6月27日(日)、28日(月)ハリケーン・エンリケの影響でファレス(popoちゃん在住)は大雨洪水に。この大雨でファレスの年間降水量の半分降ったらしい。popoちゃんの住宅街は40時間の停電。この停電を通して文化の違いを体感しました!日本人だったらどう対処してるかな?!ファレスの空気感をいっぱい詰め込んだエッセイ風、停電騒動をお届けします♪
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メキシコ便り(93):メキシコの女性軍パワー!停電騒動で大活躍!
ファレスの6月の太陽は最強に眩しい
太陽の光が瞳の奥まで注ぎ込む
街はまるでオーブンの中状態
モコモコ真っ白な雲は
青空をより一層、真っ青に
ファレスの街は決して美しいとは言えない
けれど、ふと空を見上げると
美しさにハッと息を飲んでしまう
そんな真っ青な大空の下
地元の人は平気で
自転車漕いだり、ランニングしたり
標高1137m、42度の暑さの中
きっとお天道様が見守ってくれてるにちがいない
体育会系のpopoちゃんでも
ただ外に出ているだけで
3分もするとヘトヘト
いつも急いで木陰にダッシュ💨
そんな強烈な真夏を
鎮めなだめるかのように
6月27日(日)から大雨
雨季到来
ファレスはほとんど雨が降らない街
なので排水溝の設備が不備
雨が降るとすぐに洪水に
popoちゃん家は水で囲まれ
夜寝る前、車庫のドアから30cmほど浸水
翌朝、心地よい涼しい風で
すっきり目が覚めた
窓からはいつもと違う湿った空気が
とても新鮮で思わず深呼吸
窓から見える国境の向こう
朝日に染まったピンク色のフランクリン山にため息
わぁ〜、きっれ〜〜〜〜〜い♪
popoちゃんのハートまでピンク色に
一瞬の色彩美を堪能し
さてさて日常生活に
あれ?
あれ?
あれ〜〜〜〜???
冷蔵庫の中、真っ暗‼️
しかも冷たくない。。。
「またか。。。」
もう全く動揺しない
スマホのチャット着信音が賑やか
住宅内のグループチャット
電気の有無を確認したり
電気会社への報告をシェアしたり
停電しても、携帯は繋がるのでありがたい
普段はチャットのメッセージなんて興味ないけど
こういう時は最新情報元として頼ってしまう
皆さん電気会社に何度も苦情電話
その数は時間とともに増すばかり
チャット内でのメッセージも
時間とともにヒートアップ
みんなイライラMAX
夕方4時頃
冷蔵庫の食料がちょっと心配
旦那さま:「もうすぐ電気戻るよ!」
と毎度のこと楽観的
キッチン担当のpopoちゃんは
みんな*の食料を守ることが最優先
*popoちゃん夫婦とワンコ2頭
popoちゃん:「最悪の事態のために準備しよう!」
旦那さま、渋々同意
お店から調達した氷を
クーラーボックスに入れて食料保存
一安心😌
夜になっても電気は戻らず。。。
電気会社の「優先して対応します。」
なんて信じちゃダメダメ
そんな空っぽの言葉なんて聞き流す
まともに受けると
後で心が乱れてしまう
こんな術をメキシコ生活で
身につけてしまったpopoちゃん
停電すると
いい事も結構あるある
停電すると
普段できないところのお掃除ができるから
お家がピッカピカになる✨
停電すると
本が読める
停電すると
メールやメッセージ返信義務(笑)
時事の情報収集から解放されて
ゆったり心穏やかに過ごせる
停電すると
電気への感謝の気持ちが湧いてくる
停電すると
早く寝れる
翌朝、停電から約35時間
グループチャットで皆、爆発💥
CFE(連邦電気会社)の苦情電話は殺到
修繕にいく順番リストも
もうぐちゃぐちゃ
なぜかうちの住宅街は
もう行ったことになっていたとか
ある奥様が、「テレビ局に連絡しよう!」
地元のテレビ局2局に未だ電気が戻っていないことを
何人かがそれぞれ通報
こんな最中
一人だけ温度差のあるアメリカ人男性のご近所さんは
この緊迫感では、きっと皆こんなメッセージ
スルーすると思いきや
だれかがトランプ元大統領がガハガハ大笑いしている
スタンプを送信!
