海閥の資金源、「臓器狩り」の現場の1つ

■藤井厳喜氏の『ワールド・フォーキャスト』動画から:
✅上海閥に対する習近平側の反撃:
✅軍を総動員して武漢包囲網
✅武漢の幹部を更迭して自分の側近をトップに

✅台湾のマスク政策
✅非人道的と非難されようが断固として中国への輸出禁止
✅買占め防止のための実名購入制度を導入
✅天才IT担当大臣がマスク在庫アプリを速攻開発
✅軍隊を動員してマスク製造工場フル稼働中

■おまけ:韓国の検査体制
✅台湾と同じく先進国でした。さてはて日本は……


ウイルスの構造1:新型なのにエンベロープが遥か彼方の地で既に100%登録済み


新型コロナウイルス(COVID-19)が生物兵器である可能性が濃厚、という点を見ていきましょう。カナダの研究所から中国の工作員が色んなウイルスを盗んでいたとか、芋づる式にハーバード大学の教授まで逮捕されたとか怪しい点はてんこ盛りですが、まずは今回拡散された“コロナウイルス”自体の特異性について


エッジ・オブ・ワンダーではパート2では、横河氏の解説動画を紹介していました。大紀元(The Epoch Times)に寄稿し、新唐人テレビにも登場する政治アナリスト。おまけにバイオテクノロジー企業のオーナーでもあり、ウイルスの仕組みについて詳しい方です。


なんと今回の新型コロナウイルスと100%全く同じ被膜(エンベロープ Envelope、上の画像だとこげ茶色の外殻部分を持つコウモリのコロナウイルスが、既に中国の遺伝子銀行に登録されていたそうです。

このエンベロープのシークエンスを提出していたのは南京軍。武漢市から遥か彼方(1千マイル以上浙江省舟山市のコウモリウイルスです。

横河氏は陰謀論に与したくはないが、エンベロープが100%同じというのは自然ではない、と指摘していました。


ウイルスの構造2:スパイクの噛みつき具合はコウモリ仕様ではなく人間仕様


ただし南京軍の登録したコウモリのコロナウイルスは、HAスパイク(ヘマグルチニン、上の画像だと赤い球状のタンパク質が異なるため、そのままだと人間に感染することはほぼ不可能。

素人イメージだと靴の裏のスパイクみたいな感じで、感染相手先の細胞にガチッとくっつけないから無理って話らしいです。相手の細胞をこじ開ける鍵となるのが「スパイク」だそう。

今回、武漢市で発生した新型コロナウイルスのHAスパイクはどうかというと、こちらはSARSウイルスとほぼ同一でした。タンパク質を構成する5つのアミノ酸の内、4つが異なるものの、横河氏曰く「3次元構造が同じ」でした。

ここら辺になると、文系の私には最早意味不明です。メリベ用解説を求めて検索してみました。別サイトでいう「スパイク側のS1部位は、(感染相手の)ACE2受容体と、5つのアミノ酸領域で結合することはSARSで判明していた。COVID-19は4つのアミノ酸が異なるものの、SARSのアミノ酸とサイズと役割が似ている」って話ですかね。うん、該当箇所はなんとなく見つけたが、更に意味不明になったわ。

……ようはSARSみたいに、人間にガブっと噛みついて感染させちゃえるヴァンパイア仕様に変身させたんですね(……た、たぶん)。


中国科学院武漢ウイルス研究所の石正麗研究員

さて、偶然でしょうか。2015年、『ネイチャー・メディシン』誌にコウモリに感染するコロナウイルスへ、SARS(つまり人間に感染する)ウイルスをくっつけて、人造ウイルスを作り出すのに成功したとの発表がありました。武漢ウイルス研究所(正式名:中国科学院武漢病毒研究所)の研究員も名前を連ねています。

下っ端じゃありませんよ。この度、新型伝染病研究センター主任に就任した石正麗です。ネイチャーの論文の「Zhengli-Li Shi」って彼女ですよねー? なんでかなー、この雑誌に載るのは大変名誉な筈なのに、百度百科の自分のページの功績欄からは消しちゃったのかなー。

ま、武漢市にある超あやしげなP4ラボの存在自体は時事ブログでも既出。時事ブログでお馴染みのフルフォード氏もこのところ、毎週指摘されています


武漢大学から上海の江沢民と繋がった!


