メキシコ便り(82):ロペス・オブラドール大統領、ついにCovid-19に感染!ワクチン大好き💖なメキシコのワクチン調達・接種状況を。

 ロペス・オブラドール大統領、ついにCovid-19に感染してしまったようです。症状は軽く隔離した場所でお仕事をこなしているよう。大統領のことをよく知っていれば、このニュースをそのまま受け入れ信じますが、現在のアメリカの状況を考えると、もしかして安全のために隔離されてる?!とも思えないこともないです。大統領は基本、どんなことでもウソをつくことを嫌いますが。。。世界の緊急事態のためとなると、ウソも仕方なく使わなければならないかもしれません。真実はいかに?!

 ということで、今回はメキシコのコロナワクチン調達、接種状況とそれに関連するものを集めてみました。ワクチン大好きなメキシコはできるだけ早く多くの人にワクチン接種の姿勢で進んでいます。ファイザーからワクチンの数が半減された直後に、ロペス・オブラドール大統領自らプーチン大統領と電話会談でワクチンの増量を相談し、その場でスプートニックVワクチン数が予定の3倍確定!通常、外務大臣が外国のワクチン交渉や手配をしているのですが、なぜロシアだけ直接大統領が相談???プーチン大統領と何か他の打ち合わせもしたのかなぁ〜。。。

 ほぼ毎回、ロペス・オブラドール大統領を褒め称えているpopoちゃんですが、今回は違いまっす!コロナ対策チームのリーダー、ロペス・ガテル氏をずっと庇い続ける大統領には、呆れてそっぽ向くpopoちゃんです。😑

 決して完璧ではないロペス・オブラドール政権、ご覧あれ!
(popoちゃん)
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メキシコ便り(82):ロペス・オブラドール大統領、ついにCovid-19に感染!ワクチン大好き💖なメキシコのワクチン調達・接種状況を。

ロペス・オブラドール大統領はお元気そう!


1月24日(日)夕方5時半、ロペス・オブラドール大統領は自身のツイッター(↓)でコロナに感染したと発表。😭症状は軽く、少々の頭痛と38度以下の熱だとか。。。(1月27日現在)しばらく隔離の状態でお仕事のようです。

大統領のツイッター意訳:残念ながら私はCovid-19 に感染しました。軽症ですが、既に治療をしてもらっています。私はいつものように楽観的です。私たちは前進します。オルガ・サンチェス・コルデロ博士(内務大臣)が私に代わって朝、皆さんに毎日の(政府の)報告をします。

オルガ・サンチェス・コルデロ内務大臣

朝の大統領プレス・コンファレンスは、大統領の次に権限のある内務大臣オルガ・サンチェス・コルデロが引き継ぎ行われています。メキシコには副大統領はいません。ちなみにオルガ・サンチェス内務大臣はPCRテスト陰性だったと。

大統領に代わり、朝のプレス・コンファレンスをしている内務大臣、評判がよろしくない。

○ 私の世代は、テレビと新聞が情報源。私はインターネットの情報を見ない。
○ 大統領の具合(容態)のことは一切、私に聞かないでくれ。

じゃ、何のためにそこいるの?っとつっこみたくなる。。。トランプさんがコロナに感染したとき、医療チームが毎日情報を報告していましたが、今のところ、そんな動きはメキシコでなし。「大統領は元気にしていますよ。」「大統領は回復していますよ。」「大統領はいつもポジティブなので大丈夫です。」という抽象的な報告だけでなく、もっと医療的な詳細、体温の変化、どんな薬、治療をしているのかを発表すべきだとナチョさんとマウリシオさんも言っていました。popoちゃんも全く同感!

そんな中、1月29日の朝、ツイッターのトレンド#1がアムロ脳卒中に‼️6日ほど全く姿を現していなかったロペス・オブラドール大統領は、同日、自身の動画(↓)でフェイク・ニュースを否定。たしかにちょっと風邪っぽい感じはしますが、波動は良さそうな。。。



プーチン大統領との電話会談


隔離1日目には以前から予定の入っていたロシアのプーチン大統領との電話会談をこなし、これまでのロシアとのワクチン契約の3倍の数(2400万回分)を今後2ヶ月かけて届けてもらう約束をしたらしい。

大統領のツイッター意訳:ロシアのウラジミル・プーチン大統領と話しました。彼はとても愛情深く接してくださいました。私は彼をメキシコへ招待しました。また、今後2ヶ月の間に2400万回分のスプートニックVワクチンを送ってくださる決断に感謝を告げました。

これ(↑)は隔離1日目のお写真ですが、お元気そう。。。

ツイート意訳:アムロとプーチンは明日、スプートニックVの供給と二国間関係について話しますとエブラッド外務大臣が発表。

翌日26日、ロペス・オブラドール大統領とプーチン大統領との電話会談のおかげで来週20万回分のスプートニックVワクチンが到着すると厚生省(健康省)のINSABI局長が朝のプレス・コンファレンスで報告。

元世界一のお金持ちスリム氏が関わっているアルゼンチンとメキシコが共同生産するアストラゼネカ(スペイン語ではアストラネカ)が足踏みをしていまい、スプートニックVが最初にメキシコに届くかと思っていたら、いつの間にかファイザーなど他のワクチンが先頭に。が、のちファイザーが約束した数の半分しか納品できないことになり、今回、ロペス・オブラドール大統領がプーチン大統領に数の増量をお願いした模様。

ちなみに現在までのメキシコのワクチン接種の回数などがこちら(↓)

(左)1月26日現在までの接種回数、652,319回分。
(右上)2020年12月24日からの日々の接種回数。  
(右下)ワクチンがメキシコに届いた日にちと数。     

(左)世界各国のワクチン接種回数    
(右上)完全にワクチン接種した人口の割合
(右下)世界全体のワクチン接種数    
1月27日現在

ロシアからの2400万回分は1200万人の高齢者の一人2回分に当てるそう。メキシコではワクチンは無料、ご高齢の方、持病持ちの方が優先されています。そして連邦政府(国家警備隊ら)が配送しています。

ロペス・オブラドール大統領は20%コロナワクチン接種で80%の死亡率低下が可能だと言っていました。えっ?!😱まじ?!やっぱりあのWHO優等生のガテル氏(メキシコのコロナ対策チームリーダー)に洗脳されてる?!