非常時にも遊び心を忘れないっていいな❤️
とうとう居ても立ってもいられなくなった奥様が、
『えっ⁉️ 探しに行くの⁉️そんなの無理でしょう。』
popoちゃんはスマホのメッセージ見て呟いた
皆さん、どんどん発言が熱くなっていたので
popoちゃん、スマホをあっちにポイ
目を瞑り自分の世界に逃げ込んだ
「除霊と浄化のお祈り」「愛のマントラ」
そして神様に電気の復活をお祈り
そして、ムドラーでチャクラ掃除
その後、経筋体操
🍀気分スッキリ爽快🍀
あっという間に一時間以上経過
『さてどうなったかな?』
近所のグループチャットをチェック
『え〜‼️すごっ!ホントに連れてきちゃった!』
メキシコ人女性ってすごい行動力!!!
でもよく見たら、そのメッセージは一時間前
あらら。。。
後で成り行きを聞くと
ある奥様がCFEのトラックに乗った従業員2人を誘拐(笑)
が、CFEは「これは自分たちでは修理不可能」と言い帰ろうとした
その瞬間、女性軍がCFEトラックの周りで円陣を組み立ちふさぎ
「修理できる人を連れてこい!」
「連れてくるまで帰らせない!」
そこでCFEは他の市から応援に駆けつけていた
修理できるCFE従業員らを送り40時間後に無事に電気復活!!!
メキシコ人女性の体当たりの行動力
絶対に諦めない妥協しない意思
『頼もしい〜!頼もしすぎる!』
メキシコでは時々
ここまでしないと
物事が動かないのは事実
ぼ〜っと受け身で待っていると
後で痛い目にあることも多々あり
女性軍が体当たりで恐喝してくれていなかったら
停電はまだまだ続いていたはず
popoちゃん:「メキシコ人の女性ってすごいね〜、頼もし〜。popoちゃんにはできないなぁ〜。みんなを家から呼び出して、しかもトラックを囲んで恐喝なんて思いつきもしない。」
旦那さま:「そう、だから僕はメキシコ人女性と結婚しなかったんだ!」
popoちゃん大笑い
冷蔵庫が動きだしたとき
あの頼もしい女性軍に
ただただ感謝の念が
そして愛のマントラを送り
メキシコ人女性の頼もしさを教えてくれた停電にも🙏感謝🙏
停電騒動、こうして無事に幕を閉じたのでした!
電気復活後、ある奥様が
いつもジョークが絶えない
そんなメキシコが大好きさ!
太陽の光が瞳の奥まで注ぎ込む
街はまるでオーブンの中状態
モコモコ真っ白な雲は
青空をより一層、真っ青に
ファレスの街は決して美しいとは言えない
けれど、ふと空を見上げると
美しさにハッと息を飲んでしまう
そんな真っ青な大空の下
地元の人は平気で
自転車漕いだり、ランニングしたり
標高1137m、42度の暑さの中
きっとお天道様が見守ってくれてるにちがいない
体育会系のpopoちゃんでも
ただ外に出ているだけで
3分もするとヘトヘト
いつも急いで木陰にダッシュ💨
そんな強烈な真夏を
鎮めなだめるかのように
6月27日(日)から大雨
雨季到来
ファレスはほとんど雨が降らない街
なので排水溝の設備が不備
雨が降るとすぐに洪水に
popoちゃん家は水で囲まれ
夜寝る前、車庫のドアから30cmほど浸水
翌朝、心地よい涼しい風で
すっきり目が覚めた
窓からはいつもと違う湿った空気が
とても新鮮で思わず深呼吸
窓から見える国境の向こう
朝日に染まったピンク色のフランクリン山にため息
わぁ〜、きっれ〜〜〜〜〜い♪
popoちゃんのハートまでピンク色に
一瞬の色彩美を堪能し
さてさて日常生活に
あれ?
あれ?
あれ〜〜〜〜???
