まみむのメモ(38)〈畑の出来事(後編)〉


畑でイノシシに出会って、一瞬パニクった!!
でも、嬉しかったぁ〜!!ウリ坊可愛かったし、母イノシシの鼻と接触できた〜!!
地球に生きているってそういうことなんだなぁとしみじみ感じます。
庭を普通に歩けば、カエルが踏まれそうになりながら、次々に跳ねて逃げていく。
バッタもいれば、トンボもいて、毎日狸やカラスにご飯をあげているし、
布団に入ってくる猫の気持ちいい存在感!!
人間だけの世界ではないんだと当たり前のことに、どうして気がつかなかったんだろう?
人間社会のいざこざに振り回されるのではなくて、こんなにたくさんの生き物仲間がいる地球に生きている幸せ!!
ありがとう母なる地球!!
(まみむ)
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まみむのメモ(38)〈畑の出来事(後編)〉



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むぅ

奇跡のリンゴの木村秋則さんのお話を聞いて、昨今の異常気象の原因の一つにはあまり知られていない身近な問題があるのではないかと思いました。それは、使われた化学肥料の半分は蒸散して空気中に放出されているということです(23:00)。


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まぁ

アメリカの大気圏局が肥料、農薬、除草剤、土壌改良剤の使用を止めないと、地球温暖化は止められないと発表したんだね(24:00)。
環境破壊だけでなく、昨今の異常気象の原因に、肥料、農薬、除草剤、土壌改良剤が影響しているということなんだ。



木村さんの自然栽培講演

○お米・キュウリの腐敗試験(11:58)
自然栽培は半年経っても変わらない、キュウリは漬物になった。
有機栽培JAS法認定は2週間で黒く腐り始め、キュウリはドロドロに腐った。
一般栽培は米は2週間で黒く腐った。
キュウリはスーパーの要望で1年無農薬・無肥料・無除草剤で育てられていたので、かなり形が残った。

世界の農薬の使用量の比較(17:00)日本がダントツで1番多い。
○世界のお米を生産するのに使われる除草剤使用量(19:23)日本がこれもまた世界で1番飛び抜けて量が多い。

○田んぼの代かき(33:00)よく乾燥した土を荒く耕す、丁寧な代かきをしないで荒くゴロゴロの代かきをする方が稲が喜ぶ。これまでやってきたことの逆。
○代かきの違いによる雑草発生の比較(42:52)丁寧な代かきと粗末な代かき=粗末な荒い代かきの方は1本も草が生えていない。

○田んぼの実例(36:36)田植え後、初期には一般栽培(肥料、農薬、除草剤使用)が良く育っているが根は小さい。自然栽培(何も入れていない)は初期生育は良くないが、地下部・根の充実を優先しているので、3倍くらい根が張っている。
途中からは(43:52)一般栽培は稲熱病の対策に追われた。自然栽培は一般栽培と遜色のない生育で、いもち病も発生しない。

田んぼや畑に施した肥料はどこへ?(23:02)作物=10〜15% 雑草=10〜15% 土=20〜30% ガス化・大気へ=40〜50%
アメリカ大気圏局がこのまま肥料、農薬、除草剤を使い続けていくことは、地球の破壊につながると発表。(24:00)国際的に肥料、農薬、除草剤、土壌改良資材を使わない栽培を続けない限りこの地球温暖化は止まらないと発表した。

○たんぽぽの生育の違い(26:30)農薬を使うところに虫がいて、使わないところにはいない。一般栽培の肥料がいっぱいの畑では小さく、自然栽培の畑では大きい。
○オオバコの大きさ(27:53)柔らかい土=大きく育つ。硬い土=小さい。草が肥料じゃないよといっている。