ツイート意訳:コロナワクチン20%の接種で死亡率80%低下できる。

シープルさん(sheeple= sheep + people 羊のように従順な人々)

大統領が言うとみんな信じちゃう。。。

ツイート意訳:コロナワクチンを打つとこうなります。シープル、目覚めよ!


ここまでアホなワクチン信仰者がいる!?


メキシコはワクチン賛成派が多く、あまりワクチンに反対する意見を見かけません。死者や後遺症に悩む人が出ないことを祈ります。🙏 

1月26日、メキシコのTV司会者がフロリダまでわざわざ飛んで、コロナワクチンを打ってきたと自身のツイッターで自慢!(↓)

ツイート意訳:ワクチン接種やったぞ!アメリカよ、ありがとう。私の国はこんな安全対策を提供してくれない!

が、後にメキシコのTVホストがアメリカ・フロリダ州でワクチン接種したことが大批判を受けたとアメリカの主要メディア(Fox、New York Postなど)で報道されました。本人は知人から教えて貰ったあるアプリから接種希望し、予約して簡単にできた!と言っていたそうです。(チャプセロ・ネットワークより)どうみても反大統領派のコマですね。道徳的にもかなり問題あり!


各国のワクチン製造国への信頼度


下のチャートをご覧ください。縦がワクチン製造をしている国、横がワクチン製造をする国に対するそれぞれの国の信頼度?!スコア。メキシコはワクチン信頼度は、一番がドイツ、カナダ、イギリスの順。


余談ですが、popoちゃんの周りにはドイツ留学していた人がたくさんいます。popoちゃんの旦那さまの甥っ子姪っ子3人ドイツ留学経験者。popoちゃんの親友家族も2人ドイツ留学し、1人はドイツ人と結婚し向こうで暮らしています。メキシコ人のドイツに対する信頼と憧れ?!を肌で感じます。が、そんなドイツがアストラゼネカを65歳以上の方に接種するのは勧めないと。。。


15カ国、16歳〜74歳(18,526人)を対象にオンライン調査。2020年8月と10月の2回、各国で「コロナワクチンを打ちますか?」の質問に対する答えの%がチャートに。メキシコは「打ちます!」が8月78%、10月75%、日本は8月75%、10月69%。インド、中国は約9割!



コロナ対策チームリーダーがヴァカンスに!


かなり前のニュースですが、コロナ対策チームを率いるロペス・ガテル氏が年末年始オアハカ州にヴァカンスに行っていたことが発覚!そのことを問いただされた大統領は、ずっと長い間、大きな重い責任を背負ってきて大変だったから同情するようなことを言っていました。ともあれ、年末年始は不要不急な外出は避けましょうっと国民に呼びかけていたガテル氏、ご自分(上級国民)は例外?!それともやっぱりあなたもパンデミックを大袈裟にしている張本人のお一人?!

恋人?!とオアハカ州シポリテでヴァカンス中のロペス・ガテル氏。

以前にもメキシコシティでお二人がカフェでいちゃついているのがスクープされました。(↓)


そして、こんなミームも!!!

ビーチの文字訳「家にいましょう。」

こちらもミーム!(↓)

Tシャツの文字意訳:私のことが大好きな人から、
このシポリテのTシャツをお土産に貰いました。😆

ツイッター文は全く本文とは無関係です。画像だけご参考に! いつもこうやって反対派からのバッシングから
ロペス・ガテル氏をかばうロペス・オブラドール大統領。

メキシコで一番政治の裏事情に詳しく、メキシコの政治ユーチューバーが一目置くJalife氏(動画↓)がこう言っていました。


ハリフェ氏(左)とユーチューバーら(右)(1:11:30あたり)

ガテル氏の表面的なものだけ見ても、ポチ(メキシコでは猫という)なのは明確。ガテル氏は、5600万ドルの資金(ほとんどがソロスから)を持つブルームバーグの奨学生であった、ファイザーとも関わりあり。これがスプートニックVが足踏みし一番乗りしなかった理由のよう。

過去の婚姻関係、現在の彼女などガテル氏の繋がりを調べるとポチであることがわかるというハリフェ氏。残念ながらガテル氏のすべてを明かさず、そのうち明かされるのを待ちましょうとのことでした。

ハリフェ氏によるとカナダでは、マスクをしていなかっただけで二人(官僚)が首になったのに。。。と言っていました。ガテル氏のヴァカンスが許されるメキシコは、やっぱりゆる〜い!

popoちゃんは、ビタミンC療法、HCQ、イベルメクチンを
勧めない(効果を認めない)、ワクチンを疑うのは陰謀論でワクチンは安全だ!
と言った時点でガテル氏への興味を失いました
😑

大統領、目覚め👀ましょう!!!

¡Viva Mexico!
(メキシコ万歳!)

(popoちゃん)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム1


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