冷蔵庫の中、真っ暗‼️
しかも冷たくない。。。
「またか。。。」
もう全く動揺しない
スマホのチャット着信音が賑やか
住宅内のグループチャット
電気の有無を確認したり
電気会社への報告をシェアしたり
停電しても、携帯は繋がるのでありがたい
普段はチャットのメッセージなんて興味ないけど
こういう時は最新情報元として頼ってしまう
皆さん電気会社に何度も苦情電話
その数は時間とともに増すばかり
チャット内でのメッセージも
時間とともにヒートアップ
みんなイライラMAX
夕方4時頃
冷蔵庫の食料がちょっと心配
旦那さま:「もうすぐ電気戻るよ!」
と毎度のこと楽観的
キッチン担当のpopoちゃんは
みんな*の食料を守ることが最優先
*popoちゃん夫婦とワンコ2頭
popoちゃん:「最悪の事態のために準備しよう!」
旦那さま、渋々同意
お店から調達した氷を
クーラーボックスに入れて食料保存
一安心😌
夜になっても電気は戻らず。。。
電気会社の「優先して対応します。」
なんて信じちゃダメダメ
そんな空っぽの言葉なんて聞き流す
まともに受けると
後で心が乱れてしまう
こんな術をメキシコ生活で
身につけてしまったpopoちゃん
停電すると
いい事も結構あるある
停電すると
普段できないところのお掃除ができるから
お家がピッカピカになる✨
停電すると
本が読める
停電すると
メールやメッセージ返信義務(笑)
時事の情報収集から解放されて
ゆったり心穏やかに過ごせる
停電すると
電気への感謝の気持ちが湧いてくる
停電すると
早く寝れる
翌朝、停電から約35時間
グループチャットで皆、爆発💥
CFE(連邦電気会社)の苦情電話は殺到
修繕にいく順番リストも
もうぐちゃぐちゃ
なぜかうちの住宅街は
もう行ったことになっていたとか
ある奥様が、「テレビ局に連絡しよう!」
地元のテレビ局2局に未だ電気が戻っていないことを
何人かがそれぞれ通報
こんな最中
一人だけ温度差のあるアメリカ人男性のご近所さんは
僕がトランプ元大統領の振りをして、今、ファ
レスに隠れているから電気が必要だ、早く電気
を復活してくれとCFEに電話しよっか?
スルーすると思いきや
だれかがトランプ元大統領がガハガハ大笑いしている
スタンプを送信!
非常時にも遊び心を忘れないっていいな❤️
とうとう居ても立ってもいられなくなった奥様が、
私、今からCFEのトラック
を探してくるわ!
popoちゃんはスマホのメッセージ見て呟いた
皆さん、どんどん発言が熱くなっていたので
popoちゃん、スマホをあっちにポイ
目を瞑り自分の世界に逃げ込んだ
「除霊と浄化のお祈り」「愛のマントラ」
そして神様に電気の復活をお祈り
そして、ムドラーでチャクラ掃除
その後、経筋体操
🍀気分スッキリ爽快🍀
あっという間に一時間以上経過
『さてどうなったかな?』
近所のグループチャットをチェック
CFE のトラック連れてきたわよ〜!!!
みんな外に出てきて〜!!!!
メキシコ人女性ってすごい行動力!!!
でもよく見たら、そのメッセージは一時間前
あらら。。。
後で成り行きを聞くと
ある奥様がCFEのトラックに乗った従業員2人を誘拐(笑)
が、CFEは「これは自分たちでは修理不可能」と言い帰ろうとした
その瞬間、女性軍がCFEトラックの周りで円陣を組み立ちふさぎ
「修理できる人を連れてこい!」
「連れてくるまで帰らせない!」
そこでCFEは他の市から応援に駆けつけていた
修理できるCFE従業員らを送り40時間後に無事に電気復活!!!
メキシコ人女性の体当たりの行動力
絶対に諦めない妥協しない意思
『頼もしい〜!頼もしすぎる!』
メキシコでは時々
ここまでしないと
物事が動かないのは事実
ぼ〜っと受け身で待っていると
後で痛い目にあることも多々あり
女性軍が体当たりで恐喝してくれていなかったら
停電はまだまだ続いていたはず
popoちゃん:「メキシコ人の女性ってすごいね〜、頼もし〜。popoちゃんにはできないなぁ〜。みんなを家から呼び出して、しかもトラックを囲んで恐喝なんて思いつきもしない。」
旦那さま:「そう、だから僕はメキシコ人女性と結婚しなかったんだ!」
popoちゃん大笑い
冷蔵庫が動きだしたとき
あの頼もしい女性軍に
ただただ感謝の念が
そして愛のマントラを送り
メキシコ人女性の頼もしさを教えてくれた停電にも🙏感謝🙏
停電騒動、こうして無事に幕を閉じたのでした!
電気復活後、ある奥様が
「〇〇住宅街でCFE従業員2人誘拐され
恐喝される」ってニュース出るかしら?!
そんなメキシコが大好きさ!
¡Viva Mexico!
(メキシコ万歳!)
(メキシコ万歳!)
ハリケーン・エンリケの影響を受け大雨洪水になったファレス
(popoちゃん)