日本は検査を極力さけたことで、無症状・軽症の感染者が水面下で拡大中! ~感染爆発寸前の状況に追い込まれている日本

竹下雅敏氏からの情報です。
 「軽症者まで検査していたら医療崩壊が起きる」と言う珍妙な説を真に受ける人がいるのですが、この説が正しいなら韓国が医療崩壊を起こしていない理由を説明出来ません。日本は検査を極力さけたことで、“無症状・軽症の感染者が水面下で拡大”しており、“検査していないために、行政がその実態をまったくつかめていない”ので、彼らの行動をうまく抑制することも、隔離することも出来なくなっています。
 日本は「感染爆発寸前の状況に追い込まれている」のですが、いわゆる専門家集団は、それを若者のせいにしています。しかし、先の珍説が現れたのは、彼らの「検査を極力避けて、クラスターを追いかける」という愚かな新型コロナウイルス対策を擁護するためで、“権力にすり寄っていれば安全だ”と考える浅はかな者たちによるものです。なので、現状の危機的状況の責任は、若者たちではなく、彼らにあります。
 あとどのくらい、こうした嫌な連中の顔を見なければならないのかと思うとウンザリとしますが、“続きはこちらから”をご覧になると、統計の専門家も日本の感染者数の増加率が他国と比べて極端に低い理由を「検査数を絞ったことで感染者を把握できていないから」だとし、「統計がゆがんでいる」と指摘しています。
 安倍政権らしいと言えば、それまでですが……。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「黒沢かずこは検査してもらえなかった」と告発した鈴木おさむが“検査不要論”にも反論! バービーも感染拡大を警告
引用元)
(前略)
4日朝には、お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこが新型コロナウイルスに感染していることが、報じられた。しかし、黒沢のケースで気になるのが、発症してから検査までにかかっている日数だろう。(中略)… 病院でも、保健所に電話をしても、検査をしてもらえず、いくつもの病院に頼んで、何度も粘って頼み込んで、ようやく検査してもらえたのだという。
(中略)
この2ヶ月間、検査を抑制してきたことで、日本は無症状・軽症の感染者が水面下で拡大し、今頃になって感染爆発寸前の状況に追い込まれているのだ。
(中略)
この2カ月もの間、検査拒否や検査件数の少なさがずっと指摘され続けてきたにもかかわらず放置(中略)… その結果、無用な感染を広げ、実態を隠し、日本の脆弱な医療環境を改善していくチャンスを奪ってきたのだ。

 これは、検査不要論をがなり立て、検査を求める声を封殺してきた医療ジャーナリスト・村中璃子氏ら専門家、『情報ライブ ミヤネ屋』『BuzzFeed』のようなメディアも同罪だ。
(以下略)
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配信元)
 


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<新型コロナ>「感染者統計にゆがみ」 シカゴ大・山口一男教授 日本の少数検査に苦言
引用元)
日本が公表する新型コロナウイルス感染者数に対し、有用性に疑問を投げかける声が統計の専門家から出ている。シカゴ大の山口一男教授(社会統計学)は本紙の取材に「実際には感染しているのに把握されない『暗数』の割合が大きく、統計がゆがんでいる」と指摘した。その上で「各国の状況との比較や政策の判断には使えない」との見方を示している。
(中略)  
山口氏は日本の増加率が他国と比べて極端に低い理由を「検査数を絞ったことで感染者を把握できていないからで、この結果(水面下の)感染を拡大させた」と主張する。「検査数を制限することでどの程度感染者数が少なく出るかの情報がなく、他国との比較もできない」と強調した。
(以下略)

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