「房中術」の簡単な解説1:遠心性の気の流れのポリネシアン・セックス、求心性の気の流れの「房中術」

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の56回目です。48回目で、“時事ブログでは「房中術」の解説はしません”と言っていたのですが、何回か、「内丹術」の関連として「房中術」の簡単な解説をしたいと思います。ただ、詳しい内容は書けませんので、詳しいことが知りたい方は、映像配信で学んでください。
 ウィキペディアにあるように、房中術は中国古来の「養生術」の一種です。「無用に精をもらさないことで身体を保養し、男女の身心の和合を目指すもの」だと書かれているように、夫婦の性行為は5日~10日に一度の節度が求められ、“無用に精をもらさない”ことが大切です。男性が射精をするのは、5日~10日に一度の性行為のなかで、一度だけだと考えてください。
 “続きはこちらから”のポリネシアン・セックスには、“挿入後30分はピストン運動を行わず抱擁に留める”とありますが、ルドルフ・フォン・アーバン博士は、その著書「愛のヨガ」で、性交時間を27分以上としました。前戯の時間を含めず、完全な性交に入ってからの時間が27分以上なければならないのです。
 ですから、完全な性交に入ってから30分以上、性行為が続けられるなら、ゆっくりと動くのは構いません。その場合も、ピストン運動を出来るだけ避けて、腰を動かすだけにすると長く持つでしょう。
 さて、ウィキペディアの「房中術と内丹術」には、還精補脳の技法と書かれています。これは、動画「生命延長の秘密、房中術」の28分~29分22秒のところで、“生命エネルギーを循環させる方法を房中術と言い…水と火が一つになって沸騰すると、その気運は〈督脈〉を通して循環作用するようになります”と言っているように、簡単に言うと性行為のなかで、男性が「小周天」を行うことなのです。コツを会得すると、簡単に出来るようになります。
 ポリネシアン・セックスも男女の生命エネルギー(気)の交換を行うものなのですが、「房中術」とは決定的な違いがあります。それは、「小周天」の技法で言えば、遠心性と求心性の違いです。
 ポリネシアン・セックスは遠心性の気の流れで、自然なものです。しかし、「房中術」は求心性の気の流れで、精神的・霊的な進化をもたらす方向性です。そのため、求心性の気の流れに身体が慣れるまでは、身体に違和感を覚える人が多く出てくるでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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房中術

房中術(ぼうちゅうじゅつ)とは、中国古来の養生術の一種。房事すなわち性生活における技法で、男女和合の道である。
(中略)
房中術には様々な性行為の技法が含まれているが、女性が十分に興奮した状態で交わること、男性は快楽に身を任せず精(精液のことではなくの一種)を漏らさないように交わることが随所で説かれている。

本来の房中術は、性という人間の必須の行為に対して節制を保ち、おぼれることなく適度な楽しみとし、無用に精をもらさないことで身体を保養し、男女の身心の和合を目指すものであった。
(中略)
房中術と内丹術 代以降、行気や存思などの道教の養生術から、従来の煉丹術である外丹術とは異なる内丹術という修行法が発達したが、これと房中術の還精補脳の技法との関連性を指摘する研究者もいる。房中術は陰丹とも呼ばれた。

後代の内丹法は、清修派と双修派の丹法に大別される。「禁欲的」で一人で行う単修法が「清修派」で、中国の修行者のほとんどはこの丹法である。そして「房中術」を取り入れたのが、男女の二人で修行する「双修派」の丹法である。双修派の丹法は、その接触形態から二つに分かれる。男女が「肉体的」に交接することで気を循環させる「体交法」と、肉体の交接をせず「神(意識)」のみで行う「神交法」である。

「体交法」は、「肉体的」交接により気のやりとりを行い、気の循環を図る。気のやりとりの無いものは通常の性的行為であり、内丹法としての房中術ではないとされる。体交法は、交接により男女の「双方」で気のやりとりを行うが、効果を出すためには双方ともみだりに精を漏らしてはならないとする。他に、男女の片方が一方的に気を奪い取る「玉女採戦」があるが、奪われる側は体をひどく損ねるとされ問題視された。

「神交法」は、隔体神交法とも呼び、肉体での交わりはせずに離れた所から互いに「神(意識)」だけで気のやりとりを行う。要点は、男は衣をゆるめず、女は帯をとかず「男不寛衣、女不解帯」。神明のごとく敬い、父母のごとく愛せ「敬如神明、愛如父母」。つまり、厳粛実直の気持ちで、相手に対し父母に対するがごとく淫念を持たず愛し、相手から離れて静かに向かい合って意識で気を交わらせる、とされ体交法よりも効果が高いという。
(以下略)
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生命延長の秘密、房中術 【ソコンジャTV】
配信元)

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ポリネシアン・セックス
ポリネシアン・セックス(PolynesianSex)とは、ポリネシア地方で伝承されてきた性行為の方法である。

概要
射精よりも精神的な交わりを重視し、通常は数秒しか持続しない男性オーガズムが長時間持続する。ポリネシアン・セックスには様々な方法がある。
  • 性行為は5日に1回程度とし、残りの4日は性器を刺激しない愛撫だけに留めて気分を高める。
  • 前戯に最低1時間かけ、また陰茎への挿入後30分はピストン運動を行わず、抱擁や愛撫に留める。(ただし、男性勃起力が無くなりそうなとき、女性に性感が無くなるときは動きが必要)
  • 個体差があるが、オーガズムの快感の波が次々と押し寄せてくるのが続くという。
  • オーガズム後も、性器を結合させたまま抱き合う。
  • セックス前に食事を多くは摂らない。
  • ゆっくり行為に集中できる日の午前中がよい。
  • 固定電話機の受話器を外す、携帯電話機の電源を切るなど、行為に集中できる環境を作る。
  • 最適体位は、互いの骨盤をつけるものとなる。
    • 女が仰向けになり、男は右をベッドにつけ、半身を起こす。
    • 男の左脚を女の両脚の間に挟み、女の右足は男の腰の左に乗せて、互いの脚を絡ませる。
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【ポリネシアンセックス】体験しないと損!?常識を超えると噂のポリネシアンセックスの方法/LCラブコスメ
配信元)

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