○畑の場合は50センチ穴を掘って10センチ毎の温度を測る(45:30)山の土、地表と50センチ底の温度の違いは1度あるかないか。
ドイツ、オーガニックとして世界の中心、環境にやさしい農業、80年農薬、除草剤、堆肥を使わない畑のジャガイモはピンポン玉くらいの小さな芋(46:30)巨大なトラクターで15センチの穴に植える。木村さんが同じ畑で、深さ10センチに植えたら、倍の大きさのジャガイモができた。畑の深い場所は温度が低く、植物も低い温度を嫌う。
○一般農地(畑)の土の中=農機具重量、肥料、農薬、土壌改良資材等で硬盤層がつくられる(51:10)硬い層を壊す(田んぼではしてはいけない、ザル田になる)。(52:50)硬い層の下には一杯養分がある。
○硬い層を壊すには何を使うか(53:30)岩手県遠野市のリンゴ畑の事例:麦の根を利用して硬盤層を壊す。まめ科の植物利用し空気中の養分固定、カラスノエンドウを植えた。
○木村さんのリンゴ畑(54:50)リンゴの葉っぱの穴はリンゴの木が病気になった部分を自ら落とした穴だった。リンゴの木が自分で病気を治して実らす努力をしている。
てんとう虫はアブラムシをほとんど食べない(56:20)アブラムシを食べていたのは、ハエ、アブの幼虫。小学校の教科書がまちがっている。

木村さんの畑(58:25)麦:硬い層を壊すとともに肥料農薬を吸ってくれる。
トマトの間に大豆を植え、虫、病気全くない。トマトを横に寝かせて植えると10メートル伸びる。
トウモロコシの間に大豆を植える、アブラムシがこない。
トウモロコシのヒゲのところに真っ黒にアブラムシがつくのは、肥料を与え過ぎた結果。

○未熟堆肥が生み出す硝酸性窒素の危険性。(1:00:30)病気の主たる原因。
○牛舎に敷かれているのは?(1:01:10)(株)ラボジェネタの取り組み:牛のウンチを牛舎に敷いている。ハエがいない。側に行っても臭くない。食べ物を変えるとこんなに変わる。1年貯めてみたら35センチ溜まった。これでもまだ完熟堆肥ではない。さらに3年切返ししながら置くと硝酸体窒素がない完熟堆肥になる。
○20年くらい前にアメリカ・ヨーロッパで1歳くらいの赤ちゃんが、離乳食に含まれる硝酸体窒素で次々に死んだ。(1:03:45)


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まぁ

田んぼの田起こしについて、木村さんが荒く代かきした方が、従来の丁寧な代かきよりも良くできることをはなされている。
島の自然農さんが今年田んぼを借りて田植えをされていて、半分はまったく耕さず、もう半分は耕して比較されている。
そこで、耕してない方が草が生えず、耕した方にはコナギがたくさん生えたそうなんだ。

お米の出来も耕していない方が、やや出来がいいようなんだ。

【自然農】穂が出た 日曜だけの米作り 2021年9月5日【natural farming】

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むぅ

ところで、野草のシロザアカザモロヘイヤに似ていて、味はあくのないほうれん草みたいで、夏の野の菜認定して、畑に普通に育てても良い感じですね。汁の実、お浸しなんでも使えて重宝しています。


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みぃ

今年ほどスイカを食べたことないね。塩をかけていただくととても美味しいよ。種も食べられる。万◯酵素の会社がある因島のスイカが美味しかったよ。


今年最後のスイカ


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まぁ

肥料食いのスイカに酵素肥料を使ってあるのかな?
スイカにはトマトに負けないくらいのリコピンとシトルリン、ビタミンCなどが豊富に含まれているそうだ。(YouTube

特に皮の部分に2倍くらい含まれているシトルリンはスーパーアミノ酸といわれ、血流改善などの効能が高い。外皮の硬い部分を除いた内皮に塩をまぶしただけの漬物も美味しいよ。


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みぃ

それから、わたしの目と神経にいいということで、赤紫蘇のジュースもたくさんいただいているよ。


赤紫蘇


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まぁ

赤紫蘇の葉っぱを洗って煮出して濾して、梅のはちみつ漬けエキスときび糖(黒砂糖)を加えたジュースが美味しかった。梅のクエン酸で綺麗な色に発色して酸味も加わって美味しい。

