竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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「PCRが受けられない」訴えの裏で… 厚労省は抑制に奔走していた
引用元)
東京新聞 20/10/11
「PCRが受けられない」訴えの裏で…厚労省は抑制に奔走していた:東京新聞 https://t.co/tRuHcxw7J2
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) October 11, 2020
「発熱が続いても検査が受けられない」という訴えが相次いでいたが、厚労省は官邸や有力国会議員に内部文書を示し、検査を抑え込もうとしていた。【詳しくは記事で】#新型コロナウイルス #PCR検査
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
「PCR検査は誤判定がある。検査しすぎれば陰性なのに入院する人が増え、医療崩壊の危険がある」―。新型コロナウイルスの感染が拡大していた5月、厚生労働省はPCR検査拡大に否定的な内部資料を作成し、政府中枢に説明していたことが、民間団体の調査で判明した。国民が検査拡大を求め、政権が「件数を増やす」と繰り返していた時期、当の厚労省は検査抑制に奔走していた。
(中略)
文書では「PCR検査で正確に判定できるのは陽性者が70%、陰性者は99%で、誤判定が出やすい」と説明。仮に人口100万人の都市で1000人の感染者がいるとして(中略)… 実際は陰性の99万9000人のうち1%の9990人は「陽性」と誤判定され、医療機関に殺到するため「医療崩壊の危険がある」とする。
(中略)
ただ、この厚労省の理屈は、無症状者が感染を広げる事態に対応できない。4月には既に経路不明の院内感染や施設内感染が各地で発生。また、厚労省は4月、陽性でも軽症や無症状ならホテルや自宅で療養できるとしていた。検査拡大で陽性者が増えても、医療崩壊に直結したかは疑問だ。
(以下略)
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配信元)
厚労省の資料は「不安解消のために、希望者に広く検査を受けられるようにすべきとの主張について」と題した3ページの文書。
— yumi ゆみ (@ygjumi) October 11, 2020
コロナ対策で政府関係者への聞き取りをしたシンクタンク「アジア・パシフィック・イニシアティブ」(船橋洋一理事長)が8日公表の報告書に載せた。https://t.co/cXCYD5c8mb
厚労省の政府中枢への説明
— yumi ゆみ (@ygjumi) October 11, 2020
「PCR検査で正確に判定できるのは
陽性者70%、陰性者99%で、誤判定が出やすい」
仮に人口100万人の都市で1000人の感染者がいるとして、
全員に検査した場合、感染者1000人の内300人は「陰性」と誤判定され、そのまま日常生活を送ることになる。https://t.co/cXCYD5c8mb
厚労省の政府中枢への説明
— yumi ゆみ (@ygjumi) October 11, 2020
実際は陰性の99万9000人の内1%の9990人は「陽性」と誤判定され、医療機関に殺到するため「医療崩壊の危険がある」
医師や保健所が本人の症状などで「検査が必要」と判断した1万人だけに絞ると、「陽性」と誤判定されるのは100分の1にhttps://t.co/cXCYD5c8mb
この手の不毛な議論はあまりにもバカバカしいので、これまで無視して来ました。「PCR検査で正確に判定できるのは陽性者が70%、陰性者は99%」と言うのがそもそも間違いです。感染していない人を正しく陰性と判断できる確率を特異度と呼びますが、PCR検査の特異度は、99・99%以上のほぼ100%です。PCR検査で陽性が出たら、ほぼ間違いなく感染しているのです。
8月8日のしんぶん赤旗で、WHOコーディネーター・渋谷健司氏へのインタビュー記事が出ています。この中で渋谷健司氏は「PCRは、微量の遺伝子を増殖させて見るもので基本的に特異度100%と言ってよく、1%の偽陽性(誤って陽性と診断)というのはありえない」と言っています。
10月9日の記事では、“PCRで精密すぎる検査を行うと、感染から時間が経ち、人に感染させる可能性が低い患者も拾い上げてしまう”ことがむしろ問題だとコメントしたぐらいです。
しんぶん赤旗で渋谷健司氏は、「今のPCR検査の目的は臨床診断ではなく、無症状感染者も含め感染を制御し、社会経済活動を維持しようというもの」だということが理解されていないとし、「この点でいまだに医療関係者は混乱しています」と言っています。大変優れた見解で勉強になります。詳しくは先の「しんぶん赤旗」の記事をご覧ください。
東京新聞は、「この厚労省の理屈は、無症状者が感染を広げる事態に対応できない」と言っていますが、日本の感染症対策が支離メチャメチャ(支離滅裂
より酷い様子)なのは、“厚労省にアホがいっぱい居るからだ”ということがよく分かりました。