注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
現在前田氏は経産省中小企業庁の長官を務めているが、今回の持続化給付金を所管するのは中小企業庁だ。サービス協議会は、持続化給付金事業(769億円)を含めて、設立以来4年で1576億円を経産省から受注しているが、そのうち少なくとも1300億円以上、率にして8割以上が、前田氏が幹部を務める部署からの受注だった。
(以下略)
https://t.co/ZrEaPR7kFm
— 原口 一博 (@kharaguchi) June 2, 2020
「電通では直接受注しないのが原則」
どこにそんな原則を待つ民間会社があろうか?再委託しか受けませんと言う会社が。
衆議院経済産業委員会での質疑で、持続化給付金事務の委託・再委託問題を取り上げました。驚きだったのは、経産省はサービスデザイン協議会(他1社)に、この事務の競争入札公示(4月8日)の前に、呼び出してヒアリングを行っていたことが答弁で明らかに。事前の談合みたいなもの!
— 大串博志 (@OogushiHiroshi) June 3, 2020
衆院経産委。笠井(共産)。幽霊中抜き会社「サービスデザイン協議会」の設立資金4600万も経産省の補助金と指摘。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) June 3, 2020
一般社団法人なので利潤目的の活動は出来ないはずなのに、経産省は収支を把握していない、と。
これ、もう経産省・自民党と電通で組んだ公金横領だよ。 pic.twitter.com/21vay5rLa6
衆院経産委。川内が妙に低姿勢なので「何かあるな😇」と思っていたら、サービスデザイン協議会との競争相手だった入札額を隠す梶山経産に「実は私のほうでD社さんに問い合わせています」と。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) June 3, 2020
梶山&官僚パニック🤣 pic.twitter.com/VceG13G9oZ
公務員バッシングして、公務員を減らしまくった末の事態。これだったら、国が公務員を直庸した方がずっとマシであることに思い至らなければ、何度でも同じことが起きる。 / “「給付金」委託費 電通、パソナなど法人設立3社で分け合う:東京新聞 TOKYO Web” https://t.co/weoAJM0rzr
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) June 2, 2020
使途不明金たくさんあって、沢山委託業者挟んで、内訳見せてって言ったらもう無いとか記録してないとか、国民のお金の使い道をちゃんと明確にしない人らに、どうして我々の財産を1円単位まで全て開示しなきゃいけないんだろう。
— 髪が伸びすぎて風呂上がりはアマビエヘア🦄柴田淳🍄DVD&Blu-ray発売中🦋 (@shibatajun) June 2, 2020
まずは自分らに向けられてる疑いを晴らしてからにして欲しいですよね。
関連TW↓とても重要。
— らん@マイナンバーとは全体主義のこと (@ranranran_ran) June 2, 2020
そもそも従業員自殺で行政処分を受けた電通は【官公庁の入札資格すらなく税金が使用される業務を受注してはならない立場】である事をマスコミは報道しない。
そこで天降り官僚だらけの電通は経産省と吊るんでトンネル会社を作った。それが今回の真実。https://t.co/Qt0ViBpUdr
大串議員の質疑では、競争入札の公示日4/8以前、4/2に3社に事前のヒアリングをしていたことが判明しました。問い合わせのあった1社の他、中小企業庁の方から声かけをしたのがデロイト・トーマツ社とサービスデザイン推進業議会でした。それを認めた中小企業庁・前田長官はかつて経産省・商務情報政策局を担当する審議官でしたが、3日、文春が協議会との癒着を報じています。と同時に協議会設立当時の理事であった元電通・平川健司氏が2018年以来ずっと業務執行役員をやっており、実質的なトップとして一連の流れを知っている人物として浮上しました。
笠井議員は、これほど巨額の事業を受ける協議会の役員8名が全て兼業・非常勤であること、21名の従業員は全て出向者であることの異常性を問うた後、協議会、そしてその再委託先である電通への守秘義務はあるけれども、電通の外注先へは国からの守秘義務はないことを確認し、申請した人々の個人情報が守られる保証はないことを指摘しました。これは大変な問題で、給付申請では何度も不備を指摘してかなり詳しい情報を収集しています。他方で、電通の再委託先であるパソナ、大日本印刷、トランス・コスモスと電通テックは共同で「情報銀行」ビジネスを始めています。これは買い物履歴や健康データなどの個人情報を預かって利活用し、その対価としてポイントやサービスを支払うというものですが、本来は得られないような個人情報や与信情報が「外注先」から流出しない保証はありません。先ほどの元電通・平川健司氏は経産省とともにこうした事業に関わっている可能性が疑われています。
そして川内議員は、経産省が開示を拒むデロイト・トーマツの入札価格で切り込みました。経産省側は「企業が公表を拒否している」と答弁しましたが、川内議員の事前調査でそれが嘘であることがあっさりバレています。またサービスデザイン推進業議会の決算書が官報に公示されていないことも指摘し、法律事項に違反しているような団体を巨額事業の委託先に選んだ手抜かりを問いました。そして根本問題として、実態のないトンネル会社を元請けにし、電通をほぼ全部委託の下請けにした「経産省の作ったビジネスモデル」を疑惑の核心として批判しました。
第二次補正予算でも、持続化給付金事業は予定されています。しかし今のままではさらに増額した850億円の事務委託費を犯罪的な「サービスデザイン推進業議会」を通じた電通に吸い上げられ、相変わらず国民は辛酸を嘗めることになります。