ただですね、エッジ・オブ・ワンダーのパート2の動画で「お!」と思ったのは、17分目辺りからです。上海を牛耳る江沢民派の話が出てきたのですよ。

江沢民元主席とクリントン元大統領

時事ブログでは数年前に竹下雅敏氏が、
と解説していたのを思い出した訣です。

エッジ・オブ・ワンダーのロブは、元国家主席の江沢民を「ジョージ・ソロスとデイヴィッド・ロックフェラーとロスチャイルドとクリントンとブッシュを一人にまとめた感じの人物」と表現していました。共産党を何よりまず先に信奉しない法輪功やキリスト教、仏教などの信者を大勢殺害し、「臓器狩り」で大儲けしてきた極悪人だからです。

また「自分が逮捕されるか死ぬくらいなら、大勢が住む都市を丸ごと破壊する方がマシだという危険思考の持ち主」とも。ただし御年93歳で、この2年ほどは公の場に姿を現していません。

江沢民の長男の江綿恒

現在、地盤を受け継いだとみられる長男の江綿恒(1951年生まれ)は物理学者だそうですが、色んな会社を設立してはります。その内の一つ、上海の半導体会社の顧問として、ブッシュ家の三男ニールを雇ったりもしています。勿論ニールお坊ちゃんのオツムに半導体の知識はありません。単にアメリカ版ナチスのブッシュ家と波長が合うらしいってことです。

そいでですね、この江綿恒本人も実力は不明ですが、栄誉ある中国科学院の副院長や、中国科学院の上海分院の院長に2015年まで就任していましたこの中国科学院の下にあるのが、武漢ウイルス研究所なのです。

そして同研究所を率いているのが美人所長とこのところ評判の王延軼氏です。なんと39歳! でも日本語の以下の記事を読むと、実力は内部から外部からも大いに疑問視されていた模様。そもそも専門がちゃうやーん! という特大のツッコミを北京首都医科大学の学長様から直接食らう始末

中国科学院武漢ウイルス研究所所長の王延軼

その夫の舒紅兵は、なんと武漢大学副学長です。なるほど旦那のコネで出世できたのか。

ですが舒紅兵は貧しい出で、落第したこともあるようです。それでも蘭州大学に入れてもらい、アメリカのエモリー大学に留学し、2011年には中国科学院の院士にまで認められます。最初はパッとしないのに、いつの間にか大出世。おまけに15歳年下の教え子だった王延軼と結婚できました。一昔前のアメリカンドリームです。誰がお膳立てしてくれたのでしょう。

エッジ・オブ・ワンダーの調査と推理によると、舒紅兵を中国でも有数の医科大学である武漢大学の副学長に就任させたのは、江綿恒ではないかとのことです。何故かって武漢市、そして武漢大学は法輪功の信者に対する違法な「臓器狩り」で有名だからです。

江沢民派は南の上海だけでなく、中国の北と南を結ぶ武漢も支配下においていました。で、多分こうやって今回の記事冒頭の南京軍区が持っていたコウモリのウイルスと、武漢の危険な研究所が点と線で繋がっていくんですかね。(パート3ではここは掘り下げていなかったので、次回作に期待します。)


習近平による上海閥の粛清劇


この上海閥の話、他にしているところがないかなと検索をかけましたら、日本語動画がありました。国際政治学者である藤井厳喜氏の『ワールド・フォーキャスト』です。エッジ・オブ・ワンダーのお二人同様に本土共産党には批判的ですが、台湾の有識者の皆さんと共に、やはり貴重な情報を現在幾つも流してくださっています。