ドクダミ草に水を加えてミキサーにかけ、濾さずに黒砂糖を加えたジュースも紫蘇ジュースもだけど、常温に置いておくと発酵してシュワッとしてさらに美味しくなる。多分松の青汁も甘味を加えれば、シュワッとしてくるはずだよ。さらにそのまま置いておくと、酸っぱくなって酢になるよ。


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みぃ

便秘気味の時、ドクダミの葉と水をミキサーにかけ、そのまま塩を入れて薄味をつけたジュースが良いと神様に教えてもらったよ。


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むぅ

この頃、大豆や小豆などの種を乾燥したものを瓶に種類ごとに分けて入れたりしていると、なんだか楽しくて時間を忘れます。

お米を研いでいると、一粒か何粒か毎回のようにこぼれるのを見て、ふと同じように見える米粒にも個性があるんだねと思いました。

大豆やお米も種をいただきますが、種の持っているエネルギーはすばらしいのかなと思います。種を触っているだけで、楽しい今日この頃です。


大豆


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まぁ

卵も種と同じでエネルギーが高いんだね。最近は卵を頂くから、卵の殻を育苗ポットの代わりに使ってる。インターネットで教えてもらった。みんな色々な工夫してるね。

卵の殻で育てれば、殻ごとそのまま苗が植えられて、植え替えのダメージがなくて殻が養分にもなる。だからこの頃は、卵の割り方に気をつけて端っこを割って、殻を大事にためておくんだ。今年の大豆やキュウリなども卵の殻で育苗して植えたよ。


卵の殻の育苗


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まぁ

卵の殻に土を入れて、底を石などに打ち付けてヒビを入れておくんだ。春先の気温が低い内は、卵ケースの底に穴を開けて、それに入れて室内で育苗したけど、暖かくなったら、地面の上に置いて育苗した方が水やりの管理がしやすかった。ポット苗より苗が育っていなくても畑に植えられるよ。植えるときには卵の殻をクシャッともう少しヒビ割って植えるよ。
9月は葉物野菜、根菜など種撒きする野菜が多いから、溜まった殻が使えそうだよ!!


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むぅ

そういえば、先日の強風の時、柿の実が激しく揺れていて、柿と梨の実が落ちてしまうかもと思った時に、思わず母なる神様に落ちないようにお願いして、ガヤトリー・マントラを唱えました。お陰で無事でした。母なる神様ありがとうございます。


柿の実

梨の実


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みぃ

この頃、氏神様や至高4柱の女神様のお宮によくお参りしているよ。


氏神様の境内

ガヤトリー女神様の御山


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まぁ

最近やっとネガティブな存在にも親しい人や自分と同じように「清らかな愛に満ち満ちており」と祈ることができるようになった。嫌悪、怒り、恐怖など抱いてしまう存在に対しても「清らかな愛に満ち満ちており」と祈り、安らかに悪が消えればいいと思うようになった。そうすると自分の気持ちも楽になる。

猫の餌を皿ごと袋にいれておくと中にゴキブリが入っているから、入口をさっと閉じてつかまえて、溝に流す時や猫のノミや蚊にも「清らかな愛に満ち満ちており」と祈ってる。


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むぅ

竹下先生がおっしゃっていましたね。悪魔は愛によってやけどをすると・・・。
愛の祈りでまず自分の中のネガティブが消えると、世界も良くなるのかもしれませんね。


紫苑の花にハナムグリ

豆の花


挿絵:あい∞ん、写真:まみむ

Writer

まみむ

以前「地球の鼓動・野草便り」を書かせていただき、現在「食べられる野草図鑑」連載中です。
まぁは、普通のことを普通に話しているだけなのですが、普通かどうかは基準が人それぞれですね。この頃、特に関心があるのは、これからの地球の自然と人間の関わり方。
みぃは、時々神様のお話や植物たちのお話をしてくれます。とにかくこれから良くなっていくことを信じて、ガヤトリー・マントラを日々唱えています。
むぅは、以前から知っていたのですが、最近やっと会いました。あまりおしゃべりではないけど、とってもピュアな感じ。神の存在に対する認識がこの頃できてきて、自分の良心にしたがって生きることの大切さを感じています。


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