しかもこちらの動画では、遺伝子工学がご専門の林建良医師が上記のHAスパイクだのアミノ酸云々をきちんと説明してくださっていました。SARSウイルスだけでなく、エイズウイルスとの絡みも流石お詳しい! なるほど、免疫力の低下はエイズウイルスから拝借してきたようです。


何日か前、一般のニュースで「武漢市の市長が更迭された」という話を聞いた時から個人的に、「なんでまた封鎖状態で頑張っている地域のトップ人事を、よりにもよって今やるよ?」と引っ掛かっていたのです。そちらも上の動画でやっと謎が解けました。

林先生と藤井氏曰く、習近平は湖北省と武漢市の両方のトップを自分の側近に挿げ替えたのだそう。おまけに武漢市には習近平の親衛隊とも言うべきミサイル部隊やサイバー部隊、後方支援部隊まで集結させています。

中国は市長ではなく委員会の書記がその地区のトップでして、武漢市は済南市で市長になり、委書記にまで上りつめた王忠林氏を、湖北省は応勇氏を書記にしました。応勇氏は経歴を見るに、この前まで上海市長として上海閥と戦っていたと思われます。

しかも中央政法委員会の秘書長である陳一新氏も派遣して、武漢の幹部を一斉検挙。22日付の日本の大手ニュースは、「620人を処分」と報じています。彼も習近平の側近だそうですが、にしてもエライ仕事早いな、と。

なるほど、長年続いていた北京政府(北)と上海閥(南)の戦いの一環だったのですか。背景が大分スッキリしました。

フルフォード氏の最新情報も併せると、新型コロナウイルスを拡散したのは江沢民派っぽいです。ただ林先生と藤井氏の上の動画を見ると、迎え撃つ習近平派も「最悪、湖北省の住民皆殺し」の構えだとか……アメリカのトランプさんといい、カバールと戦う側も相当あくどい。


台湾の素晴らしきマスク政策


これだけだと救いがないので、同じく藤井氏のシリーズから、お手本にすべき最近の台湾のコロナウイルス対策を。


新型コロナ対談①」では8分から、林先生が台湾のマスク増産体制について語っています。自国のマスクが足りないのだからそっちが先! と台湾は蘇貞昌行政院長(※首相に相当)が中国への輸出を禁止しました。個人的に大量に中国へ持っていこうとすれば、税関で没収。

中国人が入ってくるのも早々に禁止しました(※ただしエッジ・オブ・ワンダーの情報だと、武漢市から台湾国民を避難させようとした際に、中国国籍の武漢の金持ちも一緒にチャーター機に乗せるよう迫られたらしいですから若干あやしいかと)。

台湾には2003年のSARSの教訓から、隔離用の陰圧室も約2,200あります。比べて日本は1,000ほど。そりゃ、台湾から日本への修学旅行を取り消しますよねー。台湾の方が安全です。


新型コロナ対談③」では、5分手前から王明理女史が台湾の蔡英文政権のオープンかつ細かい情報公開の様子を説明されています。

そして6分から再び林先生のマスク追加解説があります。買占めや混乱を防ぐために、保険証を提示して実名で購入するシステムにして、しかも政府がマスクを買える場所を知らせるアプリも作ったそうです(※IQ180の天才IT担当大臣率いるエンジニアたちが無償で作ったそう)。

8分から王明理女史が台湾軍の兵士を動員して、急遽マスク工場まで作っちゃった話もされています。一日一千万枚生産が目標だそう。

台湾独立派の方々ですから多少は割り引いて、お話を聞くべきかもしれませんが……ひたすら日本の後進国っぷりが浮き彫りになって悲しくなりますな。しかしここは腹をくくって、見習うしかありません。

「救い」とか言いながら、最後のダメ押しで、傷口に塩をすりこんでおきましょう(だって私、ブラック好きな8種体癖なのですもの)。


いい加減、「外国人に聞いた、ココがスゴイよニッポン!」なぞという中二病が異次元トリップするよりタチが悪いヨイショ本やテレビ番組から離れて、現実を見つめる良い機会としませんか。

文:Yutika


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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